第131話【パンプロの対策】
TIPS【パンプロ・ブラザーズの兄、ブラは主に筋力増強系の魔法が得意である】
パンプロ・ブラザーズの兄、パンプロ・ブラは大いに悩んでいた。
自分達パンプロ・ブラザーズは二人一組で実力を発揮する。
にも拘わらず、ドアの後ろでアキラが待ち伏せている。
この状況は極めて不味い事態である。
このままでは自分達が各個撃破されてしまう。
「・・・試験官、一つ良いか?」
パンプロ兄は試験官に質問をした。
「何でしょうか?」
「俺の次の俺の弟と一緒に入ると言うのは駄目か?」
「駄目ですね」
「そうか・・・ならドアを打っ壊すのはアリか?」
「それは大丈夫です」
「そうか・・・」
「それではそろそろ時間です、どうぞ中に」
「分かった」
パンプロ兄は呪文を唱えて拳を強く握りしめた。
「筋力強化系の魔法だな」
「ここで裏で待っているアキラ毎ドアを撃ち抜くつもりか」
「なるほどな・・・」
「うおおおおおおおおおおお!!」
パンプロ兄はドアを思い切り殴りつけた!!
そしてドアの後ろに有った感触に戦慄した!!
「こ、この感触は!?」
「いたーい」
そこに居たのは通路を防ぐ程巨大なグレーターでぶ妖精だった!!
「・・・くっ、二度も同じ不意打ちは使えないと判断して出入口を塞いだか!!
えぇい!!こんな物ぉ!!」
「にょおおおおおおおおおおおおお!!!」
グレーターでぶ妖精を引っ張りだそうとするパンプロ兄。
伸びて中々取り出すのに手間取ってしまった。
「はぁはぁ・・・じゃあ改めて中に入るぞ」
「どうぞ、お気を付けて」
中に入るパンプロ兄、しかし動かず、ドア、だった物の前で待っている。
「如何しました?」
「弟を待って居るんだよ」
その宣言の通り、弟の順番になると弟を連れてダンジョンの中に入って行った。
「・・・しかしこれでは罠等が設置出来ませんなぁ」
カッテージがごちる。
「まぁ罠なんて無くても大丈夫でしょう、では私の順番ですので
お先に失礼しますわ」
ヘンリアッタの順番が来たので中に入って行った。
「相変わらず可愛げの無い女だ・・・まるで時間の経ったチーズの様だな
固くて仕方が無い」
「あんまり上手くない仮令だな」
「カビたチーズの様に?」
「しつこいぞ」
「チーズの様に?」
「・・・・・」
ウザったらしいチーズ推しが終わる頃に
カッテージの順番が訪れてカッテージも中に入る。
「次は俺の順番か・・・」
ヴェンデスに緊張が走る。
TIPS【パンプロ・ブラザーズの弟、ラザーは主に補助系の魔法が得意である】




