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わすれな草  作者: 紅朱
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はじまり












僕は、ただ一人になりたかっただけだった。


この世界の中で生きていくには息苦しくさえ思ったこともあった。


人と付き合うのがメンドクサイ。


この一言に限る。


それに僕以外の人間は、いつも何かに燃えていて打ち込んでいたようだった。


僕は、今までの人生において何かに燃えたこともないし、そんな人達とは無縁だった。


そのせいか、他の人達が持っている『喜怒哀楽』が乏しかった。


そのため高校の寮に入りたくなかった僕は、叔父に頼んで一軒家を借りることにした。























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