散文詩 33 「子供に嫌われたくない」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「子供に嫌われたくない」
ここ何年かこの訳の分からない親たちの声をテレビでよく耳にする。
子供を叱ると嫌われる?なんだそりゃ。
自分が大事なのか、子供が大事なのか。
子供に見返りを求めているのだろうか。
私には訳が分からない。
子供は友達じゃない。子供は子供だ。
親はこの世にやってきた子供を愛して愛して、
子供にこの世の最低限の善悪をみっちり教える。
そして生きる力をつけてやる。
自分で考えて判断して決断する力をつけてやる。
親の考えは世界中に無数にある考え方のうちの一つでしかないことを伝える。
世界中の無数の考え方に触れて、自分で考え、
自分の考え方、生き方を選ぶように仕向ける。
親がやらなきゃいけないのはこれだけであり、これしかできない。
親は子供を成長させることなどできない。子供は自分で成長していく。
親がするのは食べさせ、眠らせ、面倒をみて、愛して愛して、
抱きしめて大事大事と言い続けることだけだ。
いけないことはいけないと子供が悪いことしたら善悪を教える。
子供が自分がいなくても
一人でちゃんと生きていけるようにしてやらなきゃならない。
子供に嫌われるなどと考える余地はない。
叱ったために私を嫌うのなら結構、好きなだけ嫌ってくれ。
それでもあんたたちがちゃんと自分の足で生きていけるほうが大事だ。
思う存分嫌ってくれ。




