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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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134/155

星竜プロメテオル④

 ◆◆◆


 ハインが放った一条の光はもはや自然現象の範疇にはなかった。


 それは純粋な破壊の意思が物理的な形を取ったもの。直径五キロメートルに及ぶ巨大な集光レンズによって束ねられた太陽エネルギーはテラワットを優に超え、瞬間的にはペタワット級に達する。


 光速で放たれたその奔流は通過する大気中の分子を瞬時にプラズマ化させ、超高温の火柱となって天と地を繋いだ。もしこの光が都市に向けられていたならば、数万の生命が一瞬にして蒸発し、歴史そのものが地図から消え去っていただろう。


 その破滅の彗星が目指すのはノルン王国上空に静止する異形の存在──プロメテオルである。


 プロメテオルはそれを知覚した。


 眼球という器官を通して視覚的に捉えたのではない。あるいはそれの全身を覆う鱗、その一枚一枚が高度なセンサーとして機能し、自身に向けられた膨大なエネルギーの接近を感知したのだ。


 それは彼にとって予期せぬ事態だった。


 この青い星に降り立って以来、彼が出会った生命体は須らく脆弱で、彼の敵たり得る存在ではなかった。フロストワイバーン然り、先ほどまで足元で蠢いていた矮小な生物の群れ然り。


 だが今向かってくるこれは違う。明確な敵意と彼自身の存在を脅かすだけの力を持った「攻撃」だ。


 ──ほう。


 もしプロメテオルに人間のような感情表現があったならば、彼はそう呟き、口元に笑みを浮かべていたかもしれない。この未開の惑星にも、自分たちに匹敵するエネルギーを行使できる存在がいたとは。


 迫りくる破滅の彗星を前にプロメテオルはゆっくりとその巨体を動かした。そして、彼は自らの内なる力を解き放つ。


 それは魔力ではなかった。


 この世界のことわりとは根本的に異なる、遥かに根源的な力。


 すなわち、『意志力』である。


 ・

 ・

 ・


 世界には様々な「力」が存在し、それらには明確な階梯がある。


 最も基礎的で、原始的な力。それは筋力であり、知力である。重い物を持ち上げ、複雑な問題を解決する。これらは生物が生存するために必要な、物理法則に則った力だ。


 だが生物としての階梯を一つ進めた時、彼らは新たな力の存在に気付く。それが「魔力」だ。


 魔力とは言ってみれば「願いを叶える力」の初歩的な形態である。この惑星の全域に遍在する微細なエネルギー粒子。それを集め、特定の条件や誓約、詠唱といったプロセスを経て変性させ、限定的な願いを叶える。火を出したい、水を出したい、空を飛びたい。筋力や知力だけでは実現不可能な事象を外部の力を借りることで実現するのだ。それを人々は魔術と呼ぶ。


 しかし魔力には決定的な限界があった。


 それは魔力が結局のところ、惑星由来のエネルギーに依存しているという点だ。彼らはあくまでも惑星という巨大なシステムの中で、その恩恵を享受しているに過ぎない。極めてローカルな力なのである。


 そして、生物にはさらにその先がある。


 魔力の階梯を超え、広大な星界を旅する者たち。彼らが扱う力こそが「意志力」である。


 意志力。それは魔力が外部のエネルギーに依存するのに対し、己の意思、己の魂そのものを媒介として「願いを叶える」力だ。


 それは外部からエネルギーを取り込むのではない。彼ら自身の内部で完結した、無限に近いエネルギーの源泉から力を引き出し、それを現実世界に投影する。


 魔術が「火を出せ」と命じるのに対し、意志力は「そこに火が存在する」と定義する。


 それは物理法則そのものに干渉し、世界を自分の望む形へと変容させる、極めて傲慢で、そして根源的な力。宇宙という広大無辺な舞台において、普遍的に通用する唯一の力と言ってもいい。


 恒星間生物であるプロメテオルにとって、『意志力』の行使は呼吸をするのと同義であった。


 ・

 ・

 ・


 そして今、彼はその力を防御のために行使した。


 プロメテオルが望んだのは「隔絶」。迫り来るエネルギーから自らの身を護るための、絶対的な壁。


 瞬間、プロメテオルの周囲の空間が歪んだ。


 彼の意志に応じ、極めて強力な「磁場」が形成されたのだ。


 ハインが放った『超最強劣等絶滅破壊砲オメガ・レイ』はその本質においては光、すなわち電磁波である。そして、ビームの通過によってプラズマ化した大気もまた、荷電粒子の集合体だ。


