第一章 登場人物設定 ※第一章のネタバレあり〼
第一章の振り返りと、ザックリ人物紹介です。
第一章読了後の確認を推奨します。
◎救世戦士アスガイアー
本名はカブラギこと鏑木恭司。23歳。
赤を基調としたスーツに白い手袋とブーツに身を包んだスーパーヒーロー。 ずっと変身している。
高校を卒業後、地方から東京に上京するもフリーターとして職場を転々とする。
都会に浮かれて身の丈に合わない生活を続けた結果、消費者金融で借金を重ねて鬱屈とした生活をしていたところを秘密結社ダルダム団のDr,ザンコックからスカウトを受ける。
紆余曲折あり、救世戦士アスガイアーこと渋沢春一と共闘して秘密結社ダルダム団の壊滅を目指す。
渋沢春一が戦闘のなかで再起不能に陥るとガイアエネルギーの源、ガイアコアを引き継いで二代目救世戦士アスガイアーとなり、死闘の末にダルダム団を壊滅させた。
しかしその際、次元の狭間に閉じ込められて【その後の彼を見たものはいない】状態へと陥る。
ここまでは過去の話。
本編では次元の狭間で意識を失っていたところを大聖王国シソーヌ姫の召喚術によって異世界へと呼び寄せられる。
渋沢春一との《守るスーパーヒーローに》という誓いの元、この世界を苦しめている【魔王】を滅ぼす事を決めるが、すでに旅立っていた【勇者】が先行して打倒魔王を果たしてしまう。
じゃあもうやる事ないよね。と家族の待つ《地球》への帰還方法を探そうとするものの、戦後に巻き起こる異世界の激動へと巻き込まれていくのだった。
性格は比較的温厚で多少度胸はあるものの、生き死にの戦いを経ていた為であり元は小市民的な性分。
地球では児童養護施設へ居候していた為に子供の扱いが得意で、異性へのスキンシップもあくまでその延長線上であり、異性とそういった関係はまだない。
鉄板焼き屋を渋沢春一から引き継いでいた為に料理には少しこだわりがある。
思慮は浅い。
元の姿にコンプレックスがある。
◎魔法少女ジュエリール
本名は海崎真希菜。15歳。
白を基調としたブレザー制服を着ているが、変身すると蒼いドレスに変わる。ショートヘアーで髪色は黒だがジュエリールに変身すると青みがかかる。
スカートはひざ上。タヌキ顔。
中学入学後、引っ込み思案な性格が災いしてクラスでの友人関係構築に失敗。
放課後は一人で帰宅する日々を重ねていたがある日、神社の一角で空間に裂け目を見つける。
覗いてみると同学年の安藤夏凛と久我風香が異形の怪物と戦い、劣勢に陥っていた。
言葉を失っていたところ、喋る毛玉の生き物に懇願されて魔法少女ジュエリールへと変身する。
二年間の戦いを経て異形の集団ダークマターを滅ぼすも最後の決戦の場、暗黒空間へ閉じこめられて毛玉の生き物と脱出方法を探していた。
そこを大聖王国シソーヌ姫の召喚術によって異世界へと呼び寄せられる。
ここまでは過去の話。
本編では救世戦士アスガイアーのカブラギよりも一か月早く異世界に召喚される。
魔王との和解は出来ないのかと大聖王国宰相サイロスへと質問したのち、滅ぼされた村々を転移術にて巡らせられるとその凄惨さを見て再び戦いに身を投じる決意をする。
石の持つ力をエネルギーへと変えるために燃費が悪く、実力を発揮しづらいがそのチカラは救世戦士アスガイアーにも決して引けをとらない。
地球ではいわゆる《パワーストーン》やダークマターが打ち倒した際に落とす《結晶》をチカラの源にしていた。
