セアエル(Seael)
セアエルについての説明です。
魂だけの種族であり、実体を持たない。精霊として信仰の対象となっている地域もある。厳密な寿命は存在しないが、魂の浄化と呼ばれる『死』があり、3000年周期で無垢な魂の集合に還り、自我を全て失って、またそこから『生まれ落ちてくる』種族である。
個人が持つ魔力がとても大きく、さらに他のセアエルと魂を繋げることで魔力を集約することもできるために、他の種族では再現できない強力な魔法を奏でることができる。
水や風、花びらのようなもので擬似的な体を作ることもでき、その姿が人魚伝説を生み出したのだとも言われている。さらに生物が陸上に進出して間もない頃、魂だけの存在であるセアエルは肉体というものが理解出来ず、肉体を持ったものを水中(彼らにとってはエリュシオンの海に近く安心出来る空間)に誘い込むという悲劇が繰り返された。やがて、数万年という時間を経て(神暦の中期頃のことである)肉体というものを理解したセアエルは、その行為を反省したが、ごく一部のセアエルは肉体を持つことは不完全という考えから、むしろこの行為を正当化している。
最も古くから存在する人間であり、生物である。彼らはマナが世界樹の種を蒔く前から存在しており、神にとっては自分達こそが唯一肉体(および心)を持った生物であった。セアエル達は、命が平等であること、つまり魂の海では全ての生命が一つになることを知っているため、神を信仰したりヒトを侮蔑したりということをしない。
セアエルに人口という概念は存在しないし、彼らの自我を数えることは、その境界が曖昧すぎるので人間には不可能である。




