第43話:アムロスさんとシャルアさんが密会するらしい。
ムチムチとゴスロリが合間見える!
王都に着くまでに新たなる仲間プーニンをゲットしたカスミ達。
このラッキースライムと言う名前は伊達ではなかった。
役に立つアイテムをドロップしたり、赤銅貨を拾ったりと、パーティ全員に幸せが訪れていた。
僕は思う…プーニンよ、あなたは神ですか?
そんなこんなで王都に到着したカスミ達。門のいた衛兵に止められたのはサンタユリアが抱いているプーニンであった。
「今抱いているのは…魔物か?」
「はいです。可愛いプーニンです。」
「プニプニプゥー!」
「…確かに癒されるが…魔物を王都に入れる訳には」
「このプーニンは幸せを振り撒く僕達のパーティです。」
「プニプ」
「幸せね~。んっ?」
すると幸せは突然訪れた。
「あ、あなた!」
「どうしたんだ?まだ仕事中だから後に」「ついに授かったわ。」
「…できたのか?本当か!?よくやった!俺に…子が!」
幸せいっぱいの空間が広がる。衛兵は涙ながら僕達を通してくれた。
僕は思う…プーニンよ、あなたこそ神ですね!
とある大屋敷に歴史的な会談だ開かれようとしていた。
とある部屋にて―――――――――――
「ふぅ。」
「少し落ち着かれましたか?ギルマス。」
王都冒険者ギルドの代表のアムロス=レイナとサブギルドマスターのアルセード=ショパンが話している。
「以前は…警戒が甘かったせいで命が危なかった。それに戦力も不足していた。」
「あれから15年経ちました。貴女は以前と見違える程に強いですよ。ギルドマスター。」
「おだてるなショパン。ようやく強くなったのだ。王都と帝都の奴等に存分に披露してやるさ。」
別の部屋にて――――――――――――
「のぉ、リリィ。久しく思い出すのじゃ。」
「以前の会談でしたかシャルア?」
帝都冒険者ギルドの代表のシャルア=アズナベルとサブギルドマスターのリリィ・ムンが話していた。
「あのムチムチバカも小さかったから頃は聞く耳もなかった矮小じゃたな。それにあるまじき失態で死にかけた。」
「今でもシャルアから見れば子供ですよ人族は。」
「クッハッハッハ。確かにそうじゃ。ようやく実った計画じゃ。帝都や王都とはおさらばじゃ。」
談話室に移動する両者。この大屋敷の談話室は渡り廊下の中央に位置しており両方に扉がついている。
扉を開けるとお互い見知った相手が現れた。
「久しぶりだな。帝都のギルドマスター。」
「そちらもじゃ。王都のギルドマスター。」
軍服姿の凛々しい者と赤一色のゴスロリの美々しい者が合間見えた。
お互いに対になったイスに座る。
「時間がかかったが戦力は揃った。」
「ワシの所も同じく戦力は充分じゃ。」
「場所も一度見て貰ったが予想内の規模、人数、立地状況も整っている。」
「確かにそうじゃ。他に増える場合に備えた場所も確認した。」
「これ以上の先伸ばしは…我慢の限界だ。俺はできる限り譲歩する考えだぞ。シャルア=アズナベル。」
「これは奇遇じゃ。ワシも同じ意見じゃわ。アムロス=レイナ。」
「成立上はどちらも同等の地位に立つが抜け駆けはなしだ。」
「もちろんじゃ。じゃがひとつ気になる奴がおる。」
「カスミか…。」
「あやつは異人の可能性がある以上そちらの独占は了承できぬ相談じゃ。」
「確かに異人かもしれん。我らも独占はしない。これは提案だがアイツには新しい存在になって貰おうと思う。」
「新しい存在とな?」
アムロスがシャルアに提案を話す。
「フム。考えたのぉ。リリィはどう思う?」
「私は賛成です。ナゼーカ博士にも「敵に立つな」と言わせる方ならば。」
「あの帝都一の発明家か?何やったんだアイツは?」
「牢獄から助けた御礼に鑑定スキルを彼から教わりましたよ。」
「彼は規格外とゼフも漏らすわけですね。ギルマス。」
「まぁ~世間事情は知らないからな。カスミは。」
「あやつはまだ成長中。じゃがワシは敵に絶対したくない奴じゃ。」
「それなら俺の提案は?」
「賛成する。」
シャルアが手をアムロスに伸ばす。
「歴史的な瞬間だ。」
アムロスもシャルアに手を伸ばす。
お互いに握手した瞬間。密談が成立した。この密談が歴史的にも語り告げられる。
「二大ギルド離反の儀」が成立した瞬間である。
「長い付き合いになりそうだな。ロリータババア」
「こっちも同じじゃ。ムチムチバカ。」
この後、両ギルドマスターがお互いに怒りをぶつけて戦闘になったのは言うまでもない…。
次回:カスミの悩み。ミミリーが技を覚えました。
予告:あら~神です。何だか面白くなりそうな話してたね~。まさかカスミ化け物発言(笑)
次回もよろしくね。




