第二回コラボイベント後篇 その40
アイスプル
クラーケン(仮)型が登場し、いよいよ終盤戦……となったはずが。
休人専用称号『闘匠』に、攻略必須なバリアを無視する効果があることが発覚。
その後はまあ、散々なことに。
アイスプルの住民たち全員に、『闘匠』の効果を限定付与。
従魔でも無く従属しているわけでもない住民たちだが、広い枠組みで言えばアイスプルという俺の支配する世界に収められた存在。
……かなりの暴論だが、『統天』というこれまた休人専用称号はそれを認めている。
配下への効果付与が機能し、住民たちによる蹂躙によって最終ステージは幕を閉じた。
「絶対ダメだったよ、あのやり方。だって聞いてた話と全然違ってたし」
『良いでは無いか、形はともあれ目的である星の守護は成し得たのだから』
「……そりゃそうだけども」
クリア後、スコアが表示されただけ。
少数だが挙がっていた情報だと、映像とかが出ていたという話だったのだが……強引過ぎるクリアだと、発生しないのか?
少なくとも、守るべき存在に被害はいっさい出していないので、損害に応じた差分ということでは無いはずだ。
あるいはバリア攻略のために休人たちが内部に潜り込むという本来の展開、そこで繰り広げられるはずだったナニカこそが必要だったのかもしれない。
「まあ、交換リストの方は問題無かったからいいけど……今度街とこっちに一台ずつ設置しておくから、一度やってみてくれよ」
『む? そういうことならばやってみよう、民たちも興味を持つかもしれんからな……だが、ポイントは足りるのか? 貴様には確保という重要な使命があるのだからな』
最終ステージクリアによって解放された景品の一つ、それはアーケード版のインベードガーディアンのゲーム機体だった。
さすがは元アーケードゲーム、解放難易度は極悪なもののEHOに実装してくるとは。
なお、これまたどういう関係があるのかイセ村にも家具として届いた。
これはアレだ……サンプル。
期間中だけ稼働する仕組みとなっていて、イベント終了後も遊びたいならクリアしないといけないというお決まりのヤツ。
前回はそういうのは無かったが、そこから何かを得ての導入なのだろう。
なお、他のコラボのアイテムも一部含まれていて、当然アイラブコラボも。
…………風兎にスクショを撮ってみせたのは、間違いだったかもしれない。
お陰様で熱が暴走し、二桁単位で周回させられたよ。
「心配せずとも、お前さんが張り切って無双したから充分にあるよ。まあ、まだ未解放な部分を巡っていく必要はあるけど……アイラブについては全解放したしな」
『当然だろう。解放せねば中身の確認ができぬからな……惜しむらくは、抽選のみで得られるWチャンス景品のみは、確保が運任せということか…………何とかならないか?』
「諦めろよ」
前回もあったPV参加権利、今回はそれに落選した場合のWチャンスも付いてくる。
景品に存在するポスターに、アイドルのサインと限定ボイスが付いているそうだ。
……ある意味別次元の話だが、ルリは逆に手に入らない気がする。
権利の当選者には絶対当たらない、そういう仕様だからな。
「それこそ、うちの女神様にでも祈ってみたらどうだ? 失名神話の神様たちも、他の神様を祈っちゃダメとは言ってないわけだし」
『そ、そうだな……なあ、アズル様はどのような物が好みなのだ?』
「物で釣らんでくれ……まあ、強いて言うなら甘い物だな。女の子はいくつになっても甘い物は別腹だって言ってたし」
『!』
……近いうちに家族をアイスプルに呼んでみよう。
捧げものとして出すより、やっぱり実物の方が喜んでくれるだろうしな。
──これにて、後篇は閉幕!
…………まあ、つまりはそういうことです
p.s. 無字×1315
…………終わった
ドラク工Xに没頭した日々でした
いやだって、6月終盤にはブラウザ版ができなくなりますもん
今、やるしかないんです…………(強/サイキョー)Vロン、輝晶獣などなど
モンスターリスト(図鑑)登録を目指す作者でした……ヘルプー!




