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その壱『俺だってたまにはボケたい!』

谷「外伝か…楽しみだな。」

名「1話は谷津冶出番ないみたいだけどね。」

谷「マジかよ!ショーック!」

隆「いつか出るって。そんじゃ始まるぞ~」

シルヴィー・シャードゥーという名の少女がTHE STEGOに入って来た後のある日…。


矢手弓(ヤテユミ) 名似何(ナニカ)はTHE STEGOのラウンジにて参考書を片手に麦茶を飲んでいた。

「ちょ、何で皆こんなの分かるの?あーどうしよ、バカじゃないの!?」

名似何はいつもの如く、大きな独り言で自分を戒めたりしながら参考書を読んでいた。

「…名似何だ。」

「やぁやぁ人間の諸君。」

「1人しかいないっての。」

そこに彼の旧友である雷堂(ライドウ) 隆次(リュウジ)がやって来た。

「私もいますわよ!」

同時にシルヴィー・シャードゥーが物陰から出て来た。

「いたのか。気が付かなかった。」

「私も隆次だけかと思ってた…」

「あら、てっきり知ってて諸君って言ったのかと。」

「こいつは1人でも諸君やら皆さんやらって言うんだ。」

「まぁ、もっと違うツッコミが個人的には欲しいんだけどね…」

「深くは聞きませんわ」

「そうか…」

名似何は若干残念そうにしながらも、参考書に目を戻した。

「ところで何で隠れてたんだ?」

「それは……敵が迫ってるからに決まってますわ。」

すると突然THE STEGOのドアが勢いよく開いた。

「お腹減ったーーー!!」

戸舘(コダテ) 美毅(ミキ)が現れた。

「何か出たー…」

「興味なし。」

「コンビニならすぐそこにありますわ。」

「シルヴィーちゃん、意外と庶民派だね。座布団3枚!」

「……。」

「隆次そこ突っ込めよ!!」

名似何が、ボケに突っ込まなかった隆次に突っ込んだ。

「なんか…疲れてきた。というか飽きた。」

「!!そ、それは…私に嫌気が差したってことですの!?」

「そっちじゃない。ツッコミに。」

「いやいや、それはそれで問題だよ!」

今度も名似何が突っ込んだ。

「…?なんで?」

「そりゃ、色々と…ねぇ?」

「どっちでもいいじゃん!それより何か奢って!」

「ハハッ嫌だ。シルヴィーはどう思う?」

名似何は美毅の要求を無視してシャドーに意見を求めた。

「……私としては、最初に会った時のままでいて欲しいですわ。」

「なん…だと…」

「てなわけで名似何。今日だけは全力でボケてやる!ありがたく思え!」

「ありがたく思いなさい!」

「ありがたくねぇよ!ってか何でシルヴィーまで!?あと、私はツッコミ向いてないんだよ…」

「…(何か大変なことになってる…)」

戸舘はその様子を傍観しながら菓子を一粒口に入れた。



「ぃよっしゃああああああ!!今日は一日ハ〜イテ〜ンショ〜ンなので~す!!」

「いつもの数倍は活力に満ちてますわ!」

「…もう、嫌だ。」

隆次とシャドーが無駄にテンションが高い中、参考書を開いていた名似何が呟いた。

「今日だけは全力でボケるので~す!」

「今日という名の奇跡ですわ!」

「…てか、何でペガ○ス口調なんだよ。」

早速、名似何が突っ込んだ。

「良い質問なので~す!それは…」

「……それは?」


「何となくなので~す!!」

「こいつうぜぇ!!」

名似何は無駄に溜めて出てきた一言に思わず悪態で突っ込んだ。

「…ペ○サス口調飽きたな…。」

「ちょっ!伏せてる所ズレてる!」

「おっとしまった。…もう遅いか。」

「お・ま・え・な~!!」

「大丈夫ですわ!副会長がハーレム王を目指す某生徒会でも同じ事をやってましたし。」

「ナイスフォローだ!」

「フォロー…なのか?」

名似何が疑問に思っていると、隆次が

「フォローってのはな…された人がそう感じればそれでいいんだよ!」

「それでいいんですわ!」

「よくないだろ!あと何でまたシルヴィーも!?そして何で某有名な熱い人の口調なんだよ!」

