金髪の美少女7
扇情的な彼女の姿に、僕は目のやり場に困ってしまう。しかし、自制心を持って彼女の顔に向き合った。
「言っていることは1ミリも信用していないけど、今の状況から察するにどうやら本当のことなんだろうね。
たしかに僕は29年間女性経験はない。しかし、それだけで資格は十分なのか?
それだけなら該当する男性はたくさんいるんじゃないのか?どこまで信じていいのかわからない情報だな」
僕は不審の眼差しを彼女へ向けた。
「今のところは私の言うことを一方的に信じて頂くしかありません。それに正確には魔法を使うだけでなく、りくとさんには新しい神の一座を狙うものになってほしいのです」
僕は驚愕した。
「はっ?神の座をねらうだって?」
頭の理解が追いつかない。
「はい。魔法使いどころの騒ぎではありません。魔法使いというのは、あくまで神の前座の話であって、その先には神の座が待っているのです。
もちろん、神にはなれずとも神さま見習い生という魅力的な地位も目指せます」
そこで彼女は真冬なのにパタパタと暑そうにキャミソールを扇いだ。チラリと見える彼女の谷間。芸術的な曲線に僕はドキドキしてしまった。しかし、僕は負けない。
「神さまと来たか。どこまで話が飛躍すれば済むんだ」
僕は少しずつ頭の中を整理しようと思ったが、処理が追いつかなかった。
「そうですね、にわかには信じがたい話かもしれませんね。しかし、それが現実なんです。それにそろそろ気づきませんか?私がりくとさんの理想の女性の姿をしていることに?これは現在のウエスタニアの神が用意した私の姿。そのことにりくとさんはきづいていませんか?」
なんと、金髪ロング巨乳という性癖まで神さまにはお見通しというわけか。
なんかこう、少しずつ理詰めにされていていってる気がするな...。
「ここまで唐突なことを言ってきましたが、ここからはもう1つの話をします。神さまとは言いましたが、それは簡単になれるものではなく、1番重要なのは1に禁欲、2に禁欲です。りくとさんにはこれから2つの選択肢をせまることになります。1つは、今言ったように神さまを目指すという途方もない話。もう1つは私と性行為をして、神さまへの道を諦める道です。主に後者のために私が召喚されたのです。30歳までに女性と性行為をしてしまえば、りくとさんに魔法の力が発露することはありません。今夜のことはまあひとつの夢だと思っていただいて、私とセックスをして正常な人間としての人生を歩むのです。
どちらを選んで頂いても結構です。神さまへの道は容易ではないことですし」
そこで彼女はまた暑そうにパタパタとキャミソールを扇いだ。




