174話 オートマタ狩り13
マッテオはキルに担がれる。この不利な状況でキルは逃げようと考えるが敵の二人が逃すわけがない。対策に戸惑っているとマッテオが小声でキルにエルフの能力を教える。
マッテオ「あのオートマタの能力は……」
キル「何!? ……なら」
能力解析ならロバートが能力を使いこなしていることにも納得できた。
キル(俺の能力がバレたなら能力による攻撃は効かないと考えた方がいいか。)
キルは爆弾と複数の発煙弾を取り出しながら拳銃を乱射していく。ロバートは爆弾と銃弾を簡単に防ぐが発煙弾は防げない。エルフはキルのその攻撃の狙いを理解しロバートに指示を出す。
エルフ「ロバート、奴らは逃げるつもりだ!」
ロバートはすぐに能力を使って逃げ道を瓦礫で崩して塞いでいこうとする。しかし、この一瞬で糸で崩れにくくなっていた。
ロバート「これでは逃げられる!」
エルフ「この一瞬でやりやがったのか!」
エルフ(いや、待て。ロバートの能力にも限界がある。煙の中は能力の支配は及ばない……まさか!?)
キルの真意を察してエルフは煙に銃口を向けるがもう遅い。エルフより先にキルが引き金を引いていた。その銃弾はエルフの拳銃を吹き飛ばしてキルは瞬時にロバートに接近し銃口を突きつける。
キル「この距離なら能力を使用させる暇を与えん。投降しろ!」
ロバート「くっ!」
ロバートが負けたことで他の仲間も投降していく。エルフも最初は大人しくしていたがロバートたちが連行される頃には姿を消していた。




