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マジックそるじゃあ  作者: ふ~ん
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ワンコからイチへ

こんばんは。頭にモヤモヤってありまして、書こうか?どうしようか?と悩んでいましたけど、悩んでて解決するのか!?……しませんよね。だから書きました。ほのぼの系とギャグを愛するふ~んです。少しバカから離れ……たぶん離れます。よろしくです。

「これで俺の人生はリセットされ、再び懐かしき青春と恋……そして優秀な妻とも巡り会いに行くぜ。」


 ガハハと笑っている現在の俺は、この時代を何度も転生により経験し強くなっている。実のところ今私がこの魔法を発動するにあたってはアル理由が存在する。


 [アル理由]それは、あと三日長生きすると戦争で流れ弾に当たり死んでしまう事が分かっているからだ。死にかけた私は無我夢中で魔法陣を完成し発動したところ……なんと!私の過去へ飛んだのだ。


 それからと言うもの、私が死ぬ歳をどんなに回避してもやはり死に至る物となってしまったのだ。

 だから


 私が自ら発明した『防御結界魔法を発明』するのに死ぬ三日前に完成してしまったのだから、今まさに転生魔法をして過去へと戻る最中なのだ。


「と!笑うのはここまでだ。魔法陣に間違いがないかチェックしとかないと。」


 私が下の陣をチェックをしていると突然、おんぼろな木のドアが『ゴガガガ!』と鳴ってしまう。


(しまった!……もう来たのかぁ)


 木のドアを蹴破るかの様に叩いたのは、ただのドアの歪みでうるさく聞こえる。叩いた張本人は知っている!ソイツは私を戦争に誘いに来たのだ


 こー見えても私はやり手の魔術師で通っている。本当はもっと凄い魔術師なのだが、前々回で凄さをアピールすると多忙となり死ぬ一時間前に気付くという事が判明したのだ。原因は、恐らく過労死と思われる。


(だが!私は行かんよ。……ふっ!さらばだ)


「オーイ!ウンコでもしてんのかぁー。早く出て来いよ!ゼン・ワンコ」


(あれほどフルネームで言うな!って言ってるだろが!)

(ま、生まれてくる人物を選べないのがコノ魔法の難なのだがな。)


 私は集中し魔法を発動!


「よし!成功だ!」


「なんだ?やっぱいるじゃんか。ゼンお前が言っていた魔力視で女湯を覗く修行!今日こそ成功させる為に付き合って貰うぜ。」


 全然戦争って思って無い人がいると思うが、最初は本当に戦争だったんだ。だけど、色々な人生・階級を経験していく中で『あと三日後』に死ぬのは確実なのだと経験上分かりきっている。


 まあ、今回は恐らく女湯を覗いて『何か』が飛んで来て当たり俺は死ぬのだろうと思った時……「なんて俺は無様に死ぬんだろう?」と思ってしまったのだが!

 それもこれも、全てがリセットされる!そんな思いで魔法を発動させる


「だらぁ!」


「おぐぅ!」


「すまんすまん!ウンコの話してたら俺もしたくなってな?だからドアにサンダーキックをお見舞いしたんだ……許してくれ。」


 サンダーキック。足に雷を纏い、一撃必殺の足蹴り。素早い一撃は雷と同等の早さと攻撃力を兼ね備える。

 サンダーキックが木のドアに当たると、雷に撃たれ且つ蹴りの力でドアは後方に吹き飛びながら燃え上がり私にブチ当たる。


(まっ!まさか、こんな偶然がおこるモノなのか!?だが!私はこんな事では死なんよ。)


「なぁんだ。何かの魔法の実験中だったのか、邪魔して悪い!」

「じゃ!お邪魔しワンコぉ……ちょっとウンコするから!」


「って!コラァ!!下の名前で呼ぶなぁー。」

「く!しまった。ドアに当たった時に陣が崩れてしまった!失敗なのかーー?!」


 そのまま、転生魔法は発動してしまう。


……

(ここは……。ここは、何処だろう?)