性格は気が小さくて相変わらずの引っ込み思案だが内弁慶の気質が強く、毛玉の生き物やカブラギには歯に衣着せず強く叱責する。
しかしひとたび気持ちを切り替えると親しくない者にも自分の考えを主張する事ができるのは、ダークマターとの戦いを経て精神的に強く成長した為である。
自己犠牲の精神が強い。
あだ名はマキマキ
◎毛玉の生き物
通称は妖精アグー。年齢不詳だが年配ではある。
色は純白。球形で直径は約40センチメートル。ビーチボール大。
煎餅のように身体を最大5メートルまで広げることができ、毛の中に物質を収納することが出来る。
しかし呼吸をするもの、激しく動くものはすぐに毛の中から吐き出されてしまう。
故郷のジュエルランドでは石に宿るエネルギーである《ジュエルパワー》を研究していた学者だったが、故郷はジュエルパワーを食い尽くす正体不明の異形ダークマターに滅ぼされてしまう。
研究成果である【ジュエルジュエリー】を3つ携えて、次の侵攻対象である地球へ向かったダークマターへ掴まって二人の少女と出会う。
【ジュエルジュエリー】のジュエルパワーを地球の少女が正確に発揮できる事が判明した為、復讐の代行者として少女を選ぶと《地球を救え》と焚きつけた。
しかし少女たちと日々を重ねるうちに、彼女たちの未来を守る為と目的が変わっていく。
その願いは一部損なわれてしまうが、せめて海崎真希菜だけはと決意を強く持っている為に多少過保護でもある。
ここまでは過去の話。
本編ではカブラギとマキマキを正しく導こうと知恵を絞って奔走する。
戦闘能力は低いものの、翼を生やしてマキマキの背中に張り付き戦いの補助にまわることも多い。
異界人組の知恵袋的な存在。
因みに本当の姿はヒトの形をしているが、エネルギーを激しく消費するために毛玉の姿から戻ることはほぼ不可能。とは本人談。
手触りがあまりにも良すぎるためにシソーヌ姫のお気に入りでもある。
食いしん坊ジジイで説教ジジイ。
◎シソーヌ・ヒーメ・アークガド
通称シソーヌ姫。10歳。
瞳は水色。髪は肩まで伸びた美しい光沢をもつ金色をしている。
基本は純白のドレス姿。自覚している美少女。
大聖王国第一息女。王位継承権第二位。
自身を出産した際に王妃である母が亡くなっている。
物心ついたころから魔王軍と地上人が争っていた為に平和というモノへの憧れがとても強い。
父であるアークガド18世に愛されて育ち、城の者たちや城下の人々とも交流して多少我儘ながらも天真爛漫に育つ。
しかしサイロス宰相に連れられて目にした戦場跡や救護施設での惨状に、それまでの我儘さはなりをひそめて王女らしく振る舞うようになる。
その後、8歳の時に聖堂で母の命日に涙を流す父を見てから、司書室に籠って大陸の歴史や魔術の知識を読み漁るようになる。
やがて修練室で召喚術の訓練に明け暮れ、倒れる日々が一年間続く。
ここまでは過去の話。
マキマキを召喚後に多少調子にのるが、魔王4将軍である死のシャマカの大侵攻に慌てて再び召喚術を重ねる。
息が切れ、倒れても自分を鼓舞して召喚術を続けて十日目にて遂に救世戦士アスガイアー・カブラギの召喚に成功した。
魔王が滅び、世界が晴れると外の世界に憧れて救援要請の特使団に無理やりついて行ったりと多少強引ながらも平和を満喫しようとする。
人を愛する明るい性格ながらも実は俗な性分をしており、美味いしいものが好きで楽しい事も好き。そしてイケメン好き。
可愛い自分も大好き。
◎アルマ・エゥス・オリアノ
通称アルマ。19歳。
