第118話【決戦】
TIPS【でぶ妖精八十八か所その18、でぶ迎賓館
でぶ妖精がお客さんをもてなす為の迎賓館
滅多に使われずキャストのでぶ妖精もぐーたらしている
やる時はやる連中だが滅多にやらない】
破魔の刃のメンバー達はほぼ壊滅状態になった。
最早おでぶポリスを制圧するだけの人数は居ない。
破魔の刃に捕まったでぶ妖精達も自力で逃げ出す者が現れる位である。
「終わった、な」
ヴェンデスはでぶ妖精が溢れる街並みを見ながら呟いた。
「ぷんすか!!確かにでぶ妖精は解放されたけど
まだまだあいつ等残っているから何とかしてー!!」
「そうだな・・・」
「行きますかヴェンデスさん」
「ああ!!」
ハック達三人は立ち上がり外に出た。
一方ショコラ達は憔悴し切っていた。
「・・・・・このままタダ帰っただけでは面目が立たん
しかしでぶ妖精を捕まえ続ける事は不可能・・・ならばやる事は一つだ」
「如何するつもりですか?」
「邪魔して来た連中の首を取る・・・」
「如何やって?我々は武装は持ってきていませんが・・・」
「・・・何か代わりになる物は無いのか!?」
「うーん、でぶ妖精達が使っていた麺棒なら有りますが・・・」
「麺棒・・・?ちょっと貸して見ろ」
ショコラは部下から麺棒を借りて降り始めた。
「これじゃないな・・・せめてもっと細長い物が良い
包丁とかはないのか?」
「ピーラーは有りました」
「・・・何でピーラーだけ有るんだよ、麺棒有るなら麺を切る為の包丁もあるだろ」
「それは機械でやるみたいですね」
「機械って何でこうハイテクなんだ・・・」
「あ、これなんか良いんじゃないんですか?」
「何だ?」
「牛蒡です」
「牛蒡・・・?」
牛蒡を受け取って振り回すショコラ。
「・・・麺棒よりは良いな・・・」
「では牛蒡で行きますか?」
「あぁ【剣神騎】ショコラの本気を見せてやる」
その場の空気が一気に引き締まる。
「ボス・・・本気なのか!?」
「この空気・・・・・間違い無く本気だ!!」
「だが・・・勝てるのか!?」
「勝てる勝てないじゃない、やるだけだ、行くぞ、お前達」
ショコラは部下を引き連れて外に出た。
「SLKFー」
「!!」
ショコラが建物の外に出るとSLKFが現れた。
「くっ、こいつに撫でられたらおしまいだ!!逃げるぞ!!」
駆け出すショコラ達、部下の一人がSLKFに捕まってしまったが何とか脱出に成功した。
「くっ・・・奴等は一体何処に・・・?あ、あれは!!」
でぶ妖精達を掻き分けて大きいでぶ妖精が三体現れた。
あれは間違い無くハック達の変装である。
TIPS【でぶ妖精八十八か所その19、でぶの湯
温泉があらゆる所から溢れている秘湯
物凄い熱い為、常人は入っていられない
熱い湯が好きなでぶ妖精達が集まる】




