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第9話:適正試験するんですが…。またまた輩に絡まれました。

ギルドの試験受けるらしいです。また輩が。

アルセード・ショパン5世の案内で冒険者ギルドを目指すカスミ。

確かS級冒険者と言ったが…鑑定してみるか。


名前:アルセード・ショパン5世(元貴族)

年齢:37

職業:聖騎士

レベル:175

体調:良好

所持金:5077000G

体型:やや痩せ。

アイテム容量(770/1000)

〈ステータス〉

攻撃力:6990

防御力:6060

魔力:4000

魔攻力:4500

魔防力:4500

回避力:7670

幸運度:3220

〈称号〉

サブギルドマスター

多妻家(7人)

神出鬼没

第2王子剣術指南役

王都四天王の1人

光速の美勇士

デビルキラー

軟派野郎


おおっ!流石サブギルドマスター。ステータスは今まで見た中では一番高い。

称号も上々。神出鬼没って前世は泥棒さんでしたか?王都四天王?このクラスが後3人も!?光速の美勇士なんて…2つ名も付いてる。

なんと言っても多妻家って…羨ましいな~。軟派野郎は余計だけどね。


「あの…アルセードさん。」


「ショパンでいいよ。ヨシノ君。」


「僕もカスミでいいですよ。あの…強いですね。」


ショパンはカスミを見て少し驚く。


「ほぉ、カスミ君はもしや「鑑定持ち」かね。珍しい。これは先が楽しみです。この世界で鑑定持ちは少ないからね。ちなみに私の2つ名は解りますか?」


「えっと、光速の美勇士ですか?」


「正解。カスミ君も頑張りなさい。」


気取らない自慢が羨ましい!僕もあるが言いたくねぇ。それにしても鑑定って珍しいの?相手に鑑定されたら…マズイかも。

カスミが悩んでるうちに冒険者ギルドに到着した。


「さて到着だよ。王都冒険者ギルド。ここは帝都冒険者ギルドと対して覇権を争っている総本部なんだよ。」


帝都冒険者ギルド?争っているって穏やかじゃないな。

「あの、争っていると戦争か何かですか?」


「それは違うよ。毎年王都と帝都で冒険者の採取、護衛、討伐、指令の成功回数を争っているんだよ。依頼書は特殊な作りでね、ある種族しか回数が分からないようになっているだよ。前回も前々回も帝都に勝ちを持ってかれている…くっ!」


ショパンはキリッと難しい顔を浮かべる。


成る程、帝都の方が優秀なのか…って王都!負けてるかい。

ツッコミをいれていると後ろから冒険者ぽい奴等に声をかけられた。


「あれ?ショパンさん。ちわーす。怖い顔してどうしたんスか?」


なんとも爽やかな、夏のCMにピッタリな日焼け男が尋ねてくる。

もしや冒険者のパーティって奴なのか?


「カチューブのノブトラではないか?クエスト終わりか?」


カチューブ?一文字消したら夏にピッタリだよ。歌うとグッとくるものがあるパーティ名だね。


「おっと、カスミ君。彼らはカチューブと言うパーティだ。彼がリーダーのノブトラ。向こうにいる右から「ドーガ」、「カ・クロー」、「リョーニー」だよ。ノブトラ、彼は今からギルドに登録するヨシノ カスミ君だ。」


「へぇ~名前からして赤丸出身だな。よろしくな!」


「よろしくお願いします。」


赤丸?ああ日本か…日本!?あんの?


カスミはビックリしながらもギルドの中に入ったがまさかまた絡まれるとは…カスミは夢にも思わなかった。



10分後―――――――――――


「なめるなよガキが!」


「あなたが悪いからですよ先輩!」


地下闘技場…何故かバトルしていた。

カスミはため息が出てきた。

次回:カスミ行きまーす!手加減を覚えました。

予告:まいど!神でぇーす。カスミちゃん強いのに絡まれ過ぎ~。ぶっちゃけ怪物対人の戦いだけど…プププッ。

次回もよろしくね。

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