婚約破棄が始まる前、学園の中庭にて
婚約破棄が始まる、おそらく一か月ほど前の話です。
後半はローラント視点(三人称)です。
「まったく、ついてないわ……」
うららかな陽気が差し込む昼下がり。
学園の広い廊下を歩きながら、わたしはため息を吐いた。
貴族の子息子女が通う学園に入学して約一か月。表面上、日々は穏やかに過ぎていた。しかしもちろん、何事もなく平和というわけではない。
治癒能力者である少女が人間関係を引っかき回していたり、第一王子派・第二王子派の水面下の派閥争いがあったり、とにかく今はまだ大きな問題ではないもののぽつぽつと困ったことは起きていた。
ただ、わたし自身が当事者となる問題はそう多くない。治癒能力者に関してはほんの少し頭を働かせて関わっているが、派閥云々については火の粉を振り払う程度。わたし自身の穏やかな日常をかき乱すには及ばない。
そんなことより何よりわたしを煩わせるのは、婚約者のことだった。
このことに関しては、わたし自身が当事者というか、中心人物として巻き込まれてしまう。
自分の右手に視線を落とし、わたしは苦笑いをこぼした。
「これはちょっと、大げさね」
わたしの右手は、白く清潔な包帯でぐるりと巻かれている。
包帯を巻かれるとまるで大怪我のようだが、実際は大した怪我ではない。少し掌を切っただけだ。
今日の昼休憩の時間。わたしは同学年の令嬢に裏庭に呼び出された。
別に、呼び出された先で暴力を振るわれたとか、多対一で酷い言葉を投げかけられたとかそういうことをされたわけではない。
呼び出した令嬢は、一言でまとめると「婚約を解消しろ」というよくある台詞をわたしに伝えたかったようだ。
――そう、よくあることだ。特に、学園に入学してからは。
昔からわたしの婚約者は、基本的な立ち居振る舞いにそつがないが、そつがない故に女性相手にはあらぬ誤解を与えることが多い。見目がそれなりに整っていて、地位もある人なので、少し優しく気遣われただけで脈があると思い込んでしまうようだ。
人気者の婚約者のおかげで、わたしは同じ年頃の令嬢に睨まれることが多い。妬まれてばかりで、つい最近まで友人がいなかったぐらいだ。
今回もそういったある意味婚約者に騙された令嬢の言葉を聞き流して終わるつもりだった。
けれど、殊勝にも大人しく黙って聞いていてあげたのに、相手の令嬢は少し思い込みが激しかったのか、「余裕ぶっていて気に食わない」と突然わたしを突き飛ばしてきた。まさか手が出て来ると思っていなかったわたしは、その拍子に尻餅と手をついて、運悪くたまたまそこに落ちていた木の枝で掌を切ったというわけだ。痛かった。
その後、血を見て怖くなったらしいその令嬢は青ざめながら去って行き、取り残されたわたしは医務室で怪我を手当てしてもらった。そして今、午後の授業の教室に向かっているところというわけである。
まったくついていない。
思ったより時間を食ってしまい、昼食も食べられそうにないし、午後の授業は苦手な教師のもの。踏んだり蹴ったりだ。
「いっそ早退しようかしら。手が痛くてペンなんて持てないし……あら?」
ふと視線を遣った窓の外に見覚えのある人影を見つけ、立ち止まる。
向こうもわたしに気がついたようで、小走りで近寄ってきた。わたしは彼に気づかれないように、そっと両手を背中に回す。
「エルナ。珍しいね、一人?」
「ローラントこそ。殿下は一緒ではないの?」
「うん、少しね」
すぐ近くまで寄ってきたその人――件の婚約者であるローラントは、曖昧な笑みを浮かべた。何かを誤魔化そうとしているのが分かるけれど、詮索されたくないのはお互い様だ。指摘するのはやめておく。