 プロメテオルが発生させた磁場は尋常なものではなかった。その磁束密度はこの惑星の地磁気の数億倍、あるいは中性子星に匹敵するレベルに達していた。意志力はエネルギーの等価交換ではなく、事象の定義であるため、このような芸当が可能となる。


 この超強磁場は多層的な防御機構として機能した。


 第一にビームの先頭にあるプラズマ化した荷電粒子への作用である。磁場中を運動する荷電粒子が受ける力──ローレンツ力。凄まじい速度で直進していたプラズマはこの力によってその軌道を強制的に捻じ曲げられる。さらに磁場の密度勾配を利用した磁気ミラー効果が発生し、荷電粒子を押し戻した。


 第二に光そのものへの作用である。


 通常、磁場が光に直接影響を及ぼすことはない。だがこれほどの超強磁場環境下においては真空そのものが変質する。


 量子電磁力学(QED)によれば、超強磁場は真空の性質に影響を及ぼし、光の伝播特性を変化させる。これを「真空の複屈折」と呼ぶ。磁場がレンズのような役割を果たし、光の進路すらも捻じ曲げるのだ。


 そして、両者が激突した。


 凄まじい閃光が天空を覆い尽くす。音はなかった。音を伝えるべき大気がすでに消し飛んでいたからだ。


 ペタワット級のエネルギーが絶対的な磁場の壁に叩きつけられた。


 光の奔流が磁気シールドに接触した瞬間、そのエネルギーは真空の複屈折とローレンツ力によって軌道を逸らされ、あらぬ方向へと弾き飛ばされた。逸らされた光条が遠方の大氷原を薙ぎ払い、巨大な水蒸気爆発を引き起こす。


 エネルギーとエネルギーが拮抗し、その余波が周囲の空間を焼き尽くしていく。衝突面からは高エネルギーのガンマ線やX線が放射され、もし地上に生物がいれば、その瞬間に細胞レベルで崩壊していただろう。


 拮抗は数秒間にわたって続いた。


 やがて光が収束していく。ハインが形成した巨大レンズがその構造を維持できずに崩壊し始めたのだ。


 天空を満たしていた白熱の光が消え去り、後には重苦しい静寂だけが残された。


 そして、その中心には依然としてプロメテオルの姿があった。


 無傷。


 彼の纏う漆黒の鱗には傷一つついていない。磁気シールドは『オメガ・レイ』の直撃を完璧に防ぎきったのだ。


 プロメテオルはゆっくりと視線を動かし、遥か彼方に浮かぶ、小さな影を捉えた。


 あれほどのエネルギーを放った張本人。この星の、矮小な生命体。


 ──面白い。


 プロメテオルの心に明確な感情が芽生えた。それは驚きとそしてわずかな好奇心。


 彼はその存在──ハインをもはや単なる食料とは認識していなかった。


 対等な、あるいはそれ以上の「敵」として認識したのだ。


 ・

 ・

 ・


 ◆


「なにぃッ!?」


 口にしてから、しまったと思った。まるで三下の劣等がやられる時に吐くような、陳腐で間抜けな台詞ではないか。俺としたことが。


 だがそれも無理からぬことかもしれない。


 俺の『超最強劣等絶滅破壊砲オメガ・レイ』。あれはガキの頃の火遊びを戦略級にまで昇華させた、俺の自信作の一つだ。この星の劣等どもが束になっても、あれを受け止めることなどできはしない。そう確信していた。


 だというのにあの忌々しい竜モドキは無傷で空中に浮かんでいる。漆黒の鱗には煤一つ付いていない。


 ──傷つくな。


 らしくもなく、そんな感想が漏れる。なにせ、この俺が持てる魔力の半分以上を注ぎ込んだのだ。それをあっさりと防がれて、平然としていられるほど俺は悟りを開いてはいない。


 だがなるほど。少しは理解できた。つまり、()()()の魔術ではダメだということだ。


 ならば、やり方を変えるまでだ。


 それにしても、奴は何をしている? 


