高架橋の老朽化で通行止め、この橋だけの問題なの?
名古屋市内を東西に横断する国道23号線で、竜宮高架橋の橋梁施設に亀裂などの異常が見つかったことから、通行止めをして緊急工事が行われています。
橋梁施設の老朽化とのことですが、大動脈の通行止めにて周辺は大変な渋滞となっているようです。
老朽化なると、たぶん昭和時代に造られた橋梁なのでしょう。
減価償却の期間で考えても、鉄筋コンクリート造の橋梁は60年、金属造の橋梁は45年であり、これらの耐用年数は減価償却の期間に準じているようなので、そろそろ竜宮高架橋の橋梁施設は寿命なのかも知れませんね。
鉄は錆びて朽ちるし金属疲労もある、アルカリ性のコンクリートは中性化して脆くなるものだそうですし・・・
そう考えると、他の橋梁だって亀裂等が発生している可能性が高いでしょうから、総点検する必要が出て来ますが、点検も工事も現実の話として本当に対処可能なのか疑問になって来ます。
老朽化している国道・県道・市道の全ての橋梁って、合計でいったい何件になるんでしょうか・・・
以前、高速道路の劣化の9割は『過積載車両』が原因なんてニュースを見たことがありますが、一般道路だってきっと同じなのでしょう。
イヤ、一般道路は監視をする料金ゲート等も無いのだから、もっと酷い状態と考えるのが妥当なのかも知れませんね。
確か自衛隊の90式戦車の重量が50tもあるので、通行可能な場所が限られ運用上の困難が多いため、北海道以外には殆ど配備されていないって話がありましたが、きっと戦車が走行すると耐荷重を超えてしまい、橋梁等が耐え切れず破損してしまうのでしょう。
そう考えると、特撮のウルトラマンと怪獣が街中で戦うシーンって、高層ビルが破壊される場面ばかりですが、地下街とか地下のインフラ設備って穴だらけで壊滅的な破壊がされているのでしようね。
もしかすると沈み込む地盤に足を取られて転んでしまい、戦闘どころじゃない可能性もありますよね。
何せ初代のウルトラマンは、体重が3万5千トンもある冗談のような設定でしたからね。
大型トラックや特殊な作業車両などで総重量が20tを超える場合は、事前に「特殊車両通行許可」を取得して走行する必要があるそうですが、どれだけ守られているのでしょうね・・・
高速道路機構は重量超過車両を走らせている悪質な事業者名を公表していますが、きっと氷山の一角なんでしょうね。
そんな悪質な事業者に対して、仕事を依頼した事業者も同じくペナルティーを受けさせるルールでも作らないと、ダメなのかって思ってしまいます。
今は上場企業の場合、企業倫理を厳しく問われますので、ルールすら守れない悪質な自業者に仕事を依頼すること自体が問題となると思うのですよ。
道路設備の老朽化は避けられませんが、各事業者にルールを徹底的に守らせることが出来れば、少しは劣化を遅らせることが出来ると思う次第です。
貴重な税金で道路を造ったり修理する以上は、厳しい取り締まりや罰則や罰金で、たとえ事業者が倒産したとしても、ルールすら守れないのだから仕方が無いこと、それがイヤならルールを守れば良いだけなのです。
今後、高度経済成長期に造られた様々なインフラ設備の老朽化は、確実に社会問題化するのでしょうし、維持管理も更新も財源不足と人手不足で、益々大変になることが当たり前に予想出来るのですから・・・




