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親愛なる勇者へ 親愛なる魔王へ  作者: 望月 幸
第一章【新年度は魔王と共に】
13/78

【第一章のまとめ】

 ここでは、一章終了時点でのあらすじと各登場人物の情報をまとめています。

 そのため一章のネタバレを多大に含んでいるためご注意ください。

 お暇があれば、本編を先に読み終わってからこちらで振り返るのをお勧めします。

 逆にこちらを先に読み、興味を惹かれた後に本編を読んでいただいても、私としては嬉しい限りです。


 よろしいでしょうか? 数行の空白の後、書き連ねていきます。






《一章までのあらすじ》

 四月一日、大学生として二年目の生活を始める神木叶銘かみきかなめ。彼は怠惰な生活に溺れながら、しかしそこから抜け出せないでいた。

 そんな生活を一変させる、思いもよらない事件が起きる。

 突如現れた魔王が、魔界による地球の侵略を宣言する。そしてその魔王こそ、叶銘の父親である神木鏡治かみききょうじその人であった。

 十年前に亡くなり、魔王として復活した父親。徐々に侵食され、ゆるやかに変貌していく世界。戸惑いながらも、叶銘は一振りの銅剣を手に、魔王への怒りを燃やした。


《登場人物》

神木叶銘かみきかなめ

 本作の主人公。愛智大学二回生。

 ちょっと引っ込み思案な、普通の大学生。怠惰な生活に嫌気が差しながらも抜け出せないでいる。

 突如現れたモンスターに殺されかけたことで、魔王となった父親を倒す決意を固める。

 武器は鏡治が遺した謎の銅剣“名枕なまくら”。命名したのは叶銘。刀身に対象の名前を刻むことで、常軌を逸する破壊力を持つ。


神木彩音かみきあやね

 叶銘の妹。高校二年生。

 兄とは対照的に、明るく活発な性格。趣味はギターで、友達の家に行っては練習している。


神木珠恵かみきたまえ

 鏡治の妻であり、叶銘・彩音の母親。

 女手一つで二人の子供を育ててきた、肝っ玉母さん。趣味は旅行で、叶銘と彩音が春休みの間も頻繁に友達と出かけていた。


神木鏡治かみききょうじ

 珠恵の夫であり、叶銘・彩音の父親。

 十年前に事故で亡くなったが、魔王となって復活した。地球侵略は既に始まっており、一年後には完全に魔界に侵食されるという。


・アキト

 叶銘の友達。愛智大学二回生。

 やんちゃで独特の感性を持つ、しかし憎めない不思議な男。一浪しているため、叶銘より一つ年上。

 彼女がおり、何かしら仕事もしているらしいが、詳しくは話してくれない。


桜美津姫さくらみつき

 オカルト研究会の新入会員。愛智大学一回生。

 オカ研で異彩を放つ美少女。叶銘・アキトとはコンパで知り合い、電話番号も交換済み。

 極度の恥ずかしがり屋でコミュニケーション下手だが、オカルト関連の話題になると一変する。何気に一章で大活躍。


・チャップマン

 謎の行商人。

 突如叶銘の前に現れた謎の老人。かなりの高齢ながら長身であり、襤褸ボロに覆われて顔すら判断できていない。


・スライム

 初めて叶銘が遭遇したモンスター。外見は直径一メートルほどの巨大なゼリー。触れる物を溶かしてしまう。

 叶銘をあと一歩まで追い詰めるが、名枕の真の力の前に敗北。跡形もなく消え去った。


高瀬伸夫たかせのぶお

 オカルト研究会会長。愛智大学四回生。

 摩訶不思議なオーラを纏う長身の男。今後の出番は……。

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