 俺は眉を顰める。奴からの反撃がない。ただじっと俺を見ているだけだ。まるで、俺の次の手を見極めようとしているかのように。


「様子見だと? やはり劣等!」


 俺は思わず吐き捨てた。


 極まった闘争において、様子見などという日和った考えは最も忌むべきものだ。押して押して押しまくる。それが強者の戦い方である。


 要はビビっているのだ。相手が何をしてくるか分からない。怖い。だから様子などを見る。実に劣等らしい、姑息な思考回路だ。


 俺はそんな事はしない。容赦なくぶち殺し、いかに無様に死んでいったか──その屍を検分するだけだ。


 ならば、くれてやる。貴様が望む次の一手を。


 俺は意識を集中させ、自らの肉体を構成する“粒”の配列を組み替える。


 ──『歪身(アヴァターラ・)相転移(シフト)!』


 瞬間、俺の肉体はその構造を失い、質量を持たない存在へと変質した。


 俺は文字通り()()()()()、宙を駆け抜け、一瞬にして奴の頭上を取った。そして再び肉体を再構築する。風から人へ。その転換は瞬き一つする間もない。


 眼下に広がるのは巨大な漆黒の頭部。俺は右手を振りかぶり、手刀の形を作る。そこに全神経を集中させ、一点に力を凝縮する。


殺ッ!(シャア)


 裂帛の気合と共に俺は手刀を振り下ろした。無論ただの手刀ではない。瞬きもの間に数万回もの振動を加えた必殺の一撃である。狙うは奴の脳天。この一撃でその醜悪な頭蓋をかち割ってくれる。


 だが寸前で奴が動き、俺の手刀は奴の脳天を捉えきれず、その軌道が逸れる。しかし完全に躱されたわけではない。


 俺の手刀は奴の左目の部分を深く切り裂いた。


 手応えはあった──だが浅い。奴の鱗が想像以上に硬かったのだ。鋼鉄など比較にならない。


 俺の一撃を受けた竜モドキは低く唸り声を上げながら、ゆっくりとその巨体を翻した。そして、残された右目で俺を睨みつける。


 ──その意気や佳し


 俺は追撃に移ろうと再び魔力を練り上げる。だがその瞬間だった。


 奴が動いた。今度は俺に向かってではない。逆方向へ。


 凄まじい速度だった。


 奴は一瞬にして加速し、空の彼方へと消え去っていく。“大地の鎖”──この星が万物を引き留めようとする力を完全に振り切るほどの速さだ。


 ──逃がしたか。


 俺は舌打ちをする。あれを追うのはこの俺と言えども中々骨が折れる。


歪身(アヴァターラ・)相転移(シフト)』は“粒理論”を応用し、自身の肉体を様々なものへと再構築する魔術だ。この魔術で風などよりも遥かに速いモノへこの身を変じる事ができれば奴を追う事など造作もないのだが、残念ながらそこまでの階梯には至っていないというのが実情だ。


 俺もまだまだ未熟ということか。母上に顔向けできない。


 まあこの魔術は本来、戦闘のために編み出したものではないのだが。


 これは母上と一体化するために編み出した秘術だ。母上の肉体と俺の肉体を“粒”のレベルで融合させ、文字通り一心同体となるための。母上の温もりをその存在そのものを細胞レベルで感じ取りたい。そんな切実な願いでこの魔術を編んだのだ。


 だがいざ使ってみると様々な用途に使えるため、中々便利だったりする。


 ともあれ、だ。


 奴は逃げた。俺の一撃に恐れをなして。


 ならば、この場は俺の勝利だ。そう結論付けて、俺はゆっくりと高度を下げ始めた。眼下では未だに劣等どもが右往左往しているのが見える。実に滑稽な光景だ。


 さて、さっさと母上の元へ帰らねば。こんな場所に長居する理由はない。


 ……ああ、そうだ、フェリを忘れてた。

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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


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よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
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この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
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【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
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だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
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【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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― 新着の感想 ―
最高に気持ち悪い発想から生まれた最高にカッコいい絶技で草
ママと一体化したら良い感じに意識もマイルドになってハッピーエンドでは? ママは犠牲になったのだ⋯⋯
ママと一体化というパワーワード
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