「なんだか久し振りって感じがするわね。顔は見かけるけれど、あまり話すことはないから」
学園に入る以前よりも会う機会が減っているのは気のせいではないだろう。
ローラントはフリッツ王太子の側近として、学園に入学してからはほとんど彼と行動を共にしている。対して、わたしは学園に入学して初めてできた友人である公爵家の令嬢カーリンと行動を共にすることが多い。
そしてローラントの主と、わたしの友人は婚約者同士であるが、仲があまりよろしくない。……というか、フリッツの方が一方的にカーリンを嫌厭している印象だ。カーリンもそれを理解していて、余計な刺激を与えぬようあまり近づかないようにしている。
そうなると自然、わたしとローラントも会う機会はほとんどない。一緒に行動する人間同士が避けているのだから。
「うん……本当に、ね」
ふぅ、とローラントはどこか重々しいため息をついた。
「……」
身長の高い彼をじっと見上げて、ようやくその顔色が少し悪いことに気がつく。
「ローラント。少し、頭を下げて」
「? こう?」
不思議そうに目を瞬きながらも、ローラントは素直にかがみ込むように頭を下げた。
その額に、わたしは左手を置いた。
「熱はないわね。朝はきちんと食べた?」
「大丈夫。平気だよ、エルナ」
大丈夫、は誤魔化す言葉だ。わたしはぺちんと軽く彼の額を叩いてやった。
「説得力の無い顔色で何言ってるのよ。医務室に行くわよ」
「本当に、大丈夫だよ。寝不足なだけだから」
ローラントは困ったように微笑みながら、軽く首を振る。
そんなんだから、放っておけないというのに。
「分かったわ。それなら、今からそっちに行くから待っていて」
返事を聞くより先に、わたしはその場を離れ、ローラントのいる中庭に出た。
ローラントはわたしの言った通り、きちんと外で待っていた。ただし、さっきまで居た窓のそばではなく、校舎から中庭に出られる扉のすぐ近くで。扉を開けたらすぐそこに居たので驚いた。
しかも近くに居るとは思わなかったので、右手を隠しそびれた。慌てて隠そうとするも、既にローラントは眉間にしわを刻んだ少し険しい表情でそれをじっと見つめていた。
「エルナ……その手、どうしたの?」
「少し転んで擦りむいただけ。大したことはないわ」
「でも、エルナ」
「でもも何もないわ。わたしはきちんと医務室で治療を受けた。それ以上のことがあなたにできる?」
わたしの心配を無下にしようとするあなたに、手当て済みのわたしの怪我を心配する資格なんてない。
そう思いながら強く睨みあげると、ローラントは数回目を瞬いて首を傾げた。
「……? エルナ、何か怒ってる?」
「怒ってない」
本当に今日はついてない。
こんな怪我をした日にローラントに会うのだから。
右手の怪我に関して、彼が悪いわけでは無いということは分かっている。でも発端はローラントだ。この昔から大人びていて愛想の良い婚約者が、無闇に女性の心を掴まなければ何も起きなかったのだ。そう思えば八つ当たりもしたくなってしまう。
せめて彼の綺麗な顔がもう少し凡人寄りだったらマシだったのだろうかと、睨むぐらいは許して欲しい。
わたしの八つ当たり混じりの視線を受けたせいか、ローラントは眉を下げて謝罪を口にした。
「ごめん、エルナ」
「何が? わたしは怒ってないわよ」
「……。でも、俺が近くに居たら怪我なんてさせなかったから。擦りむいただけと言っても、痛かったよね?」
「子供じゃないんだから平気よ。これぐらい。あなたはわたしのことなんかよりも、もっと自分の体調をどうにかなさい」
どうしてこう、他人のことばかり心配するのか。
わたしはもう一度ローラントを睨みあげてからその手を掴んだ。
