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170話 オートマタ狩り9
マッテオたちはロバートが割ったガラスの破片を避けるために一度建物から下がり警戒する。彼らからすれば能力による攻撃なのかそれ以外なのか分からない。もし前者ならかなり厄介な能力者がいるということ。だからといって民衆に危害を加える者たちを野放しにはできない。
キル「マッテオさん、俺が中の様子を探り通信機で連絡する。」
マッテオ「分かりました。気をつけてください。内部に協力者がいるとはいえ金で雇っただけです。裏切るかもしれません。」
マッテオは潜入を彼に任せて建物の周囲に糸を張っていく。再度ガラスによる攻撃や増援などを防ぐ目的もあった。
マッテオ(相手がただの暴徒と思っていたら負けるかもしれません。捕獲できなければ最悪……)
今回の部隊には元々からの政府軍とキル、数人の奴隷解放軍の者しかいない。奴隷解放団なら相手の殺害は極力避けるだろうがキルたちなら問題ないとも思っていた。
キルは音を消しながら建物に入っていく。音で周囲を探っても機械音などもなく罠が無さそうに感じる。
キル(敵はまだ遠いか。)
思考した一瞬に彼の真下の床が崩落する。咄嗟に体勢をとり床下に着地する。それほど高さから落ちていないため上がれるが自然に崩れたとは考えられない。
キル(この建物を支配しているのか!?)




