「Aクラス」VS「ランク外クラス」の戦い5
魔界帝王??ということはこの世界には魔界があるそうだな…。
いずれ行ってみたいものだ。なんたって魔王だし。
というのはさておき、俺に匹敵する強さを誇る化け物か…。
俺が本気でこいつと戦ったら、町が滅びるのは確実だ。
特に「流星」という隕石を落とす規格外のスキルを使われたら俺の仲間以外全滅間違いなしだ。
先制攻撃したいという気持ちを抑えて、専守防衛に徹しよう。
もしかしたら、戦わずに平和的に解決できるかもしれない。
魔王が勇者・聖女と仲良くできているのだ、悪魔でも仲良くできる可能性はある。
そもそも魔王と悪魔なら仲良さそうだけどな。
とりあえず、専守防衛の構えをとりつつ様子を見る。
「ヒャハハハハッハ!やっと封印から解放されたぜーーー!!」
「召喚者が命じる。悪魔よ、そこにいる20名のランク外の学生を殺せ!」
ユリル、レッズ、マリノスが俺の元へ飛び出してくる。臨戦態勢であり、学生達に手をだそうもんなら直ちに攻撃を開始するが、まずは専守防衛だ。
こちらからの先制攻撃は行わないことを指示する。
「久々のシャバの空気というのに、何だこのガキは?このルシファー様に命令する気か?!」
Aランクの学生達が絶対的強者を前に怯え始める…
魔界帝王ルシファーは何処かに行ってしまいそうだ…。
何処に行くんだろう?そのまま行かせてやろう。
「ちょっと待て!!お前は長い間封印されてたんだろ?解放してやった俺への恩があるはずだ!」
おいおい、止めるのかよ!!
「チッ…、仕方ねぇーな。乗り気じゃねーが、まぁ体も鈍ってるし久々に戦うか。」
その瞬間、魔界帝王が殺気を放ち始める。
俺が止めに入ろうとするも、勇者見習いのミランが大声で叫ぶ
「先生は入らないで!これは俺たちの戦いだ!どんな形であれ必ず勝つ!」
「おいおい、こんなガキが俺に挑むのかよ。俺はルシファー様だぜ、勘弁してくれよ」
「どうしたー?俺たちをガキだと思って甘く見てるのかー?」
馬鹿…、挑発するなよ…。
「はぁ~。これだからお子様は…。仕方ないな…。それじゃこいつら倒したら相手してやるよ。出でよ我が下部!」
時空が歪んで漆黒の翼が生えた悪魔が出てくる。
これは転移魔法か…。魔界から転移魔法できたのか…。次から次へと厄介な奴が増えるな…。
「序列一位バルベリスただいま参上しました。」
「バルベリスよ!久しいな。」
「ルシファー様も封印から解放されて何よりです。」
「来て早々悪いが、この目の前のガキ共の相手をしてくれないかー?」
「お安いご用で…」
ルシファーの家来か。どれだけ強いのか楽しみだ。
バルベリス鑑定!!




