完成!禍々しい商人戦艦
こんにちは。お盆休みしてました。
「データベースには海賊の船が二艘あるはずなんだけど……見当たらないんだ。」
フウタは『私がもう一度調べましょう』そう言うと
「主様の為に見つけるでござるよぉ!」
で、消えた。
一時間経過した。三時間経過した。五時間経過した。七時間経過すると、どっからともなく『やっと見つけたぁっ!!』と言いながら戻ってきた。
一切、擬音がする登場シーンは無い。
「大変です!データベースの海賊船は、既に海賊の手に渡っています。
もしコレが上に知られると非常に不味いです。」
「そうだな。というか、」
まず……それよりも、まず!!って奴だ。イチは『というか、』から切り出した。
「しゃべり方普通に成ってるぞ。『ござる』付いてないけど?……大丈夫か?」
それに対しては、ギョッギョッ!となったあと自分の両手を見つめワナワナされていた。
ぶっちゃけ、リアクションが全てにおいてデカイ。そして、心がそっちに移らない……要はムカつく。
「そんなもんはどうでも良いから、指示を受けている海賊船は今どこに?」
「え?……は!」
「ここから、ワープを二度程行った所の何も無い所で検索したところ引っ掛かったでござる。」
イチは、しばし考え話を切り出す。
「今からすることは他言無用だからな!?」
他言無用と聞いて目を輝かせる。そんな御褒美を貰った犬の様に、いい感じの反応を見せた。
「わかっているでござる!……でっ!?何をするでござるかっ!?」
「……」
『待ってました!』と言わんばかりの反応。子供みたいだ……でも、
(なんか、いい気分!)
「おっし!予定よりもっと凄い奴を出すぜ!」
それから、契約している全てのモンスター類を呼び出して、今から集会をするつもりだ。
「皆、よく聞いてくれ!この世界には息が出来ない場所が存在する。だけど、大丈夫だ!闇の精霊を身に纏う事で息が出来る事が分かった。
なぜ、こんなにも俺が説明するのは理由がある。
それは、お前らを失いたく無いからだ!お前らは俺のかけ換えの無い生きた証……五百年の象徴だ。
今から、この商人船を使用する。お前らには、この船の表面に張り付いて貰う……行くぜ。」
召喚された者の紹介。
大きいサイズから、巨人鬼属十三人。ノア・デスの配下デスボーン約666体。七色ポイズンカエル七匹。虹色ヒュドラ一匹・大きい虫から小さい虫系約数千億匹か、商人船に引っ付いて行った。
「主殿ぉー!この虫はなんでござろうか?」
「それ?それは、千年ムカデ……頭が二つあって人の言葉を発して人を騙し襲っていた奴」
「では、コレはなんでござろうか?!」
「それは、レインボーヘラクレスクワガタ……ものすごい硬いく重い。」
『じゃあ!じゃあ!……』フウタは虫が好きそうだ。そういうイチも、億を越す虫を収集しているので虫は好きなのは見て分かる。
商人船が、みるみるうちに異形の物へ変わっていく。それは、言うなれば禍々しく且つ邪悪と言えよう。
「よし!乗ろうか。」
……
その頃、ある星にて
「艦長!物品管理星の者は、今回も首でしょうかね?」
「おい!そんな公に言うものでは無いぞ。
……まあ、来て一日だから前回と同じく厳重注意で終わるであろうな。」
「たまりませんね。コッチは海賊船の捕縛で給料を貰えて、そして海賊に海賊船をコズカイ程度で金が増える……無限に!
たまりませんなぁ。」
「しかも、裏切ったら海賊を殺せば良いだけの話だからなぁ。」
……
ところ変わり
「艦長、ここの宙域には違法海賊はいません。」
「ユウナ!海賊に違法という概念は無い!!海賊である事が違法なのだ。」
(呼び捨てにするな!……私はお前の彼女じゃねぇ!)
「すいませんでした……了解です。」
「では、別の宙域に飛ぶぞ!マナミ、宙域を257に設定しろ。」
「了解しました。」
(私も、呼び捨てですか。)
「設定完了……飛びます。」
明日もよろしく




