第41話
次の日、朝食を食べて宿の前で少し待っているとルドガーさんが来た。
「それじゃ、ユウキ、ディートリアまで護衛頼むぞ」
「はい」
「それと、また飯も頼んで良いか?」
「いいですよ、ちゃんと食材も補充してます」
「おお、それはありがたい、ちゃんとその分は報酬に上乗せしておくからの」
と言い、ルドガーさんの馬車の荷台に乗り、ルドガーさんの付き人の人達にも挨拶をして王都を出発した。
それから、ゴブリンやスライムなどの魔物も出てきたが、ユウキが直ぐに対処し、昼食は事前に調理を済ませておいた、サンドイッチをルドガーさん達に配った。それから順調に今日の野営地を目指した。
「よし、今日はここで野営するかの」
「はい分かりました、それじゃ僕は夕食の準備に入りますね」
「お待たせしました~、出来たのでどうぞ~」
「おっ、いい匂いじゃの~、今日の料理はなんじゃ?」
「今回はボア肉の煮汁、ウルフ肉の串です、それと飲み物は僕の故郷の飲み物のお茶です」
「このお茶と言う飲み物は少し苦味があるが美味しいの」
「お口にあって、良かったです」
ルドガーさんがお茶を飲んだ後、付き人の人達もお茶を飲んで美味しそうに飲んでくれた、お茶っ葉買っておいて良かった。
それから、また見張りの順番を決めてそれぞれテントに入っていった。




