終戦記念日に思うこと
1945年の終戦は遥か昔のこととなり、戦後って言葉も今後もずっと使うべき言葉なのかって思えてしまいます。
昨今の世界情勢を鑑みると、雰囲気的には世界中の彼方此方が戦争・紛争の中にあり、日本の周辺でも『台湾有事』勃発の危機的状況にあり、何処の国も中国の覇権主義を抑えられない。
肝心のアメリカはロシアのウクライナへの侵攻、そしてイランの核開発問題を発端とした中東での対イラン戦争だけで手いっぱい。
気が付けば迎撃ミサイル等は在庫がほぼ尽きてしまい、武器弾薬の増産もままならない状況に陥っている。
アメリカの武器弾薬が全く足りていない今のタイミングで、中国が台湾に攻め込んだらって想像すると、ゾッとする。
日本には、ウクライナのような長期間の防衛戦争をするだけの武器弾薬は全く無いし、太平洋戦争当時の武器弾薬とは全く違い、製造拠点も限られているし電子部品の塊なのだから、簡単には増産どころか生産も出来ない。
もしも本当に『台湾有事』が勃発すれば、確実にパソコンやスマホ等の中に入っている半導体、特に最先端半導体チップといった電子部品の生産供給が不可能となる。
今の台湾は、世界一の電子部品製造国なのだから・・・
昔はアメリカのシリコンバレーが世界一だったこともあるが、半導体の生産拠点はいつのまにか東アジアが占め、特に最先端半導体については台湾に集中している。
その台湾の生産拠点の先端半導体製造設備は、もし最悪の『台湾有事』となれば、オランダからのリモート操作で完全に機能停止させることとなっているらしい。
そうなれば世界経済が停止する・・・
だからこそ、中国の覇権主義による暴走・暴挙は恐ろしいことなのですが、抑えられる国が必要なのだが、ロシアと北朝鮮も一緒になって暴走する可能性が高いため、残念ながらアジアには対処できる国が全く無い・・・
そう考えると国会決議でしかない『非核三原則』も、現実的な方向に見直す必要が出て来ます。
在日アメリカ軍基地への核兵器持ち込みと配備については、核抑止力として機能するのですから、勃発の可能性がある『台湾有事』を見据えて、眼をつむるべきなのでしょう。
実は『非核三原則』って国としての制度・法律ではなく、単なる内輪の約束事でしかないのだから、政治家やオールドメディアが『非核三原則』を堅持せよと騒ぐだけで、他国にも自国内に対しても本来ならば制限すら出来ない非常に曖昧なものらしいのですよ。
まだ太平洋戦争を知る高齢者や平和教育を受けて来た世代は、核兵器を核アレルギー的に忌避する傾向にありますが、最低限の抑止力は必要なのです。
ロシアがウクライナ侵攻したのは、工業国のウクライナが核武装を既に放棄していて戦力的にも弱くて攻めやすかったってことも、要因の一つなのですから・・・
何処であろうと紛争や戦争は起こらないことがベストですが、覇権主義国を暴発させないためにも、日本にも有事に即応できる抑止力、備えは常に必要なのです。
紛争や戦争を容認する訳でも、したい訳でも決してありませんが、日本人だけ平和ボケではダメなのですよ。
今の日本は、ミサイルなりドローンなりの無人兵器で飽和攻撃されると、何の備えも無いのが現実ですから、迎撃はほぼ不可能です。
だから簡単にインフラは壊滅し、国中がアッサリ機能停止してしまうってことも事実なのです。




