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散文詩  作者: 百島圭子
41/55

散文詩 41 「ガーナマジック」

日々、心に残ったことを文字にしてみた

「ガーナマジック」


ガーナマジックという言葉を聞いた。ガーナがアフリカの国であることは知っていたが、ガーナと言えばガーナチョコレートしか知らなかった。ガーナはインフラも整備されておらず経済的に貧しい国で、人々は毎日の生活にも窮している。


しかし彼らは非常に明るく笑顔で暮らしているそうだ。それがガーナマジック。ガーナの人たちは、どんなに大変でも必ず誰かが助けてくれると信じているから明るく笑って暮らせるそうだ。


何があっても大丈夫、そう思えるのがマジックなのだ。仕事もない、明日食べる物もない、電気も水道もない、なんて状態でも絶対大丈夫と思えたら、暗い顔をすることなんてない。笑って暮らせる。


「大丈夫」という言葉は仏教用語だ。「丈夫」とは立派な人とか偉大な人とか頼りになる人とかいう意味で、それに「大」をつけて最大級の尊敬を加えて仏の異名となったそうだ。その仏の尊称が日本に入ってきて、とても頑丈だとか完璧とか危なげないというような意味で使われるようになったそうだ。


私は「大丈夫」という言葉が大好きだ。いつもどこかで大丈夫と思っている。どんなことがあっても大丈夫。なんの神様かわからないが、自分は守られていると勝手に思っている。


私はクリスチャンではないがカトリックの幼稚園に行ったので、大好きなマリア様がいつも守ってくれていると信じている。私にはマリア様の形で想像されるけれど、それは単なる肖像でしかなくて、その奥に大きなエネルギーのようなパワーのような言葉では言い表すことのできない大きな何かがあると思う。そのセーフティーネットがあるから私はいつも笑って暮らしている。


私もマジックにかかっているのだろう。



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