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ニートのウイルスバスター  作者: てつお
第0章 ようこそ【インターネットの世界】へ
7/8

同じ感覚

「動き始めました、ウイルスが」


「動き始めた!?動くだけであんな音なるのか?どんな化け物だよ!」


「今の音はポータルのセキュリティが破壊された音です。おそらく最後のセキュリティが破壊されたのでしょう」


「最後のって、そしたらもう…」


「はい。喋ってる時間はもうありません。今すぐ向かいましょう!」


ーーーーーーーーーーー

「あそこです」


「ああ」


例のポータルの真下まで来てみたが、ポータルまでは軽く10メートルはある。エルンは飛べるようだからいいが、俺の身体能力は現実となんも変わらない。


「エルン、俺はどうやってあれに入ればいいんだ?」


「任せてください」


エルンが何かをいじり始める。


(あれは、空中ディスプレイか?)


「はい、終わりました!」


「終わったって、何も変わってないぞ」


「とにかくその場でジャンプしてみてください」


「ジャンプなんてしたって届くわけ…」


「うわぁぁぁぁ!!?!?」


自分の力とは別の、強力な力に吹き飛ばされたような感覚。空中に投げ飛ばされる感覚。だが不思議にことに空気抵抗のようなものは感じなかった。

そんなことを考えているのも束の間、全身が歪な光に包まれ、溶けていくような感覚に襲われる。


(これは。そうだ、ここに来た時と同じ感覚)


(そして間違いない、ここは…)

読んでいただいた方、ありがとうございます。次回からは1話の文字数を今の一章分ほどにさせていただきます。これからもよろしくお願いします!

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