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人生100年時代だっていっただろうが! 〜母という異世界生物観察記録〜  作者: 目立拓奶


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第89話 娘が怖い夢を見る理由

母が遠くへ行ってしまう夢を見て、もう一度寝ようとしても、なかなか寝付けない。


気づけば、ベッドの中で2時間が経過してしまった。


耐えられず、母に生存確認をすることにした。


「お母さん」


一言だけ、LINEで送る。


すると、すぐに既読がついた。


しかし、5分経っても返信がない。


「大丈夫?」


と続けて送る。


すると、またすぐに既読がついた。


既読がつくのに、なぜ返信がないのか?


気になって、不安になって、電話をかけようとしたそのとき、母から返信が来た。


「なに?」


あぁ! よかった。ちゃんと返事が来た。


それだけですごく安心した。


「なに? 手短に要件を述べよ」


なんだかピリピリしているようだった。


「いや、元気かなと思って」


と送ると、母からまた返信が来なくなった。


すると、母から一枚の画像が送られてきた。


母が壁にべたっと張り付いている写真だ。


しかも、なんと病院の中のようだった。


「え? なに? お母さん? これ、お母さん?」


と質問すると、


「そうよ」


と、すぐに返信が来た。


「脱獄ごっこなう。」


私は思いっきりズッコけた。


ベッドの上だというのに、思いっきりズッコけてしまった。

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