グループ2
「ちょっと静かにしなさいよ。神さまに何かされるかもしれないわよ」
そう赤い髪の少女は言った。
「それはいやだな」
控えめに緑の髪の少年が言った。
「はい、みんな静かにして!とりあえず自己紹介からしようか。この青い髪の少年はウォッタ。それから赤い髪の女の子はフレア。そして、緑の髪の少年がウィン」
「よろしくな!」
「敬語使いなさいよ」
「よろしくお願いします」
「この学校ではトップクラスの精鋭だよ」
ウォッタが口を開く。
「神さま候補生つってもただの童貞だろ?」
「今はね。だけど腐っても神さま候補生だよ」
「だって昨日まで、魔法の存在すら知らなかったんだろ?しかも3分の2で神さまにはなれないんだろ」
神さま見習い生があと5人いるけどな。と、りくとは心の中でつぶやいた。
フレアが言う。
「そんな哀れな人間を私たちがサポートしてあげるんじゃない。それにしても、私たちが神さまを誕生させたとなったら、神さまも色々優遇してくれるに違いないわ」
「そうだね、僕が神さまになったら君たちにできる限り権限を発動して優遇するよ」
なんとなく僕は偉そうにしてみた。
「神さまになれれば、彼ら3人を望む就職先にしてあげることもできるよ。それくらい神さまは力を持ってるからね」
「そういうことなら頑張ってやろうかな」
ウィンがストレートに質問する。
「それで神さま、僕たちは具体的に何をすればいいんでしょうか?」
「国の果てにダンジョンがあるのは知ってるね?」
「はい」
「りくとは72000エネルギーだからネックレス水晶の特注素材が必要なんだ」
「72000!?」
「ダンジョンドラゴンの卵があればネックレス水晶ができる。俺のを見るかい?」
そう言って、ジュリーは胸元から水晶を見せた。
「めちゃくちゃでけえ水晶じゃねえか!俺の水晶の4倍はあるぞ!」
「ウォッタくん、魔力はいくつ?」
「6200エネルギーです。普段は5000エネルギーのやつ使ってます」
「フレアちゃんは?」
「6000エネルギーです」
「ウィンくんは?」
「8400エネルギーです」
「りくと、聞いたかい?君が率いるパーティーの戦力をしっかり覚えておくんだ」
気づきました。朝4時に食う大盛り牛丼が僕の幸せです。




