琉球独立運動に対する疑問
『琉球独立』を標榜する日本の団体がありますが、沖縄県内に住む住民のことを本当に考えて活動しているのか、個人的には疑問に感じてしまいます。
日本国憲法で『表現の自由』が認めらけている以上、犯罪行為や不法行為でなければ、どんな意見を言うのも発信するのも自由ですから、周りの方々の迷惑にならない範囲でならば、好きに活動されれば良いとは思います。
でも本当の意味で、本気で沖縄県民のことを考えた上で『琉球独立』を唱えているのでしょうか?
『琉球』として独立してしまうと、他国になるのですから、日本国から交付されている様々な財源は全て消滅すると思うのですよ。
沖縄県に交付される地方交付税と沖縄振興予算の合計だけでも、たぶん5千億円ほどはあると思うのですが、もし独立するとなればその財源を貰う権利も放棄するのですよね。
それ以外にも様々な解決困難な問題が発生するのでしょうが、本当に承知した上でなのでしょうか?
沖縄県民が納得されるような『琉球独立』後の将来ビジョンは、本当に持っているのでしょうか?
資本主義の他国から投資を期待しているのであれば、地政学的にほぼメリットが無いので無理な話ですよ。
1972年の沖縄返還後50年以上経過していますが、今も沖縄復興予算が出ていることでも、民間企業が沖縄に巨額投資するのが難しいことは明らかなのです。
独立して日米安全保障条約の枠から外れ、米軍基地が無くなったら、どんなに理想の非核・非武・非戦を標榜したとしても、虎視眈々と領土・領海の拡大をしようとしている国が近くに存在するのですから、絶好の好機とばかりに確実に侵略されてしまいますよ。
これはソ連から分離独立するために非核化してしまったウクライナに、ロシアが侵攻したのと同じ構造ですね。
琉球独立を唱えている方たちは、反対するだけでハッキリした代案が無い野党と同じで、実はシンデレラの話と少しばかり似ているかなって思っています。
日本で読まれているシンデレラのお話って、王子様と結婚して幸せになりました、めでたしめでたしって、とても簡単にハッピーエンドで終わってます。
でも王子様と結婚したシンデレラは、その後に本当に幸せになれたかは疑問だらけですよね。
王子妃としての知識やマナー、外交等様々な厳しい教育、周囲からの妬み・嫉み・僻み・辛み、王城生活では暗殺の恐怖、日々の食事やお茶会ですら毒殺の恐怖、王妃との力関係等々、幼年期からしっかりした貴族教育を受けていないのだから、超の付くほどの詰め込み教育となるのでしょうから、凄く大変で逃げ出したくなること間違いなしだと想像してしまいます。
国の頂点に立つ王家王族は責任重大なのですから、赤の他人として傍から眺めている分には素敵な理想像なのでしょうが、実は理想と現実のギャップと言いますか、知らぬが仏ってことは意外と多いのだろうなって、ついつい思ってしまうのですよ。
夢や理想を語るときには、絵に描いた餅では無くて、それが実現した後にどうなるかって想定される現実や未来予想も、噓偽りなく一緒に語って頂けなければ、少しでもその言葉が支持できるかどうかの判断材料としては全く足りな過ぎるのです。
平口法相「沖縄に対する中国の動向に注意必要」外国による影響工作の情報収集強化を表明って産経新聞のネット記事と、添付されていた「琉球独立」「琉球先住民族」と書かれたのぼりを視て、そんなことを考えてしまいました。




