新しい日常の始まり
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〜前回のあらすじ〜
ついに始まった魔法少女認定試験、麻穂はひたすらに試験を乗り越え最終試験までたどり着く。
最終試験の内容は試験部屋に解き放たれた一体の悪魔を倒すことだった。
属性マナの使い方を理解し無事に悪魔を初めて討伐すると、麻穂は力尽きて倒れてしまった……
子鳥のさえずりが聞こえると、麻穂は目を覚ます。
辺りを見渡すと、全く知らない白い綺麗な部屋の中、ベッドに麻穂は寝ていた。
麻穂は体を起こすと昨日のことを思い出す
麻穂(ああ……そういえば私……昨日悪魔を倒して……そのまま力尽きて……眠っちゃったんだ……試験は合格出来たのかな……?)
麻穂は、ふと友人である茜の事を気になりだす
麻穂(そういえば……茜ちゃんは……大丈夫かな?もし私と同じ……試験内容だったのだとしたら……茜ちゃんも……悪魔と戦ったのかな……?)
麻穂は少し不安になる。
麻穂(私は属性マナの使い方を理解して何とか勝てたけど……!もし茜ちゃんが属性マナの使い方を理解できなかったとしたら……??)
麻穂の顔は段々と青ざめる。
麻穂(茜ちゃんが心配だ……!早く茜ちゃんの元へ急がないと!!)
麻穂は立ち上がろうとした瞬間、ものすごいドタドタ走る音が迫って来るのを感じた。
走る音が止まった瞬間ドアをバーン!!と豪快に開けると同時に、茜が「麻穂ー!!!!!」と叫びながら、麻穂に飛びついてきた。
麻穂は、ホッと安心した表情をすると「茜ちゃん無事でよかった……」と茜に抱きしめながら言う。
茜は「それあたしのセリフだからー!!!ちょー心配したからね!!麻穂ー!!!」と涙を少しこぼしながら言う。
2人は落ち着くと、麻穂が倒れた後のことを茜が話し出す。
茜「麻穂が倒れた後、七海先輩が麻穂をこの部屋まで抱えて連れてきてくれたの」
麻穂「そうなんだ……七海さんに後でお礼と謝罪を言わないと……」
茜「で、ベッドに寝かしつけた後、あたしの試験が終わった時に麻穂が倒れたのを伝えに来てくれたんだ。
あたしはすぐに麻穂の元へ行こうとしたんだけど七海先輩に止められちゃって……へへ……」
麻穂「ふふ……心配してくれてありがとう茜ちゃん」
茜「あったりまえじゃーん!あたしには麻穂しかいないからねー!麻穂に何かあったら死ぬ〜!!」
茜は麻穂にじゃれつく、麻穂も満更でも無さそうに喜んだ。
麻穂は茜に試験の事を聞くと、茜は思い出したかのようにポケットから麻穂のアニマ・ギアを麻穂に手渡す。
茜「そうそう!!これ!返しとくね!!それとさ!画面開いてみなよ!いいものが映るよー!」
茜はニコニコしながら麻穂の顔を見つめる、麻穂は言うとうりにアニマ・ギアの画面を開いた。
茜「おっめでとー!!!魔法少女認定試験クリアだってさ!!魔法少女資格証明表映ってるでしょ!これで麻穂もあたしも正式に魔法少女だよ!」
麻穂は安心し息を吐く
麻穂「良かった……これで……私は犯罪者として生きていかなくていいんだね……」
茜は少し悲しそうな顔をする、が麻穂が突然茜に質問を問いかける。
麻穂「そういえば、茜ちゃんも最後の試験で悪魔を倒したの?」
茜「え?そーだけど?割と一瞬で倒すことできて悪魔退治って意外と簡単なんだな〜って思ったよね」
茜は余裕そうに笑顔で話していた
麻穂「えぇ!?流石茜ちゃんだなぁ……私は全然……属性マナの使い方を理解するまで……ずっと苦戦しっぱなしだったよ……茜ちゃんはすぐに理解出来たんだね」
茜「へ?属性マナ?あー、あたし風だっけ?あれがどうしたの?」
麻穂「え??茜ちゃん属性マナを使わずに悪魔を倒したの!?」
茜「え、うん、敵に突っ込んであたしの双剣でズバズバッと!!切り裂いたら普通にぶっ倒れたよ?」
麻穂「す、すごいね……茜ちゃん……やっぱり流石だよぉ……」
2人がそんな会話していると、部屋に茶髪の女子高校生が入ってくる。
どこかで見かけたような顔の人物だった、やがてその人物が声を発すると麻穂と茜は七海だと理解する。
七海「起きたようね、麻穂……まずは魔法少女認定試験合格おめでとう……これから私の下として一緒に戦っていくことになるけど……よろしくね」
七海は手を伸ばすと麻穂は握手を交わした。
麻穂は七海に「雰囲気変わりましたね……」と聞くと七海は「え?ああ……これ?会った時から魔法少女姿の私しか見てなかったからそう感じるのかしら?これが普段の姿よ、これからこっちの見た目を見る機会が多くなると思うから、貴女にとっての私の見た目も普通の女子高生としての私になるかもね」と、麻穂に言う。七海は続けて2人に告げる。
七海「そうそう、これから集会が始まるから2人とも集会場へ来なさい、そこで総司令官からの挨拶があるわ、忘れずに早めに来るのよ?」
そう2人に告げると七海は退出して行った。
麻穂と茜は集会場へ行く為に準備を始めた――
――準備が終え麻穂と茜が集会場へ向かっていると、ボサボサ頭の眼鏡をかけた女の子が叫びながらこちらへ猛ダッシュで突っ込んでくる。
ボサボサの少女「どいてどいてどいてどいてー!!!!遅れたらワイの魔法少女としての人生が終わるンゴぉぉおおおお!!!」
2人は咄嗟に避けると、ボサボサの少女はドアを突き破って集会場へ向かった。2人は苦笑いで困りながら集会場へ再び向かった――
――やがて2人が集会場へ着くと沢山の少女達がこの部屋にいた、中には七海の姿やさっき走っていたボサボサの少女の姿も見えた。
2人は辺りをキョロキョロ見回していると、とある姉妹に目がいった……双子の姉妹だった、片方の少女はツインテールもう片方はポニーテールだった、見た目的に歳は麻穂達と変わら無さそうだ。
ツインテールの少女「キャーー♡♡♡♡あたしの妹ちょーかわいいー!!!♡♡♡♡♡」
ツインテールの少女はポニーテールの少女に抱きつく
ポニーテールの少女「ふふ……わたし……おねえちゃん……だいすき……♡♡♡」
ツインテールの少女「キャー♡♡♡可愛すぎるぅ♡♡♡私も好き好き♡♡♡だいすき♡♡♡♡天使すぎるぅ♡♡♡♡」
ツインテールの少女はポニーテールの少女の頬に何回もキスをしていた。
この光景を見ていた麻穂と茜は若干引いていた。
茜「ええと……あの二人もきっと魔法少女なのよね?ここにいるってことは……」
麻穂「ちょっと……個性的な姉妹だったね……」
茜「個性的っていうか……だいぶやばい……危ない姉妹関係だったけど……」
2人が喋っていると、周りの少女達がざわつき出す
「そろそろ総司令官くるよ……!」「やば!!整列しないと……!」
そう声が聞こえると、麻穂達も整列を始める。
やがて、壇上に総司令官が現れると集会が始まった。
〜6話に続く〜




