混乱
((●・ω・●))
なによ...
「お前を助けるつもりはない。ここは甘い世界じゃない。」
なによなによ。
「あ?なにもできねぇなら村に戻れ。邪魔なお荷物でしかない。」
「.....いい加減限度を覚えなさいよーっ!!」
*
私はエリス。アイキ村の住人で、戦士。
毎日、起きて、訓練して、寝る。それの繰り返し。あ、ご飯も食べるわよ?
でも同じことしかしないわよ。訓練の内容にもよるけど。
「おいお前。邪魔だ。俺の視界に入るな」
こういって無理難題を押し付けるこいつはハヤト。
同い年で同じ軍の戦士。
仕事を一緒にすることは滅多にないけど、こいつはすごく強い。
悔しいけど、どれだけ訓練しようとこいつには勝てないんじゃないかな。
「なによ。しょうがないじゃない。同じ訓練をしてるんだから。」
「ならあっちにいけ。目障りだ。」
私が反論するといちいち酷に返してくる。ほんとになんなのよ。
「はーいはい。どっか行きますよっと。」
その場を離れようとした時、
「エリス。ちょっと来てくれ。」
と、教官に呼び止められる。
*
「なんでしょうか。」
「エリス、今この村に起こっていることは知っているな?」
もちろん知っている。敵が攻めて...きたわけではないんだけど、
アイキ村の住人の数人が人質にとられている。
「お前には...人質のあいつらを助けてもらいたい。」
.....はい?
「もちろん、一人でとは言わない。そうだな...ハヤトと一緒に助けにいってくれ。頼む。」
...あの、待ってください。
まず頭をあげてください。そしてなんでハヤトなんですか。
「ハヤトとエリスはいつも話しているイメージがあるからな。というか、実際よく話してるだろう。それに、あいつは強い。必ず戦力になるはずだ。」
「ま、待ってください!なんで私なんですか!?」
「私は、エリスに可能性を感じた。ただそれだけだ。」
教官はじっと私を見据える。
「これは簡単な仕事じゃない。必ず苦もあるし、最悪死に至るかもしれない。だが私はお前を信じている。」
厳しい目がすっ、と細くなる。
「頼む。この村の住人を...救ってほしい。」
真剣に頼まれて私は戸惑う。
私でいいのか。ハヤトとちゃんと行動できるのか。ハヤトの足手まといにならないか。
...死なないか。
混乱している頭でそれらの疑問を解決するのは難しかった。
でも、【やらなきゃいけない】。
そんな気がした。
「...教官。やります、私。必ず救ってみせます!」
そう私が言い放つと、厳しかった目が緩んだ気がした。
「ありがとう...。頼んだぞ。」
*
「ハヤト」
「んあ?なんだよ」
「...人質を救いに言って欲しいって、教官から直々に指令をいただいた。」
「そうか。よかったな。」
「...ハヤトもなの。」
「は...?」
「ハヤトと二人で行けって...。」
.........。
「はぁあああああっ!?」
楽しんでいただけ...ませんよね。
まぁ気長に更新待っててくださぁい。




