第111話【でぶ妖精を運ぶ者達】
TIPS【でぶ妖精八十八か所その5、でぶの滝
鯉の様なでぶ妖精が昇る事で龍の様なでぶ妖精になれるという噂が有る
滝全体を使った流しそうめんが美味】
おでぶポリスにやって来た謎の団体を探すべく行動を開始した一行。
「俺の探知魔法によるとこの建物に居るな・・・」
「良し、突入しましょう」
「ああ!!」
建物の中に入る三人。
勢い良くドアを開ける。
「うわっ!!」
中に居た人間は持っていた籠を落とす。
その中には数ミリ単位の小さなでぶ妖精が大量に入っていた。
「ちょ、おま・・・集めるの大変だったんだからな!!」
杖を突きつけるヴェンデス。
「やられるか話すか、何方が良い?」
「話します、何でも」
「素直で宜しい、まずお前達は何者だ?」
「【破魔の刃】です」
「「「!?」」」
ハック達の目の色が変わった、何故あのテロリストがこんな場所に居るのか・・・
何か恐ろしい計画をしているのではないかと言う不安に駆られる。
「こんな所で何をしている!?」
「でぶ妖精を集めています」
「何でそんな事を!?」
「いや・・・知らないッス・・・何かでぶ妖精が今後の活動の邪魔になるとかで・・・」
「でぶ妖精が今後の邪魔・・・一体何をするつもりなんだ・・・
お前達のボスは何処に居る?」
「何か長い建物に居るッス」
「良し分かった」
ヴェンデスは魔法で昏倒させて縛り上げた。
「助かったにょー」
「ありがとにょー」
「御礼にバターをあげるにょー」
ハックはバターを手に入れた。
「・・・いやバターだけ渡されても困るがな」
「揚げて食べると美味しいにょー」
「・・・バターを揚げる?意味が分からんな・・・」
「フライドバターって奴だな・・・喰いたいとは思わんが・・・」
ハック達はでぶ妖精に別れを告げて長い建物を探した。
「長い建物か・・・結構あるな」
でぶ妖精型の建物は有るがビルの様に長い建物は数が少ないがそれなりに多い。
そもそも地平線まででぶ妖精の様な建物が並んでいるのがおでぶポリスである。
遠い場所にも長い建物は存在する。
「如何する?手分けします?」
ハックが提案する。
「いや、ここは三人で行った方が良いだろう、敵が【破魔の刃】なら
何をするか分からないし」
「そうね」
ヴェンデスとポートは反対した。
「うーん・・・前に【破魔の刃】と対峙した事有りましたが
馬鹿でしたよ?」
「今回の連中も馬鹿とは限らない、100人は確実に居るんだ、気を抜くな」
「そうですね・・・行きましょうか」
TIPS【でぶ妖精八十八か所その6、地下でぶ妖精都市
地下に広がるでぶ妖精の街である、人口密度が高くでぶ妖精がぎっしり住んでいる
その為、観光客が入るスペースが無いのであまり人気が無い】




