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違う世界にきたのはいいが規制がかかって自由に技が使えない!  作者: Fantome
16章 第6世界 精霊の桃源郷 OCEANUS Nymph
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膨大な精霊術・ボムボム

「あなた精霊を舐めているのですか?」


「舐めてるわけじゃないよ。俺は単に勝てる見込みがないと言わないからな。だからここではハッキリ言わせてもらう俺はここで勝ってさっさっと朝飯を食べさせてもらうぞ。」


あ、主様それはいくならんでも自身過剰すぎるよ!ガヴでもあのお姉ちゃんの打開策なんて分からないのに。


「ガヴリエルおまえ天使の器なのに何で分からないんだよ。そもそもアイツは大精霊相手に自分の力は通用しないタイプだと思う。パターン化で攻撃によるダメージが変わるっていうならそれはあくまで時間稼ぎや退ける為の力耐久性の力だな。」


うん?じゃあどうやってあのお姉ちゃんを倒すの?


「こうするんだよ!」


あ、主様!


自らをていして私に突っ込んでくる。血迷りましたかあんなけの啖呵を切ったくせに自滅しにくるなど愚かな事を


一夜剣でウリエルの使いの懐に入り込み素早い斬撃を繰り返す。


シュシュ

ザンザン!

カンカン!


だがその斬撃を見事に受け流されダメージは愚か自分に跳ね返っていき僅かな傷を負っていく。


シュ!

シュ!


主様それ以上続けたら身体中に傷を負っちゃうよ!今すぐ攻撃をやめて!


「駄目だ!攻撃をやめたらその瞬間俺の目論みが上手くいかなくなるそうなってしまったらコイツに足場を崩され自滅するのがおちだ。」


「何を考えているかは分かりませんがタイムオーバーです。」


ブン!

シュパ!


剣を交わされた!


「いや違う!後か!」


「遅いです。」


ザザザザザザザザ!


「くっ!」


ウリエルの使いが一夜の背後に回った瞬間無数の黒い槍の乱れ打ちが一夜に身体全体を通り抜け傷を負う。


ズサーー!


「ぎ、ギリギリセーフかな。」


アウトだよ!アウト!何考えてるの主様。何でガヴの言う事聞いてくれないの。


「何言ってんだこれで俺の目論みが達成できたんだ。ガヴリエルの助言を受けたとしても俺はここで引き下がったりはしないよ。」


何でそんな意固地になるのかガヴには分からないよ。


「何やら妙な事を考えていますがもうその必要はありませんよ私のリミットつまりボムボムがもう完成されましたので。」


ウリエルの使いは8つの光の球を手の平で回転させながら勝利の宣告をする。


「それはいったい…」


「コレが私のリミットが解除されたボムボムです。コレは攻撃された分つまりは回数によって溜まる極限の爆弾。コレをあなたに放てばどうなると思いますか?」


「まさか身体が破裂する程の威力だったりとかか?」


「残念それ以上の威力ですよ。空爆風を起こす程のダイナミック式です。さぁあなたはコレを受け止めますかそれとも一緒に破滅の道を辿っていきますかまさにみものですね!」


ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!


ウリエルの使いは8つの光の球ボムボムをバラバラに散らばせながら一夜に向けて放つ。


主様避けて!


「それはガヴリエルの役目だろ!でも何とかして避けるけど、でもその必要は無いな。」


え?


一夜は飛んでくる8つのボムボムを1つ1つ確認しながら頭の中でピンと何かが結びつく。


「よしいける。すぅ〜〜行くぞ!絶響刃!」


トン!

ビュン!

ザシュ!

ヒュン…


「何ですって!ボムボムが撃ち落とされた。」


まず一つ目そして次は


ザシュ!

ザシュ!

ザシュ!

ヒュン…

ヒュン…

ヒュン…


一夜は次から次へと精霊術で出されたボムボムを絶響刃を使って斬り落とし効果を打ち消していく。


「くっ!まさか私のボムボムがいえそれなら斬り落とされる前に瞬時に爆発を…」


いや待ってそんな事をすれば私もとろも被害を受けてしまう。インターエフェクトは相手の攻撃で効果が発揮されるけど自分自身にダメージを受けてしまったら意味がない。


ザシュ!

ザシュ!

ザシュ!

ヒュン…

ヒュン…

ヒュン…


「くっ!そんなの考えている場合か私はこうなったらナスがままに!吹っ飛びなさい!」


「絶響刃の技はそんな柔な技じゃないぞ。」


シュパン!

ヒュン…


嘘でしょ!爆発寸前手前で効果まで打ち消された。な、なんなのこいつ!


「終わりだ!」


「くっ!」


スン!


