Aは野菜炒めと涙の味。
JKを連れ帰る。
いや、、大丈夫なのだろうか、、
これは犯罪じゃないよな、、
まあ、家じゃねえし、、
そんなことを考えながらJKに野菜炒めを出す。
ついでに炊いておいたご飯も出す。
JK「頂きます、、」
「召し上がれ、、」
俺は表で煙草を吸う。
そもそも何なんだこの状況は、、
ってか他の人間は、、
まあ、JKと話すか、、
煙草の煙は頼りなく空に消える。
夕方だ。
もうじき夜が来る。
休憩所に戻るとそれらは
綺麗に平らげてあった。
JK「御馳走様でした、、」
「うい。
お粗末様でした。」
JKにお茶を渡す。
JK「ありがとう」
表情は先程よりも少し落ち着いた様だ。
「どっから来たの?」
JKはお茶を一口飲むと話す。
JK「電車から降りて、、
そのまま歩いてて、、
異変に気付いて、
誰かを探してたらあなたが、、」
んー、、
全く分からない。
JKも誰とも会って居ない様だし、、
もしかして俺らだけ、、
いやいや、、まさか、、
「誰か他に会った?」
JK「うぅん、、
あなたが初めて会った人。」
「まじか、、」
JK「家に帰りたい、、」
「あぁ。うん、、
帰って、大丈夫だよ。」
JK「違うの、、
帰れないの、、」
帰れない??
訳アリか、、
今いろいろ多いしな、、
どうすればいいのか、、
連れ帰る訳にもいかないし。
「ある程度歩くと、いつの間にか
違う場所に居るの、、」
「どゆこと。」
俺は頭が回らなかった。
着いてきて、、
JKは俺の手を引く。
JKと夕日が沈む街を歩く。
辺りは静かで、何だか恥ずかしくなった。
ある程度歩くと、よく寄る本屋の所まで着いた。
JK「この先に行けない。
他の道も試したんだけど、、
こうなる、、」
俺はJKと一緒に歩く。
が、、普通に、これと言って何も変わらない。
JK「何で、、」
俺は普通にJKの頭を撫でた。
「良かったに。
これで帰れるな?」
JKは安心してまた泣いていた。
「泣くな、、
また何かあったら。」
そう言い、俺の住所をメモ帳に書く。
破ってそれを渡す。
JKは大切そうに持つと、
俺に優しく口付けをした。
JK「ありがとう、」
俺は止まった。
確実に。
初めてだった。
人生生きてて良かったと思った。
JKの背中を見ながら俺は唇を触る。
「初、、、」
俺が気が付くとそこは天井だった。
「あれっ、、」
時計を見ると、時計は動いている。
「夢落ちかよ、、」
はあ、、
「いや!!結局遅刻してんだけど、、」
時計はもうバイトの上がりの時間になっていた。