 やけに静かで、水の音が微かに聞こえる。時折、空気の音がゴポポと聞こえる事から私は胎児と考えるしかなかった。


 しかし、何故か妙な気持ちにさせる。自分の微かな心音は聞こえるのだが、母の心地よい音や声が聞こえないのだ。

 胎児だから目を開ける事さえかまわない。そんな、今の自分が前の自分では無いのが分かり『転生成功だ』と思っていると男の声が聞こえて来た。


「総督!ご覧ください!」


「うむ。……して?いつ頃仕上がるのだ。」


「成体になるのは一ヶ月。そこから適性検査を兼ねた訓練を経験させると約二ヶ月です。」


「三ヶ月か。で!?良い種なのか?」


「もちろんでございます!過去の優主な種から凶悪な犯罪者まで数々の種を一から……」


「凶悪!?問題ないのか。」


「凶悪と言えど未だ子供。今から成体に成る約一ヶ月間を戦闘のノウハウと我が軍の理念を叩き込みますから。」


「なるほど。種から仕込むということか。」


「さようで。」


 総督では無い方が『ヤレ!』と言うと、私の脳にありったけの情報が流れ込んで来る。それは、この施設の在り方もそうだが、俺達が生まれた理由・これから誰のために戦うのか・戦闘での武器の使用方法・女性に対するエチケットなど様々な情報が流れてきたのだ。

 

 情報が流れて一ヶ月後、私は筒の中で目を覚ます。見渡すと、皆成体培養液みなせいたいばいようえき(見た目ホルマリン漬け)に浸かっている。中には未だ目を開けない奴もチラホラ見える。


 私は魔法使い。空気中のマナを取り入れ様としたのだが、何故かマナが無いのだ。仕方なく体内のマナを使用する事で、いち早く目を閉じながらにして周りを見渡す事が出来た。

 そこで名をイチと授けられる。


 何故空気中にマナが無い事は、流れて来る情報でなんとなく分かった。つまり空気が無い世界で動植物も無いのだ……マナが無いのは当たり前である。


 私がいた時代とか云々色々が分からないが。とにかく、次元が違う所へと転生してしまったようだ。


 私は、宇宙銀河軍第十一艦隊に所属している。最初の名はWANーKO名の由来は、AAAーAAから始まる……只の番号である。だが今では、イチと呼ばれている事で何か嬉しい感じがする。


 このイチと言う名の前に、何故目を閉じながらにてし他者にバレてしまったのか?それは『WANーKO心拍数急上昇!』と連絡で何かあったと直ぐにバレてしまったからだ。


(だって、周りの奴等同様に異様なガラスに入れられている団体を見れば驚きもすうだろう?)

(にしても、なにげに前回のワンコとかぶっている気もするが)


……

 何やら話声が聞こえる


「よし!全ての培養液を捨て、我が軍団を表に出させろ!」


「しかし総督。それでは、この船の重力で怪我人が出るかもしれません。」


「かまわん!ソイツは、単に弱かったというだけじゃ。」


 何かの合図をしたあと、艦内にアナウンスで『培養液強制排出』と何度も繰り返し言っている。


 培養液が次第に無くなって行くと、自分の体重に足の裏や足の筋肉……身体全体の筋肉を使用して歩くと言うのは分かってはいるが。なんとも、歩いた事がないので……流石に即歩くのは難しい。

 だがしかし、無理と思っていたのだが『お前らは作られた!誰の為の戦士か!』と言う総督の渇で身体の底から


(立たなければならない!)


 と心から思ってしまい。無理矢理、立つのだ。

 足はガタガタ、寒く無いのに身体中ブルブル……まるで生まれたての小鹿のようだ。

 そして、皆が初めての声で叫ぶのだ


「ガンビール総督の為に!宇宙を守る戦士です!!」

最後まで呼んで下さりありがとうございます。

さてさて、魔法は宇宙で通用するのか?ってのを書いていきますね。

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