そのまま引っ張って歩こうと思っていたのだが、いつもの癖で右手を使ってしまい、痛みが掌に走る。
「いっ――」
「エルナ、大丈夫!?」
「そんなに慌てなくても大丈夫よ。それより、あっちに行くわよ」
あっちとわたしが指さしたのは、中庭を彩る花々に囲まれた優美な東屋だ。
ローラントはわたしの意図が分からないというように、不思議そうに目を瞬く。
「え……どうして?」
「いいから。ついてきなさい」
「……あ、待って、エルナ」
ローラントは困惑した表情を浮かべながらも、すたすた歩き出したわたしのあとをついてきた。
白い木材で組み上げられたシンプルでいて、品の良いガゼボには、やはり白い木材でできた長椅子が置かれている。わたしはそれに腰掛け、その隣を軽く叩いてローラントにも座るよう促した。
ローラントが素直に隣に腰を下ろすとほぼ同時、午後の授業開始を告げる鐘が鳴った。大小の鐘を組み合わせて鳴らす短いメロディーが、春の終わりの空に高く響き渡る。
わたしたちは黙ったままそれを聞き、鐘の音が鳴り終わるとすぐにローラントが口を開いた。
「エルナ、授業はいいの?」
「ええ、平気。今更国史なんて習わなくても頭に入っているし、いざとなったらカーリン様を頼るもの。あなたこそ、わたしの我儘に付き合って大丈夫だった?」
「うん。俺も、今更学園で習うことはほとんどないから。だから、いざというときは俺を頼ってくれてもいいよ」
優しい微笑を浮かべて言ったローラントの言葉に、わたしは軽く首を振る。
「いいえ、カーリン様を頼るから大丈夫」
「……」
ローラントはほんの一瞬、真顔になった。胡散臭い笑みばかり浮かべている彼が一瞬でも真顔を見せるとは珍しい。ただ、彼が笑顔を消した意図はわたしには読み取れなかった。
「……エルナは随分カーリン様を慕っているんだね」
「そうね。少し純粋なところはあるけれど、信頼できる方だと思うわ」
「信頼……そっか。良かった、エルナに良い出会いがあったみたいで」
そう言ったローラントは言葉とは裏腹に、どこか納得のいっていないような表情をしていた。いつも綺麗に繕っている笑みが、今日はどうやら不調のようだ。
「あまり良かったって表情はしていないみたいだけれど?」
「……そう? 少し眠たいせいかな」
軽く目をこすって、ローラントは小さく笑って見せた。
……。
ローラントはいつもこうだ。
何も言わなければ、自分で全て完結させてしまって、頼ることも甘えることも考えない。何のためにわたしがここに連れ出してきたと思っているのか。
わたしは軽く息を吐いて、自分の膝のあたりをぽんと軽く叩いた。
「いいわよ、寝て」
「……え?」
わたしの言葉が理解できなかったかのように、ローラントはきょとんとして首を傾げた。
「えっと、エルナ……?」
「寝ていいって言っているの。どうせ授業に出ないのなら、この時間は暇でしょう?」
もう一度膝を叩けば、ようやくローラントも理解したようだった。
「で、でも、膝って……結構重いと思うよ?」
「仕方ないじゃない。あなたが医務室を拒否したんだもの。枕になりそうなものがこれしかないのよ。肩だと、身長差があって首を痛めそうだし……」
「それなら今からでも医務室で寝るから」
「駄目」
立ち上がろうとしたローラントの腕を引く。わたしの手を振り切ろうと思えば簡単にできただろうけれど、ローラントは大人しく座りなおした。
「エルナ。駄目って……どういう意味?」
「医務室に行ったらわたしは追い払われちゃうじゃない。それじゃ駄目なの」
「……どうして?」
わたしの心の内を探るように、ローラントは距離を近づけてわたしの顔を覗き込む。何かを期待するような目だ。何を期待しているのかは、分からないけれど。
