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マジックそるじゃあ  作者: ふ~ん
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遠い親戚ブラパン伯父さん……違います!

こんばんは。

 まだ、ばらつきがあるのかガンビール総督は『もう一回!』と連呼し悦に浸っている。

 遠くの方で『ガンビール総督の為に!ガンビール総督の為に!』と連呼の声を聞きながら


「して?今回は経費はいくらになったんじゃ?」


「しめて五百万ペニーです。」


「なんと!?安すぎでは無いのかマクシル!」


「今回、閣下に提供したのは半分以上が宇宙凶悪犯罪者の種でして……安くなるのは当然かと。」


「閣下はよせ。ふーむ、では少し厳しく基礎を叩き込まねばな!」


 頷くマクシル。

 このマクシル、俺の情報からは武器商人とインプットされているのだが、関係者なので危害を加える事が出来ないようになっていた。

 更に、名を呼ぶ際は『マクシル様』と勝手に出ていた事から相当の権力者と思われる。


「やめい!……では、自分の持ち場に戻り、一時間後に基礎体力及び近接格闘術・電子銃と練習機GS(軍サムライ)に乗るが良い!」

「お前らには、寝る時間さえ勿体ないと思ってる!直ちに行動だぁ。」


 総督の掛け声と共に俺を含んだ団体が、一子乱れぬ列をして向かって行った先は、とにかく広く本当に船の中か?と思うほどに広大な運動場と機具が設置してある。

 集まって、並ばされていると


「私は総督の忠実なる部下シルク少佐である!」


目の前には、一人一人に大きな荷物がある。シルク少佐の指示で背負うと、ズシッと脚が沈む程に重たい。

 俺達のヨレヨレ具合を見て『たかが二百キロで!』と言っている事から、目の前にはある荷物は二百キロあると思われる。

 しかも、背負う荷物の他に銃に模した塊があり、ソレも異様な程に重く五十キロだと言われる。


(なんだ。余裕じゃないか……それを五十周だなんて面倒だなぁ。)


 この運動場の一周は約二キロあるとインプットされているのだが、俺達が十周しても誰も脱落者はいなかった。

 しかし、二十後半になってくるとチラホラとスピードダウンがやや目立ってくる。


「貴様等は成体強化をしている!しかし、筋肉の強化と持久力は別物なのだ。三十周からは地獄になるから、よく覚えとけぇ!」


 このシルク少佐、こう見えて歴とした女性である。


 窮屈そうで苦しそうな胸がプリンとあり、軍服はそれでいてキュッと腰が引き締まっている。

 お尻も軍服に負けじと張り裂けそうに頑張っており、プリンプリン!としている。


(そ、それにしても魔法近いが基礎体力かぁ……)


「ソコ!遅れているぞ!」


(グウッ!……クソッあの女ぁ!ちょっと遅れただけでムチを入れよってぇ!)


「アハハハ!地獄は終わってはいないぞぉ。あと、十周!……周回送れはプラス十周!」


(……?)


「あと、五周!……?オイ貴様待て!待たぬかぁー!」


(だっ!ダメだ~。今止まったらヤバイですん)


「上官命令だ!全体止まれぇ!!」

「で!?貴様は何故私を注視していた?」


 上官命令には逆らえず、普通にピタッと止まってしまいました。

 何故こんなにも私は逃げたのか?それは、魔力視を使用したからだ。

 そして判明する……オールノーパンだと。


 で逆らう事を出来ないので


「少佐殿は何故なにゆえパンツとブラジャーを無くされたのでしょうか?!」


「ほほう。なるほど、なるほど……お前達は凶悪犯罪者の集団と聞いている。」

「たしかぁ……やはり!種の中に宇宙で最も女性パンツをこよなく愛し奪った数、数千亰すうせんけい枚の極悪非道パンブラの名前も出ている……お前がそうか。」


「断じて違います!」

(たぶん!マジで違います!)