瞳は翡翠色で髪は黒いショートボブ。
目鼻の整った美人だが表情は乏しく、一見とっつきづらい。
神銀と合金で出来た、銀色の全身鎧を着ている為にその下のプロポーションに気が付く人間は少ない。
シソーヌ姫の専属護衛騎士。彼女以外にも護衛騎士は複数いるが持ち回り制であり、専属でしかも侍女を兼ねているのは彼女のみである。
大聖王国筆頭将軍マルク・ホガン・オリアノの一人娘。
その立場の為に王女の専属護衛騎士に抜擢されるが、本人は実力でない人事に不満を抱く。
しかし自分が適任という事も理解し、不足していると自覚する部分は努力で補えば良いと考える愚直さもある。
実は庇護欲と母性が強く、チョロチョロとうるさいシソーヌ姫が可愛くて、可愛くて堪らない。
だがややこしい事に嗜虐心も強い為、シソーヌ姫を遠回しに虐めて悦に浸る事もままある。
これは成人したての頃の訓練中に男性聖騎士を一方的に叩きのめした際、相手が涙を零したのを見て強く込み上げるものがあったからである。
常識は当然あるのでこの性質は父も含めて、サイロス宰相以外は気が付いてない。
シソーヌ姫は(そうかな? そうかな?)と思ってはいるが。
ここまでは過去の話。
本編ではシソーヌ姫の救世戦士アスガイアー・カブラギ召喚に立ち会う。
顔を仮面で覆うカブラギに不信感は残るが、前回召喚されたマキナが善良だった事と《聖王国の召喚術》は悪人を通さないという言い伝えを頼りに信じる選択をする。
シソーヌ姫の術だからというのは方便であるが、そういった事を考慮したいという感傷もある。
筆頭将軍の父を持つ重圧で気を張っていた自分を【守る】と公言したカブラギに戸惑いを抱き、その言葉を体現する行動に頼もしさを感じている。
父の見た目は男臭くて好みではない。
神話の武器、両刃斧の《クロラブリュス》を借り受けてご満悦。
◎ソレガシの旦那
本名は陳到 字は叔至。年齢不詳だが老年。
中華風で白い全身鎧姿。190センチで長身。
鎧は翠の模様が入っており、口元は緑の布を巻いている。
三国志で有名な劉備玄徳に仕えて勲功を上げた猛将。
親衛隊の白耳兵を率いた親衛隊長。
縁あって漢帝国復興を目指す劉備の為に粉骨砕身するが、【中華大乱】を引き起こす《悪神トウコツ》の存在に気が付く。
義弟の仇討ちを名目に他国を侵攻する君主が、引くべき時に引かない事に疑念を抱き《悪神トウコツ》が君主劉備に乗り移っていた事に絶望する。
駐屯していた白帝城の秘密部屋で《白帝の鎧》を手に入れ、盟友の趙子龍から《黄龍天穿槍》を借り受けると主を救うべく最後の決戦へ挑む。
ここまでは過去の話。
《悪神トウコツ》が滅びた時の熱で全身を焼かれた為に魂が《白帝の鎧》に定着してしまう。
次元を越えて異世界へ飛ばされ、ガドニア侯国で雇われ門番をしていた所、赤龍の襲撃を退ける、
因みに動物好きな為、追い払っただけで留めた。
しかし赤龍は宰相チョーロクの手により洗脳されており、そのまま大嶮山関所への襲撃を命じられてしまうのだが……。
その功績でガドニア候王に見出される。
衣食住を提供されたことにより恩義を感じて意にそぐわないアークガド大聖王国侵攻作戦に加担してしまう。
今はおまけの人生と考えてカブラギとマキマキ達のチカラになろうと同行することに。
昔の人なので色んなものが凄い新鮮で珍しい。
◎チョーロク
ガドニア侯国の宰相。年齢不詳。
深藍色の衣をすっぽりと被った、140センチほどの老人。
凹凸のない白い仮面で顔を覆う。
悪いヤツ。
多分異界人。
