第21話 絶望
やっと終わった。
そういう感嘆のようなものが俺の中で渦巻く。
だがなぜかまだ寒気がする。なぜだろうか。
「まだ、終わってません!」
大賢者の警告が俺の脳裏に響く。
俺は振り向く。
そこには先ほどの竜とは姿が違った。
「っ!」
明らかに先程よりも強力な一撃が俺に向かって放たれた。
速度も一回り速い。
だが先ほどの竜と同じ個体だ。
「鑑定!」
種族竜種 レベル80 ランクSS
HP40000 MP60000
力30000 速さ40000 防御力46000 魔法防御力20000
スキル
竜鱗 竜結界レベル8 水獄魔法レベル5 魔法操作レベル10 身体強化レベル10
ユニークスキル
拳聖レベル5 高速水中移動レベル10 水中活動レベル10 竜種魔法レベル5 スキルポイントレベル1 魔法無効レベル1 空間認識レベル1 次元魔法妨害レベル1 物理攻撃耐性レベル1
次元魔法レベル1 転移
称号
竜種
拳聖
水聖
先程と同じ個体。
だが明らかに違うしあってはならないスキルがある。
それは”スキルポイント”。
しかもそれが今まで倒した分のポイントで新たなスキルを獲得していた。
魔法無効・空間認識・次元魔法妨害・物理攻撃耐性・次元魔法・転移。
完全に俺への対策。
俺の圧倒的有利であるスキルがほとんど無意味とかした。
剣で攻撃しようにも物理攻撃耐性によりあまり意味がない。
見つけたばっかの弱点も克服した。
俺には圧倒的絶望感が渦巻いた。
「そん……な。まさか。」




