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第81話


「んっ?扉が閉まってる?」


旅に出るからマーザさんに会ってから行こうと思って店に来たがいつも開いてる扉がはまってた。


近づいて、扉の取っ手を握ると


「あれ?開いてる、」



「マーザさん居ますか~」


『・・・』


無反応だった。


「中に入りますよ~」


と言って店の中に入った。


中に入ると、何時もと変わらない様子だがいつもマーザさんが座ってる椅子には誰も居なく奥が少しだけ明るくなってた。


「マーザさん居ないんですか~」


とカウンターから呼んでみると


「あぁ、すまぬユウキ」


奥からちょっと疲れ気味のマーザさんが出てきた。


「どうしたんですか、マーザさんなんか辛そうですけど・・」

「いやな、最近腰が痛くてのう、たしかにずっと椅子に座ってたのがいかんのじゃが・・」


と腰を摩りながら言った。


うーん、マーザさんに何時もお世話になってるしこんなに辛そうなマーザさんを見てるのも・・


「マーザさんちょっと待っててください」


と言って、店を出て誰かに見られないところに行った。


「【ポイントマスター】」


【ポイントマスター】を使い、〝痛み止め、湿布〟と打ち検索をした。


名前:腰痛に効く塗り薬

ポイント:15000P


名前:湿布48枚入り

ポイント:12000P


名前:湿布25枚

ポイント:7000P



うわぁ、どれも高いな、うーん余り今手持ちに無いし20枚入りの湿布を買うか


まずは、銀貨14枚を還元し、湿布25枚入りを購入した。



「マーザさん、これをどうぞ」

「んっ?何じゃこれは?」

「これは、僕の故郷の腰痛に効く物で、湿布と言い痛い所に1枚それを張ると効果が出る物です」

「そんな、良い物を貰ってもよいのか?」

「ええ、何時もマーザさんにはお世話になってますし、辛そうなマーザさんを見てるのは僕も心苦しいので」

「うぅ、ありがとうのう、ユウキこのお礼はちゃんと返すからの」


と言って、マーザさんは直ぐに湿布を張りたいと言い一旦奥に行った。



「それで、ユウキなぜ今日来たのじゃ?」

「えっと、ちょっと長旅に行くことになったので、マーザさんに挨拶にと思ってきました」

「長旅とは、何処に行くのじゃ?」

「えっと、たしか『グラージャノ』という町に」

「『グラージャノ』か、たしかにあそこ遠いの、怪我には注意するんじゃぞ」

「はい」


と言い、その後少しマーザさんと話をして家に帰った。



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