◎アークガド聖王18世
金髪碧眼の偉丈夫。45歳。
亡くなった奥さんが大好き。自国も大好き。自分の子供も大大大好き。
◎サイロス・アラ・ショーディル
アークガド聖王国宰相。400歳越え。
エルフの元冒険者でアークガド聖王13世の友達だった。
元の冒険者ランクはSSランク。
周りが上手くいくように気を配るが、やり方がちょっとやらしい。
◎マルク・ホガン・オリアノ
アークガド聖王国大将軍。42歳。
茶髪で瞳は翡翠色。188センチ。
軍の最高指揮官だが【人魔大戦】で戦死した大将軍に遠慮して筆頭将軍の立場にいた、でも晴れて大将軍に任じられた。
豪放磊落。娘が大事。恐妻家。
◎ウリメカ・ゴウメ・バラック
アークガド聖王国の宮廷魔術師長。83歳。
白髪髭が長くて自慢。銀白色のローブがお気に入り。
◎アベイル・ミツ・ガドニア
通称アベイル隊長。26歳。
サラサラの金髪で優男風のハンサムさん。
ガドニア侯国の次男坊でアークガド聖王国に出向中。
人格と実力で騎馬隊隊長の座につく。
同性愛者でブラコン。
最近は副隊長の聖騎士レスタが気になる。
◎ガドニア候王12世
銀髪で眉毛が太い。53歳。
無骨な性格で不器用。
法で自国を統治しようとするが、自分の代で性急に法整備を進めたために国内から若干の反発が。
魔王軍の侵攻も相まって富裕層が他国に流れ始めたのに焦り、いつの間にか横で政治の補佐をしていたチョーロクの提案で仮想敵、アークガド聖王国を敵として国内の団結力を高める政策を取り始めてしまう。
根は良い人。
◎デイバース・アニ・ガドニア
通称アベイル隊長のお兄さん。30歳。
サラサラの銀髪で目が綺麗。
ガドニア侯国の第一王位継承権を持つ。
仮想敵政策に異を唱えたために幽閉されていた。
殺されなかったのはチョーロクが時間をかけて思考誘導をかける前だったことと、ボーニア伯爵がもしこの侵攻作戦が失敗した場合、デイバース王子が非道な扱いを受けていた事実があれば王位継承を認められると踏んだから。
ガドニアの血が途絶えないためで、事実そうなる。
◎ロンメル・ソセン・ボーニア
丸っこいおじさん。貿易都市ボーニアを治める伯爵。
実はガドニア侯王二世。
本当は自分がアークガド聖王国を治めるはずだった事実に憤慨、自分の有能さなら聖王国と言わず、大陸を統治して地上人すべてを幸せにできたのに!
そこでチョーロク登場。
以下アークガド聖王国の人たち
◎アルセーヌ執事長
通称アルさん。
片眼鏡をかけた、白髪交じりのダンディおじさんで体術使い。
有能オブ有能。
◎ゴラモ侯爵
アークガド聖王国北方の元帥。脳筋。
◎ラムーベ辺境伯
アークガド聖王国辺境のまとめ役。良いカッコしい。
◎ジャラミ伯爵
生産系都市群の責任者。守銭奴。
◎ブルント子爵
小物貴族。
◎カークス商業ギルド顧問
ゴリラじいさん。
◎ロナック関所兵
既婚者で子供が二人。
本業は花屋・庭師・薬草屋。
◎ニッカ・ウインス男爵
カイゼル髭のおじさん。大嶮山関所長。
◎宮廷魔術師ゴリン
中年男性。魔術のスペシャリスト。
◎魔術師カンミ
風魔術が得意なひょうきん者。カブラギの友達。
◎魔術師ドウブ
複合魔術が得意でお堅い性格。カブラギの友達。
◎聖騎士レスタ
騎馬隊副隊長。ナイスミドル。
◎聖騎士ボゴゥ
もうすぐ二人目が生まれる。
◎聖騎士コンレン
もうすぐ結婚する。
◎文官マログ
品の良いお母さんって感じ。
◎文官カオッツ
いつも汗かいてるおじさん。




