21話 茜ちゃんと生徒会役員☆双子編 その1
こんばんは!
おいちでございます!(о´∀`о)
ど、どんどんブックマークが増えている…だと…!?
読者様、誠に感謝でございます_:(´ཀ`」 ∠):
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします!!
学校が始まり、1ヶ月が経った。
授業は特に難しいわけでもなく、律や健吾くんや有栖川くんなどの友達もでき、私の男子高校生としてだが、割と充実していた。そして、なにより私が気に入っているのは、
「ん〜!」
高級学食施設だ。
今、私は毎日変わるこの学校の高級学食、『日替わりランチ』を食べているところだ。
(お肉が口の中でとろける…!野菜も甘みがあって美味しい…!!高級学食万歳!!)
「相変わらず学食食べてる時の綾人って幸せそうだよね〜。」
「な〜。」
律と健吾くんと有栖川くんの3人が見守る中、1人、ものすごく幸せそうな顔をしてお昼を食べている茜。
茜が学食の高級ランチを味わっていると、
「きゃー!生徒会の双子天使ちゃんたちよっ!!」
と1人の男子生徒が声を上げた。
(ここ…男子校だよね?)
と1人考える律であった。
双子天使ちゃんたちを見ようと、次々と男子生徒たちが食堂の入り口に集まった。しかし、そんなことを気にすることなく、茜はランチに夢中になっていた。
(このソース…美味しい!!お肉にガーリックが利いてて上手くソースとマッチしてる!!)
茜はランチに夢中になっているが、その時、食堂に男子生徒の黄色い歓声が響き渡った。
「ねえねえ綾人!生徒会の人だよ!」
と律が目を輝かせて言った。
「ん?あぁ、そうだね。」
「んもぉ〜本当に綾人は食べ物のこと以外は反応薄いんだから!生徒会の人たち、普段は滅多に食堂へは来ないんだから、凄いことなんだよ?」
と、律と同じく生徒会の人たちが気になっていたみたいの有栖川くんが少し拗ねた様子で言った。
「あぁ、そうなんだね、ごめんごめん。」
有栖川くんと律に言われて、やっと男子生徒たちが集まり、自然と花道が出来ている方へ目を向けた茜。
「う〜ん、もぐもぐ、でも、人が多くて見えないよ?もぐもぐ。」
「ちょっと、綾人?食べながらは行儀が悪いと思うぞ?」
健吾くんに注意されてしまった。
「はーい…。」
凄く名残惜しそうにフォークを置くが、素直に健吾くんの言う通りにする茜に、周りの4人は心を打たれるのだった。
((((かーわーいーいー!))))
見るからに残念そうにしている茜は、ただただランチを眺めていた。
(生徒会の人とかどうでもいいから早くお昼の続きを食べたい!)
しかし、
(ん?なんだか周りが騒がしい気が…?)
「あ、あ、綾人…!生徒会の人たち、もしかしたら僕たちの方に向かって歩いてきてない…?」
「ま、まさかな…。」
「う、うん…まさかね…。」
「え?」
茜が気づいた時には、茜の目の前には、双子の生徒会役員の人が立っていたのだった。
読んでいただきありがとうございました!
まさかの食堂で生徒会役員との遭遇です!
☆有栖川くんのプロフィール
名前:有栖川 瑞姫
誕生日:9月10日の乙女座
身長:165㎝
趣味:音楽を聴くこと。ピアノを弾くこと。
好きな食べ物:基本甘いものは全て好きだが、特に好きなのはプリン
次回もお楽しみに!