「口答えするなぁ!!」


 そう言うと無情にもムチが振り落とされる。何度も、何度も振り落とされた。


「クッ!私の攻撃を立ったままで受けきるとは。仕方ない!まだ私には余力が有るがここまでにしておこう。」

「お前には、追加十周を命ずる!いけ!!」


 他の者達は五十周が終ったのか、キチッと列をして並んでいる。かなりの時間が経過したのか?いや、昼飯の合図の音が聞こえるた途端


「貴様等に命ずる!コイツが終るまで監視するよう。」

「私は昼休憩だ!」


 ツカツカと運動場から離れて行った。皆はシルク少佐が十分離れたと分かり次第に口々で話を投げ掛けてくる。


 それは『パンツ履いてないくらい俺だって分かってたさ!』『そうそう!ピチピチズボンにライン無かっただろ!?』『あのシルクちゃん必死な顔がそそるわぁ』『だな!羨ましかったぞ?あの洗礼されたムチ』『気持ち良くて!だから立ってたのかぁ?』『俺も、ムチ欲しさに何か言ってやろうか?!』『でも、この脳にインプットが妙にウザいぜ』等々言っちゃってくれる。


「お!?……イチがやっと終ったぜ。次は近接格闘術だぜ。俺の名前はライってんだ」

「名前の由来は、俺が先頭で且つ一番端だったから『いいライン』に見えたからライ!って名なんだとさ……笑っちまうだろ。」


「俺も、そんな感じだよ。」


 ライは雰囲気、前世のハイパー遊び人で俺の家へウンコをしに来た奴に少し似ている感じに見えた。

 話しているうちに、俺とライは初めて言葉を交わしたからか、もしくは仲良くなろうとする気持ちがあったからか、近い者と言える存在へとなっていった。


 突如!『ドバン!』と鳴り響く銃声。これは、大型銃の音だと分かり音のあった方へ皆が目を向けるとシルク少佐が立っていた。

 片手にはもうムチは無く、GS対大砲銃でを持っていた。


 おそらく皆『ムチは終わってしまった』と胸を撫で下ろしているだろう。少しテンションが低いので、そうに違いないと俺は感じとった。


「これから近接格闘術を行う!ではイチ!貴様の相手は私だ!」


「え!?」


「ドバン!……甘い。お前の武器はその模造銃で戦って来いと言っている!」

「この大砲は偽物だからな。安心するが良い、爆風のみ本物と一緒なのだ。」


 最初の『ドバン』は上へ、二回目の『ドパン』は俺へ撃たれた。俺は爆風で吹っ飛び気負うしないかけたのだが、少佐の『玉が直撃するぞぉ』の声に反応し僅かながらも避ける事に成功する。


 何かのキーで、体の自由が勝手に向こうの手により操られている……そんな感じがする。

 それでも、まあ身を守れているから一応はホッとしているんだけども納得はしていない。


 そんな感じで、頭に疑問が有りつつも近接格闘の終わりがやっと来た。

 

……

「お!やられたなぁ……立てるか?」

「そっか無理かぁ。おし!俺の肩に掴まれ」


 ライがそう言って、俺を抱き起こしてくれた。おれは、少佐の武器のお陰で耳がクワンクワンと鳴りながらも一足一足とねぐらに戻っていく。

 

 一日は終り、俺達の休息はカプセルに入る……ただそれだけだった。


 カプセルに入れば、尿や便も出来て簡易シャワーも出来るのだ。更に言えば、戦士としての予習・復習もできるのだが


「おいイチ!そのカプセルに入らない法が良いぞ。」


「え?」


「え?じゃない!……普通分かるだろ。此処に入ったら向こうの思うつぼだ。」

「現に、上官への攻撃が出来なかったろ!?」


 『なるほど』と言った側から、皆も分かっていたようでカプセルに入らない者が多々にいることが判明する。

 中には、カプセル内からコード線を取り出して何かをしている奴さえいた。


 皆が寝る。

 静けさはあるが、艦特有の『ウゥゥンウゥゥン』というエンジン音が何時までも鳴り響いている。

 だがしかし、皆は寝て次の日起きるのだ。

ありがとうございます。休みの日だったので早く書き上げただけです。

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