13.
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今日は都がうちの実家に行くのかー。感慨深いものがあるよな。
姑とか小姑の問題はないな。なんせ都LOVEだから。
俺だけ仕事かぁ。さっさと終わらせよう。大学も終わったらすぐ帰ろう。
―――パソコン越しの会議室に親父の姿がない!……俺の考えすぎだよな、他の子会社の会議室にはちゃっかりいるはずだ。
って、いねーよ!
俺は都に電話した。何故か親父が出た。
『おぉ、キョウ?ちゃんと仕事してるかー?』
それは親父だ。親父が仕事してねーよ。
『親父……仕事はどうしたんだよ?』
『有給ってやつ?』
『有給じゃねーよ。迷惑だから、さっさと出社しろ!』
『えー、天使と女神がいるのにー?』
杏と都の事か……どうしようもないな。
『杏には帰れば会えるだろ?都はまた今度連れて行くから、親父は大人しく出社しろ』
『お義父さん、有給取ってたんですか?』
『うむ。有給消化というやつだ』
『別にうちはブラック企業じゃないんだから、いいだろ!』
親父もいい歳したオッサンがむくれるなよ。
『都も出社するように言ってくれよ』
『お義父さん、仕事をサボったらダメですよ』
『都ちゃんに言われちゃったらなぁ』
おい!破顔して都の言う事はあっさり聞くんかい!おふくろ、キレていいと思う。
「あ、電話切りやがった!」
廊下で通話していたものの、かなりエキサイトしていたようで周りに響いていたようだ。周りからクスクスと笑い声が聞こえる。クッソー!これも全て親父のせいだ。俺も有給とったろ。
「キョウ様の有給はありません」
なんですと?
「何で?」
「お父上が作った制度ですので、私どもにはわかりかねます」
親父ーーーー!!!!




