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World Creation Online  作者: Wiz Craft
33/77

 ◎Playing 0/2/10 : 『VS マンドラパーティー』 God:Gantz

 創世暦元年 2月10日

  サイト:Personal View アバター:Gantz

  惑星:Parallel World


 どうも、はじめまして。ガンツです。

 ゆるい挨拶から始まりましたが、今俺たちがどこに来ているかというと惑星パラレルの孤島にある森の中へ来ています。昼間は結構木漏れ日とか綺麗なんですが、あいにく今日は夜間のパーティー戦闘と興じますので辺りは真っ暗です。

 傍らに友人三名が俺の実況をニヤニヤと見つめているわけですが。

 え、何これ。喋らなくてもログに反映されるの? え、マジ?

 ほんとだ。マジだ。だけど喋んないとさ。お前等が進行わかんなくなるだろ。だからやっぱ喋るわ。そっちの方が流れ分かり易いから。

 うん。そうそう。うん? いや違うってこれパーソナルビューだからお前等の会話は反映されないよ。

 今更ワールド・ビューにすりゃ良かったのにとか言っても始まんねぇだろ。じゃあ最初からやり直すか?

 確かにパーティー戦闘だったらワールドビューの方が良かったか。だけど今日はこれで断行するから。文句は言わせない。お前等が喋ると会話がマニアックになるからむしろ消えてた方が都合いいんだよ。

 ああ、ごちゃごちゃうるせーな。黙ってろよ(苦笑)

 見ろよ、お前等うるせーからログに苦笑とか出たぞ。


 というわけで、話を進めたいと思いますが今日はパーティープレイを皆さんにお届けしようと思う訳です。

 一応、メンバーを紹介すると左から順にってもわかんないんだよな。

 一人目がサブで二人目がユウト、三人目が長谷川です。

 今長谷川が何で俺だけ苗字なんだよ、っていきりたかってます。お前に名前なんて必要ないんだよ。苗字で充分だ。進行が遅れるから騒ぐな。 

 まずは俺らのステータスですが全員Lv1で全身ブロンズ装備と。ブロンズ装備のトータルコーディネイトの効果で体力がHP18になってます。武器については四人揃いも揃ってブロンズボウでこれはD値+5の弓ですね。これにアビリティで物攻+1を全員付けてます。マンドラゴラの物理防御が14なんでまともに攻撃すると2のダメージが基準値になります。


 森の中には系六匹のマンドラゴラを密集させて配置してありますがこいつらはリンクするので一匹に仕掛ければ連中が徒党を組んで襲い掛かってくることになります。元々こいつらはアクティブなモンスターなんでね。見つかっても同じです。


 さて説明が長くなってもあれなんで、早速狩りを。

 ん、戦術? 説明した方がいいって。んなもん狩ってりゃ伝わるだろ。

 大体お前等戦術なんて組んでないだろ。手当たり次第に見つけたら撃つって言ってたじゃねぇか。


 なんかガーガーまた騒ぎ出しましたが長くなりそうなんで無視します。

 おら、お前等やるぞ。話聞いてんのか。

 死んでもしらねぇからな。それじゃ、パーティー開始っと。


 やべっ、早速光ってるな。

 連中が青白く光ってるのは魔法詠唱のサインですね。高い魔法攻撃力で有名らしいですが一撃くらうと7ぐらいかな。ブロンズのトータルコーディネイトで強化してる今でも半分ぐらい削られますね。

 なので絶対にこれは食らえないっと。

 ウォータースフィアは発動に三秒の詠唱時間が掛かるので見てからでも反応は充分に間に合います。魔法の射出された速度もそんなに速いもんじゃないですね。

 弓なりの弧を描いた放物線軌道なんで、これを華麗にかわして。

 まだ光ってる奴いるな。ちょっと、これどうしようかな。ターゲットを集中させるか、分散させるか。

 面倒くせぇからプロボーク使うか。

 サブ、ユウト。俺ターゲットとるからお前等裏回って攻撃して。ビハインド判定とった方が楽そうだ。

 長谷川はここ残れ。俺と一緒にターゲット引き付ける。

 なにお前、プロボーク持ってねぇの? 使えねぇ。じゃ、それでもいいから残れよ。俺一人じゃちょっと六匹全員のターゲット背負うのきついからさ。


 サブとユウトが既に裏回ったんで、ここでプロボーク発動と。

 マンドラゴラが馬鹿みたいに一斉に光り出しましたね。同時に詠唱始めたら射出するタイミングも一緒なんで対策も取りやすいのでこっちは助かる訳ですが、一匹だけイレギュラーなタイミングで光りだした奴が居ますね。時間差は結構危険なんだよな。

 避けてもいいんですが、そうだな。まずは一発目の一斉射撃をかわして……!

 次の二撃目、ここで長谷川を使います。

 轟音と共にウォータースフィアの直撃をくらった長谷川が今沈みましたが辛うじて生きてます。

 こんな奴でも盾にはなる。だから残しておいたんですが。


 この隙に裏へ回ったサブ達がビハインドアタックを始めました。

 あいつら射撃の腕は天才的なんであっという間ですね。

 みるみるうちにマンドラゴラの数が減っていきます。


 これじゃ、俺の出る幕なしだな。

 ラスト一匹だけ、仕留めるか。


 じゃ、ラピッドショットを発動して。

 これで終りっと。 


 ちなみにラピッドショットっていうのは弓固有のWAで射撃速度が二倍になります。ダメージは変わりません。

 まぁ、特に見所もない平凡なパーティープレイとなりましたが、お疲れ様でした。

 また機会があったらログを上げたいと思うので見てやって下さい。それじゃまた。

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