日常なんです!
話の展開が早いかもしれません(>_<)
混血は、寿命を入れ替えた二人を見張っていた。いや、一人を見張っていて、一人につきまとわれているのだ。
「おい!お前もどこかに行けよ〜。」
半ばヤケクソで呟く混血。
「えー!なんで、死んだからやることな〜い。」 と言う少女……綾女は、楽しそうにしていた。(はっきり言って面倒くさい。
しかも、コイツに、俺が毎日のように体験する『アレ』を見せてはいけない気がする。)
と、心の中で妙に焦る混血を綾女は何も知らない。
混血は時計を見た。[午後3時14分]ついに見せたくない、『アレ』が起きようとしていた。
微かな殺気を感じて、綾女がビクついていた。霊になると、敏感になるようだった。
「どうした?」
と混血が綾女の方を向いた途端
ヒュン
グサッ
混血の額にクナイのようなものが刺さり、血が出ていた。
「キャッ、大丈夫なの、それ?」
綾女は怯えながら、混血にたずねた。
「あぁ、このくらい平気平気、なれちまったよ。
あいつ等、悪趣味だから俺がこのくらいで死なないこと知ってて、毎日やってんだよ。」
混血はいかにも、面倒くさいという顔をしていた。
「あいつ等って、誰?」
と、綾女が聞こうとしたとたん、何者かが混血の後ろに現れた!
……、そして、頬に手を置いて、優しい声でつぶやいた。
「血に染まる君は美しい、男なのかと疑いたくなる。」
キザ。その一言が、綾女の頭の中を回る。
綾女は、もの凄く、いやな顔をしながら言った。「誰、その変態じみた男、知り合いなんでしょう。」
その問いに、混血は面倒くさそうに言った。
「あぁ、コイツの顔見れば、女子高生とかキャ、キャ、言うからお前も知ってんだろ〜」
混血のその言葉に、綾女は男(変態)を見た。
「あっ、知ってる!
人気俳優の白河圭吾さんでしょう?
あんた、有名人と知り合いなの!!」
「あぁ、あとコイツ人じゃないぞ。」
混血の言葉の意味が綾女は、わからなかった。
「どういう意味??」
「君たちみたいな何も知らない種族は、嫌いだな〜。そんな雑魚が、どうして混血と居るの?」
「あー、ペット探しの付き合い。」
さらりと、混血は嘘をついた。綾女は内心(うわー、かるく、嘘ついてる〜)と思っていた。
それでも、事情を知らない圭吾は綾女を一睨みした後、混血に言った。
「今日は機嫌が、良いからその女は殺さないであげるよ〜
それより、僕と散歩しない?」
混血は、一切目を合わせないようにして言った。
「機嫌が良いのは、まだ、あいつが来てないからだろ〜
それと、俺はお前なんかと散歩しねぇよ!
さっきも言ったが、こいつのペット探しを手伝ってんだよ!」
圭吾は、つまらなそうな顔をして、小さい声で「そう…」と言った。
「ペット探し、手伝ってやろうか?」
いきなり、ひくく、たくましい声が聞こえた。綾女は、声のした方を見ると、そこにいたのは、落ち着いた感じの男の人が立っていた。
綾女の目が輝く、(何、あの人、カッコイイ)
こんな綾女の様子を知らない混血は、その男の人に対して言った。
「いや、いいよ手伝わなくて、お前忙しいだろ?
お前、いつも圭吾と同タイミングで来るのに、来なかったんだから、忙しいんだろ。」
「そうでもない。さっきまで世界ツワーの反省会をみんなでしていただけだ。」
カッコイイと綾女はまた、心の中で思った後一つの疑問を思い出し、混血にたずねた。
「ねぇ!混血、その人誰なの?」
「あっ、黒川響。
圭吾と同じく、人じゃねぇ。だが、人にも友好的な奴だ。圭吾みたいに、ナルシじゃないからな〜」
「そうなんだ〜、カッコイイ♪」
「お前、響に惚れたのか?」
「えっ、いや、そ、そんなんじゃないし!」
「すまない。えーと、綾女どの、我が一族は人とつき合うのは、将来の花嫁と決まっているのだ!」
響の言葉を聞いた綾女は残念そうに、うつむいた。
その横で、混血はケラケラと笑って言った。
「まぁ、落ち込むなって、それよりも、ペット探しに行くぞ!」
「そうね、響さん!お友達にはなってくれますか!」
「いいよ。
あっ、本当にペット探し手伝わなくて大丈夫?」
「ありがとうございます♪
はい!大丈夫です!(手伝ってもらったら、混血の嘘ばれちゃうし)」
「そうかぁ、頑張れよ、混血。
端っこで、黙ったまますねている、圭吾は俺が事務所まで届けとくよ。」
「あぁ、頼んだわ、じゃ!行くぞ綾女!」
そう言って、混血は走り出した。
「あっ、待ってよ!混血〜!」
混血のあとを、必死で追いかけていく綾女。
混血と、響と圭吾の関係があかされるのは、また、別のお話。
読んでいただき、ありがとうごさいます<(_ _)>
更新遅いですが、一生懸命書いていきたいです!