「決まってるじゃない。次の授業に出たくないからよ。この手じゃ、あまり集中できそうにないもの」
「……あ、そっか」
右手を軽く振って見せると、ローラントはそれを見つめて少し難しい顔をした。何か考え事をしているのが分かったので、近くにあった彼の頭を押さえ込むようにして膝の上に置く。ローラントは驚いた声をあげた。
「え、エルナっ?」
「難しいことを考えるのなら、きちんと眠った頭がいいわ。上等な枕を提供して上げるんだから、さっさとお休みなさい」
睡眠不足の頭なんてろくに働いてくれない。たとえ何事も完璧に見えるローラントであってもそれは同じだろう。
柔らかな黒髪を梳くように撫でてあげると、ローラントはくすぐったそうに目を細める。大きな犬でも撫でているみたいで、ついわたしは笑みをこぼしてしまう。
「……エルナ」
「何? 眠そうね、ローラント」
「うん、眠い。最上級の枕の効果ってすごいね」
眠たそうなぼんやりとした目で微笑みながら、ローラントはすっと腕を伸ばした。大きくて温かい掌が、頬に触れる。
「でもね、俺以外に許しちゃ駄目だよ。それから、重くなったらどかして、いいから……」
頬に触れていた大きな手が、輪郭をなぞるようにゆっくりと滑り落ちる。眠気と微笑の入り混じった表情のせいか、やけに艶めかしい動作だった。
すぐに穏やかな寝息を立て始めたローラントの髪を弄びながら、わたしは誰にも聞こえないように呟く。
「……しないわよ。あなた以外に、こんな恥ずかしいこと」
今が授業中で、中庭に人気がなくて良かったと思う。
だって今、わたしは自分でもどんな顔をしているのか、分からない。
*
生きていて良かったと思う瞬間は今だろうなと思いつつ、ローラントは目を覚ました。
目覚めて一番に視界に飛び込んできたものが、大切な婚約者の姿だったのだ。これ以上の幸福はない。
色の薄い金髪を肩からこぼれさせたエルナは、規則正しい寝息を立てて眠っていた。
依然自分の頭が彼女の膝の上に収まっていることに、少しの心苦しさとどうしようもない愛おしさを感じる。
「……ありがとう、エルナ」
彼女が起きないように、そっと小声で呟いて起き上がる。彼女が倒れてきてもいいように、ぴったりとくっついて隣に座り直した。そうしてすぐに、エルナはいつも馬車に酔ったときと同じように、ローラントに寄りかかった。
当たり前のように隣に寄り添う彼女をまた愛おしく思い、その髪をそっと撫でる。
学園に入学して、エルナとまともに会えない日々が続いて、ローラントには一つ分かったことがあった。
それは、エルナが居なくては眠れないということ。
もっと正確に言えば、エルナが居ないと気を抜く方法が分からない、ということだ。
ここ数日、ローラントの眠りは浅かった。眠らなくてはならないことを理解していても、いざ眠ろうとすると眠気はどこかへ行ってしまい、眠るというよりただ目を瞑っているだけで朝を迎えるような日々が続いていた。
ずっと原因は分からなかったのだが、今日エルナと話してようやく理解した。
どうやら自分は自覚している以上に、彼女に依存しているのだ、と。
(……エルナにしてみれば、迷惑、だろうか)
肩のあたりに寄りかかって穏やかに寝息を立てる彼女は、昔からローラントを甘やかすのがとても上手い。いつだって欲しい言葉をくれるから、だから居心地が良くてつい甘えてしまう。
ローラントにとって、エルナのそばだけが気を緩められる場所だった。それをしばらく失ってしまったことで、気付かぬうちにストレスを溜め込んでしまっていたのだろう。
(エルナが居なければ眠れないと知られたら、エルナはどんな反応をするんだろう……怒るかな。それとも……情けないと呆れる?)
