ようこそ【インターネットの世界】へ
「意味わかんねえよ!直接倒す?こっちは本気で悩んでんだぞ!?」
((うるさいですねー。とりあえず行ってみた方が早いと思うので、Enterを押しながら液晶の真ん中に触れてください))
「は!?そんなの言われた通りやるわけっ…手が、手が勝手にっ!」
((ようこそ、【インターネットの世界】へ))
さっきの光よりも眩しい光に全身が包まれる。時間、色、いや自分の体さえ消えていくような、、、
「っっ…ここは……」
あまりに眩しい光にやられてしまった目を擦りながら周囲を見渡すと俺が座ってた椅子も、ベットも、バイト代を貯めた買ったスピーカーも、一切ない。それどころか辺り一面真っ白…ここはまさか
「パソコンの中!!?本当に入っちまったのかよ!?どういうことだ、おい!エルン説明してくれ!!」
必死の叫びも虚しく誰かの声が返ってくる気配はない。
「俺はこれからどうすれば…」
ふと目線を上にやると青い光の塊が点々としているのが見える。
「これはもしかして……ポータルか!ここがパソコンの中だとすれば、アイコンか!これに触れられればなにかサイトに飛べるに違いない」
だが、飛んでどうする?そもそも距離が遠すぎてジャンプしようと届くわけがない。
(くそっ万策尽きたか…)
「「すみませ〜〜ん!!!」」
「うわっ!」
「yuukiさんですよね?そうですよね?すみませんお洋服選びに時間がかかってしまって…」
「洋服選び?てか誰なんだお前は」
「申し遅れました。私はこの世界の管理人、エルンです!気軽にえるるんって呼んでください!」
「エルン!」
いきなり現れて空中から見下すように自己紹介を済ませた少女、いや幼女か?あまりに小さい、言うなれば妖精?これがあのエルンなのか?
「yuukiさんにはこれから頑張ってもらわなきゃなので、説明させていただ来ますね!ーーーこの【インターネットの世界】について」




