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改



「あぁ、、


世界滅びねえかな、、」



そんな馬鹿な妄想を口癖に、


ただ無駄な時間だけを過ごす。


「あちぃ、、」


冷凍庫から漏れる冷気を足に感じ、


安いアイスの蓋を剥がす。



テレビをつければ同じ様なニュース。


外はイカれた野郎共で溢れている。


「日本ヲワタ、、」


溶け出すアイスはまるで


俺のやる気の無さを表している様だ、



何がしたいのか。


何をやるべきなのか。


俺にはまだ分からない。



フリーターを続け、早7年。


1度はきちんと就職をしたが、


上司のキチガイさに耐え兼ね、


俺は3年も続かずやめた。



「石の上にも3年、、」


我慢した所で、結局何も変わらない。


ただストレスが溜まるだけだ。


我慢してストレスを耐え不満を抱える労力と、


無理せず自分の時間を大切にして自由に使うのと、、


どちらがいいか。



結果は目に見えている。



「世間様は俺を



"どうしようもない奴"



と謳うだろう、、」


まあ、それも紛れもない事実だ。



世界は広い。


自由だ。



だが、、、


「税金とか、、



頭湧いてんだろ、、」


山積みになった請求書類。


無意味な健康診断の通知書。


「あぁ、、これは、



国勢調査wwww



税金の無駄。」



馬鹿は馬鹿のまま一生を過ごし、


馬鹿は何も理解しないまま終わる。



「はあ、、」


深いため息と共にバイトの時間に近づく、



「一生こんなんなのか、、」



自分で自分に語りかけ、問う。



「変わりたいよな。


何か。


違う風に、、」



同級生は子供を育て、


綺麗な奥さん。


可愛い子供を養う。



↑コレが理想。



社会不適合者。


彼女すらいない。


貯金なんてない。



↑コレが現実、、



「あぁ、昼寝しよう、、」


バイトまでは時間がある。


働いていないよりはマシだろう、、



そうやっていつも理由をつけては


言い訳を繰り返し、現実から逃げていた。


もう、それが癖になっているのだろう、、



「あーぁ、


このまま消えないかな。



もしくは、世界が滅んでたり、


"世界が終わったりしないかな、、"」



暗い部屋。


誰かが何かを言っている。


「助けて、、



どうして、、、



何で、、、」



「うっせえな、、



あ。


やべっ!!」


俺は飛び起きる。



時計を見るが、、


時計が止まってる。



「クソ!!!」



急いで外に出る。



「寝坊したぁ、、


今日はうっせえ店長と一緒なんに、、」



信号機で止まる。


「クソ!」



車が停車してる。


「あ?」


行かねえのかよクソ、、


急いで走る。



裏口のノブを捻る。


ガチャ、


「すいません、、寝坊しました!!」


中には誰も居ない。



変だな、、


「店長、、、」


辺りは静まりかえる。


「あっ、、」


扉を開けると何か当たる。


「すいません、、」


が、返答はない。


何だ、、


何かがつっかえていて開かない。



仕方がないので表に出る。



あれ、、、



人が居ない。



「マジか。」



普段は一通りが多く、嫌と言うほど客が来る。


それが、皆消えたみたいに人一人居ない。



「どうなってんだ、、こりゃ。」


グウ、、


「腹へった。」



慣れた手付きで料理をする。


いい忘れていたが、俺は


弁当屋の厨房で働いている。


得意料理は野菜炒め。


ってか、、


「野菜炒めしか、勝たん。」



裏の休憩所で食べる。


「まあまあだな、、」


残念な事に俺は野菜炒めしか作れない。


全てカバーして貰ってる。



「ありがてえな、、



ってかおせえな、、」



客も来なければ、店長も来ない。


俺は腹一杯になり、うとうととする。



「かあ、、



だ、、れ、、かぁ、、」



「んん、、



んだよ、、」



「誰かあ、、」


「客か、?」


俺はカウンターに向かう。


「いらっしゃいませ、、」


客は居ない。


「だれかあ、、」


外から声がする。


「何かあったのか、、」


俺は外へと出る。



外は相変わらず静かだ。


だが、誰かが誰かを呼んでいる。


「誰か、、」



「めんどくせえな、、」


とりあえず声の方へ向かってみる。



「誰かあ、、」


「どうした、、」


そこには制服を着た女性が居た。


JK、、


そう思うといきなり彼女が抱き付いて来た。


「うへっ、、」


JKは泣いていた。


どうしたらいいか分からない俺は、


ただひたすらそのままでいた。



JKは泣き止むと腹を鳴らした。


ぐぅう、、


「野菜炒め、食う、か?」


JKは涙の後を残しながら、


頭を縦に振った。


























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