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92話 共和国の闇に紛れて5
レイ(囲まれているのが本当なら俺たちも長くは持たない。戦えば突破できるか……テントなどはあるが平地で警察相手に勝てる可能性は低すぎる。)
追い込まれているのは分かっていても今のレイには策が思い付かない。そんな彼を見てエムが質問してくる。
エム「私はどうすればいいですか?」
一応エムからすれば警察のところが帰る場所なのかもしれない。オートマタだといえば無事に保護されてまた軍で運用されるだろう。しかし、そういう意味で聞いたのか別の意味なのかはレイには分からなかった。
レイ「私に聞かれても……」
打つ手がないと思ったがエムの言葉で閃く。
レイ「いや、エムありがとう。策が思い付いた。」
彼は周辺にいるホームレス全員に呼び掛け中心に集まるように指示を出す。どこに逃げても囲まれているなら一ヶ所に集まるのがいいと考えた。
レイ「死にたくない奴は私に従ってくれ!」
おじさん「何をするつもりだ!?」
レイ「生き残るために戦う。浅ましく卑劣だろうと構わない。何だってやってやる!」
警察がやっていることはかつてレイがやったことと同じこと。責める資格など全くないが大人しく殺られるつもりもない。立場が変われば思惑も変わる。




