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土魔法の令嬢  作者: 雪風花


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生まれ変わった洋装店

子爵領の村人たちが洋装店にはいっていくのを、遠巻きに見ていた街の住民も、気軽に洋装店の中に入ってくるようになった。 美しいドレスを眺める夫人も多く、村の人達の着ているワンポイントの刺繍のブラウス、スカートを見て自分も欲しいと思う街の人達も多くいた。

村の人たちの夫人の中には、私は目立たないところに、初めて村の人たち用の服を作る記念として入れたい刺繍を、ブラウスの胸のところにいれたり、おそろいの刺繍をスカートに入れたいと希望する人が多くいて困った。 中には上には、魔リンゴの刺繍のブラウス、下のスカートには花の刺繍と、2種類の刺繍を希望する人まで現れた。  どこでも好きな部分に刺繍するとはいったけど、はじめはスカート、ズボンの一か所だけだったのに、、、女性のオシャレには、キリがないね。  ポシェットも30ギガ、50ギガと安い値で売ったので、父親に半日、5000ギガのアルバイト代が入った村の婦人たちは出来上がった服を受け取ると我先に買って行った。

他の領に働きに行った娘たちのお土産、その他ににするんだって、、、

これは王都でも見かけなかったので最先端だよね。  いずれマネする店が出てくるけど、こちらは、金の糸のふちのある魔リンゴのロゴあり、だから、そう簡単にはマネできない。

素材は私の寝間着、洋装店で余った端切れ、レースは私が婚約の時着て、後に婚約放棄されたドレスのレース、いらなくなった服のレースといろいろだけどね。 お役に立てて、嬉しい。

すぐ売り切れてしまったので、また出来次第店に置くことにした。

ポシェットはマリーが中心になりお休みの時、マリー家族の部屋のとなりの我が家の工房? で作るみたい。

魔リンゴのロゴマークのブラウスはいつもオーダーメイドでドレスを注文してくれる、隣の公爵家のお嬢様が、たまたま、村の婦人が来ているのを見て、気に入って、自分も欲しいと、かなりの高額でオーダーしてくれた。 上級貴族が開くパーティやや王宮の舞踏会で着る高価なドレスには、金糸が使われているけど、普段着る服にはなかなか本物の金は使われていないからね。  キラキラ感が半端ない、本物は違うよね。

ついでに花の刺繍のついた、スカートにも注文があったみたいだけど、私にどうしたらよいかシェリーに相談された。

これは、他の領にはあまり広めたくないんだけどね。 街の人たちが買えなくなる。

今は村の人達の服作りで手一杯なので、お得意様に限り、一人、2点、刺繍は魔リンゴと、比較的刺繍が簡単な花の刺繍バラとスミレにかぎるデザインだけをかなり高額でも欲しいと言う人にだけ許可することになった。

村の夫人の間ではスズランの花が人気があったが、小さな白い花がたくさんついたスズランと葉は、金糸の縁取りがひどく大変だったみたい。

ついでにお嬢様は魔リンゴ印のポシェットも友人に自慢すると言って残りの一つを50ギガで買って行った。 これはお店の人が自分用にとっておいたみたいだけど、見つかってしまったみたい。

そのお嬢様とは、かなり仲が良かったので、しぶしぶだけど、売ってしまったみたいなので仕方ないよね。 あとから聞いたことだけど、でもそれは、ちょっと相談してほしかった。  まだ街の憧れのレンガ道も出来てないのに、、店がごった返したら困るよ。  今度から、他領の方はお得意様に限り一人、一個、500ギガで、、、それから、今回嫌がらせのように店を乗っ取ろうとした、伯爵領の人達にはその倍以上の値段で、、、   可愛い魔リンゴの刺しゅう入り、たくさん物の入るトートバッグも作りたいし、ポシェットは、たくさん作るのも大変だから、例の伯爵領には売らなくてもいいや。   

両子爵領ファーストで行きましょう。と言っておいた。

そのうち、誰もが欲しがる、街で着るドレスを作りたいけど、その前に街の再建も急がなくてはいけない。  服には適正価格もあるからね。  今回は我が領の人達に無料で大サービスだったけど、皆と相談しながらやらないと、だめだね。


私はやることが多くて、頭を抱えた。




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