グループ3
「じゃあ、みんなでりくとに魔法を教えてあげよう。みんな第一演習場に移動しよう」
6人は第一演習場へ移動した。
「はい、注目!みんな得意武器を持って!」
フレアは剣を、ウィンは弓を持った。ウォッタは準備体操をしている。
「ウォッタさん、武器を持たなくていいんですか?」
「おれはこれだ!」
ウォッタは手と足に水属性を纏った。
「お~!」
「私と組手を取ってくれませんか?」
「名前は?」
「りくとさんの専属妖精、エリです」
「エリさん、手加減いる?」
「ご自由に」
エリとウォッタが向かい合う。両者が組み手をとる。エリの捌き手にウォッタの表情が厳しくなる。
「へえ、なかなかやる感じ?」
「しゃべる余裕あります?隙だらけですよっ!」
エリが華麗に一本取った。
床に大の字に倒れてるウォッタが言う。
「え?おれが足手まといなレベル?」
「いえ、強いですよあなたは」
「ウォッタに勝つなんてすごいです!エリ姉さん!私とも相手してください!」
エリは剣を手に持つ。フレアの剣は炎属性を纏った。
「おりゃー!」
フレアが飛び込む。受けたエリの剣は弾かれて後ろにバランスを崩す。
「エリ姉さん、大したことないなー」
「私、剣持ったの初めてなので」
「ほんとー!?ごめんなさい!」
「いえいえ」
「じゃあ、りくとは恒例のあれ行くか」
「恒例のあれ?」
「りくとは壁に飾ってある剣と盾持ってきて」
りくとは壁に飾ってあるボロボロの盾を眺めた。
「おお、りくと。それ持ち上げられたやつみたことないぜ?」
ウォッタがからかう。
りくとは持とうとした。なにこれ、ビクともしないけど。
「りくと、こうだ」
神さまが剣に手をやる。すると剣に一筋の光が流れ込み、楽々と持ち上げた。
「おお!神さますげえ!」
「エネルギーを剣に流し込むと持ち上げられるよ」
「なるほど」
「りくとさん、私とやりましょう」
エリがりくとの手の甲に手を添える、すると、少しずつ剣に光が流れていく。
「なんか全身麻酔みたいだね」
「全身麻酔?」
「うん、血液に冷たいものが流れてくる感覚になるんだ」
「じゃあ、そのイメージでやってみてください」
りくとは盾の持ち手に手を添えた。全身麻酔の感覚.......。
盾に氷の筋が入った。りくとは盾を持ち上げた。
「へえ、りくとは氷属性の使い手か」
ジュリーがあごに手をやって納得する。
「りくとさんが冷たいって言ってた意味がわかりました!りくとさんのエネルギーって冷たいんですね!」
本日2セット目。改変が多くて、ほぼ初稿の原型がありません(笑)