「…………え?」


カシャン


一夜は素早い猛攻の斬撃から一気にウリエルの使いの首元にまで剣を向けていたが寸止めで攻撃をやめ精霊剣を懐にしまう。


「何故斬り落とさなかったんですか?」


「絶響刃は相手に敵意が無いと技が発動しない仕様になっているんだ。斬り落とさせる直前を察知したお前はもう無理と判断したから攻撃がそこでストップされた。だから斬り落としたくても斬り落とせなかったんだって言えばいいんだが本音はそこまでする必要はないお互いの勝ち負けの勝負なんだこれは命まで取る必要はない。」


「ですがここで私がまたあなたに敵意を向けてしまえば話は変わるんじゃないんですか?」


「そんな事しなくても村長さんが止めに入るだろう。神の裁定だったけか?その力で俺達はできるところまでしか勝負試合ができない形になってるんだろ?それを知ってて言ってるんなら俺の事を買い被りすぎだぞ。」


「檻の裁判です。買い被りというような考え方の発言はしたつもりはおりませんが単なる事実確認をしただけです。にしても面白い技をお持ちなんですねこの世界では見ない技ですが独身術か何かで身についた技ですか?」


「ああ実はその技は…」


「おーい!もう終わったの?」


一夜がウリエルの使いが疑問に思う技について聞こうとした途端一夜達に方へゆっくりと歩いてくる葵と千夜の姿をみかける。


「ん?なんなんだろこれ?」


「結界みたいですね。どうやら一夜さんとあちらの精霊さんとの勝負を阻まないようにする為のものらしいですが私達じゃどうしようも無さそうですね。時間が来るまで待つしか…」


パシン!


ピシ!ピシ!

パリン!


「この程度の結界なら私の剣術でどうとでもなるみたいな力だったわね。案外脆いのねこの結界。」


「あなたは本当に強引というか何と言いますか。」


「あ、ありえん!檻の裁判をこうもあっさり破られてしまうなど本当に何者なんだあの放流娘は。」


「………まさか」


「あああの人が俺にさっきの剣技絶響刃を教えてくれた人だ。でも俺はまだ葵さんみたくあんな簡単に結界を破壊するほどの力はないけどな。」


いいえそれはどうでしょうか私のボムボムを簡単に無効化した技。この人ガヴリエル様と本当の神憑りをマスターしてしまったらもしかするとあのお方をも超えてしまうのでは?


「やだもう!また可愛い子じゃない!ねぇ抱きついてもいいかしら!」


「私に触れないでください人間如きが私のような狡猾な精霊に触れていいわけでは…」


ギューー!!


「な!?」


「ん〜〜やっぱり肌もモチモチしてて気持ちいいあなた相当いいシャンプーを使ってるわね。」


この人いつのまに私の後ろにこの人間只者じゃありません。


「葵さんそれは後にしてもらっていいですか?俺はまだその子……えーとまだ名前を聞いていなかったな。」


「そう、ですね。まだ名前を言っていませんでした。唐突な白熱試合だったのでそのまま流れてしまってしまいましたが私の名はフレイ、フレイ・レインフォールです。」


「精霊の名前なのかそれは?」


「精霊であろうが人間であろうが私の名前はそう言った概念は特にありません。母親が付けてくれた名前です。特に疑問も何も感じたつもりはありませんが何か気になることでも?」


「いやガヴリエルのいた神殿みたいな精霊達と同じように何かこうふんわりした名前なのかなっていやそんなのどうでもいいよなすまん。」


「何に対して謝っているかはわかりませんがまぁ気にしていませんので問題ありません。それで先程の勝負の件についての約束でしたね。約束通り言う事を聞いてあげます但しエッチな事以外はですけど。」


「俺を何だと思ってるんだ。男の人間を卑下にしすぎだろ。」


「一夜さん…」

「一夜君…」


「おいそんな目で俺をみるな。」


主様最低!精霊をそんな風にみるなんて!寧ろガヴの事をもっとそう言う目で見て欲しいのに!


「お子様は黙ってろ!頭の中で言われると俺の思考もおかしくなる。てか普通に神憑りを解除しないかガヴリエル。」


ヒュイン!


「ムーーー!」


一夜の言う通りにして神憑りを解いたガヴリエルは不貞腐れた顔を膨らませながら一夜を睨む。


「それで冗談はさておいて私に何を頼み事をするつもりですか?」


「冗談のタチが悪い!いやそれはもういいか。フレイ、ウリエルに俺達人間の事をしれっとで構わないから敵意が無い事を伝えてほしいんだ。いや説得して欲しいというのが本音だな。」


「どうしてそのような事をウリエル様はあなた達をサポートするように私はここへ派遣しにきました。それを何故説得等と?」


「大精霊自体俺はガヴリエル以外の奴を知らない。ウリエルの言葉を側から聞いてみるとどう考えても俺達人間を神殿に入れるという概念はないと見える。特に自分の神殿は特にな。」


この人中々言葉の筋を読み取るような心理性をお持ちな方のようですね。あながち間違ってはいませんが合っているとも言えませんね。しかし私にそれを頼むという事は…


「もしかして私をそちらに引きずろうしていませんか?残念ですけど私はウリエル様の使いの使者あなた達に加担するのは他の大精霊方様がいる場所に案内するだけそれ以外の事は不可能ですよ。」


「ああ知ってるさ。だからなんだよ。」


「は?どう言う意味ですか?」


「こちらには役に立つ通信の精霊様がいるそれを使ってこっちの人物と話の裏を合わせて上手く動いてくれればそれだけでいい後の事はそいつに聞けばフレイ自身も今の行動制限が少しはマシになると思う。」


「面白い考えですが実際言って不可能だと私は宣言しますよ。」


「ならこっちも宣言させてもらう。大精霊全員が助かる道をこっち側が鍵を握ってると言ったらどうだ?」


「………詳しく話しを聞きましょうか。」

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