それは嫌だ。
ただでさえエルナは、自分を頼ってこない。
きっといつも彼女の厚意に甘えてしまう自分を、頼りがいのある男として見てはいないのだろう。
そもそもエルナと距離が縮まったきっかけからして、勝手に一人で苦しんでいたことを慰められたという情けないものだ。その関係性はずっと変わっていなくて、今もまだエルナの中でローラントという存在はあの小さな頃のままなのかもしれない。
(嫌われてはいないだろうけど……異性として見られているかは、微妙かな。婚約者だし、それでもいいと思ってたけど……)
学園に入学したことで、周囲の環境は大きく変わった。王太子の側近として育ったローラント自身の周囲は、レーナという問題点を除いてそう大きな変化はなかったけれど、エルナに関しては違う。心を許せる友人ができて、少しずつ人間関係も広がっているみたいだった。
エルナは自身の能力で、見かけが善良でも悪意を持つ人間をいくらでも見てきたために、他人の悪意には敏感だ。簡単に人を信用しない。けれど、その分善意や好意には鈍感だ。害がないのならとあまり気を払わない。
だから、気づかない。
純粋な好意を持って、近づく男もいるということに。
今日もそんな男の一人に釘を刺したばかりだ。エルナは警戒心が強くて隙がないように見えるが、実は結構隙だらけだ。決まった婚約者がいる自分が、誰かのそういう対象になるとは微塵も思っていないのだ。
(……、今のままじゃ駄目だ。何か対策しないと)
エルナの意識を変えられるような、何か。
そして、ローラントが彼女のそばにもっと居られて、エルナは自分のものであると説得力を持って周知させられるような何かだ。
もう自分の見ていないところでエルナが怪我を負わないように。そんなときに助けられるように。そしてエルナが誰かに奪われることがないように。
思考を巡らし始めたローラントの傍らから、「……ん」と可愛らしい声が聞こえた。長い睫が震え、エルナが目を覚ます。寝起きで頭がぼんやりとしているのか、ローラントの顔を見つめ数度瞬きを繰り返していた。
「おはよう、エルナ」
ローラントは愛おしい気持ちを隠しもしない甘い笑みで、彼女に声をかける。
エルナはそんな彼の表情をしばらく見つめて、ああ、と息をもらした。
「ごめんなさい、ローラント。わたし寝てしまったのね」
「うん。よく眠れた?」
「それはわたしの台詞よ。寝不足、少しはマシになった?」
「もちろん。ありがとう、エルナ」
一房すくった薄い金の髪に、感謝の気持ちを込めてキスをする。
エルナは「大げさね」と笑みをこぼした。口元に片手を添えて、品良く笑う仕草は可愛らしい。自分以外の誰にも、その顔を見せて欲しくないと思うほどに。
「あ、ローラント。もう一つ、ごめんなさい」
言いながら、エルナは少し腰を浮かせて手を伸ばして来た。頭の辺りに伸びてきたので、届きやすいように少し身をかがめる。
「わたし、あなたが眠っている間にあなたの髪をぼさぼさにしてしまったの。きちんと整えてあったのに、ごめんなさい」
利き手を怪我しているエルナは、左手でローラントの髪を整えようと頭に触れる。慣れない手つきでエルナが髪に触れる度、くすぐったくて、笑みがこぼれた。
「結婚したら、毎朝こうして欲しいな」
結婚したら。それは、ローラントにとって当然訪れる未来だ。エルナの隣にいる男が自分以外であることは、あり得ない。
エルナは髪をいじる手を止めて少し考えてから、答えた。
「ときどきなら、考えてあげるわ」
メイドたちの仕事を奪っては悪いもの。と、くすくすと笑う彼女もまた、その未来を疑わない。
そんな些細な事に安堵しながら、ローラントはお返しにとエルナの髪を整えるのだった。
本作品への、たくさんのブクマ、評価、感想をありがとうございます。
現在、続きのお話のようなものを執筆中です。
仕上がり次第投稿致しますので、また読みに来て頂けましたら幸いです。