「諦めんなよ!もっと熱くなれよぉ!!」

「流石、松○○造!ものまねだけでも熱苦しいですわ!」

「そこで何でものまねするのかが分からない…。」

名似何が怒涛のボケに対して丁寧に突っ込んで行く中、隆次達の勢いは更に増した。

「うぉおおお!こんなにボケることが楽しい事とは知らなかったじぇ!!!」

「タコス!!」

「ぎゃあああああああああ!!目が!目がぁあああ!!」

「最早、最後の『ス』しか合ってねー!!」

「お?何を楽しそうな事をしているんだい?」

名似何が脈絡もへったくれもないボケに突っ込んでいると、そこに蒲生が現れた。

「今、お前来るな!」

「酷いな~矢手弓~。俺だって華麗にエクスプロードしてキャーガモサーンって言われたいよ~。」

「うん。とりあえずどこでもいいから人気(ひとけ)の無い所でエクスプロードだけして来な。」

「雷堂~聞いてくれ~矢手弓が冷たいんだよ~。」

「お、蒲生じゃん。あいつは今俺達に全力で突っ込んでくれてるんだZE!」

「な、なんだってー」

「それに今ならボケ放題キャンペーン実施中なんだZE!」

「なん…ですって…」「なん…だと…」

「ちょ、隆次!そんな事一言も…」

「ふっーーはっはっはっー!ならばこの俺!ゴッドオブGの蒲生も盛大に華を咲かせよう!ワーハッハッハッハッーー!!」

「…。(…たまには高笑いして見るのも悪くなさそうですわね…。)」

「そうだ!もっとボケるんだ!ボケる!ん!!だぁあ!!はははははははは!!」

「ふーはっはっはっはっはっはっ!!」

「あーはっはっはっはっ!」

「余計な事を……もう手が付けれん…。」

名似何がとうとう限界を感じて来た頃、救済者が現れた。

「皆さん何して…何か…カオスですね…。」

ツッコミ専門な高上(タカガミ) 未来(ミライ)が現れた事で名似何は希望を見出した。

「高上!後は…頼んだぞ。」

「何ですか矢手弓先輩!その死亡フラグ!?」

「待ちたまえ!矢手弓!君が突っ込む事に意味があるんだ!そう!明るい世界を切り開く為にも!」

「…相変わらず蒲生先輩は訳が分からないです。」

「やめろ!蒲生!ツッコミ専門じゃないキャラの限界を感じて来たんだ!」

名似何が逃げ出そうとするのを蒲生が必死に捕まえた。しがみ付いて。

「だ…誰か!助けて!蒲生がぁー!」

「フハハハハハ!!逃がさん!逃がさんぞ!矢手弓ぃぃぃぃ!!」

「最早悪役そのものですわね…」

「あいつは…カッコ良いと思えれば、何でもいいんだ…」

「…シャドー先輩、雷堂先輩、ボケるの辞めたんですね。」

「高笑いしてから恥ずかしくなってきたのですわ…。」

「喉が…枯れてきた…。」

2人のテンションが急落する中、名似何と蒲生はまだ格闘していた。

「離せ!あっ、涅月!助けてくれ!」

「フハハハハ…ハ?」

名似何が頼もしき後輩である涅月(ネツキ) 葉子(ヨウコ)に気付き助けを求めた。蒲生も気づいた…と同時に嫌な予感が駆け巡った。

次の瞬間、涅月は走り出した。



『授業中だ。静かにしろ。』

ドガッバキッ!!



…そして蒲生は壁に減り込んだ…名似何と仲良く。

「……何で、私まで…(ガクッ)」


「…た、助かった」「…た、助かりましたわ」

その一部始終を見ていた隆次とシャドーは安堵の声を出した。

「…やっぱり涅月さんは強いですね…」

「…やっぱりヤテュミは関係ないのでは…?」

「…やっぱり壁埋まりオチなんだな…」

3人は思い思いに呟いた。

「……勉強に戻ろっと。」

これまでの一部始終を見ていた美毅は、それだけ言って自習室へと帰って行った。




どうも伊崎です。外伝です。


ふぅ…。やっぱ1人でシチュエーション考えるのって大変ですね。この作品自体リレー小説なので、バトンを渡される形で舞台やら次のシチュやらを受け取ることが多いです。(…多分)



1話目で既にそんな感じですが、今後とも見守ってください。


それではごきげんよろしゅう。

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