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只今、マリトル王国に潜伏中です。王都ルグナル 1

ブクマ!評価★!リアクション!ありがとうございます!!

今後とも、ブクマ!評価★!リアクション!よろしくお願いします。


同時更新を手動で行なっていた為、意外と大変でした。

なので曜日そのままで、投稿時間を変更します。


予約投稿が出来るこを最近知ったので活用してみます。

上手く使えなかった場合は、また手動に戻りますので時間が微妙にずれます。

その時は「あ〜出来なかったんだな」と広い心で許してください。

詳しくは後書きに記載しました。


まずは今回の物語を楽しんで頂けましたら幸いです。

「すみません。広場での出店をしたいのですが」

 サテスさん達がギルドのカードを提出する。

 ここはマリトル王国の王都ルグナルにある商業ギルドの窓口だ。

「申し訳ございません。王都では行商ランクの出店は禁止されています。ギルド管轄外である東門外の自由市場のご利用は可能です。急ぎの買取をご希望でしたら、こちらの指定金額でのみ買取いたします」

(あ〜じゃぁ王都には長居は無用だな)

 サテスさん達もちょっとだけ顔を引き攣っていたが、

「わかりました」

 とそのまま引き下がる。


「次はハンターギルドだね」

 俺とハンターチームと一緒に向かう予定だ。

「すみませんが先に王都の様子を調べておきたいのですが」

 サテスさん達商会チームが別行動を希望してきた。

「それでは先に宿屋を探しましょうか。箱庭経由で宿の場所を連絡すれば行き違いは無いでしょうから」

 セルジュオさんの提案で商会チームと別れ、先に宿屋を探す事にした。

 流石は王都だけあって広い。マリアヌの時とは違い、毎日王都へ入るのに時間がかかるので、出入り口を確保の為の拠点となる宿屋を探す事にしたが、数件の宿を周ったものの行商だと分かると満室になる。


 少し細まった道に宿屋のマークを発見した。


「いらっしゃいませ」

 俺と同じぐらいの女の子が店番をしていた。

「すみません。17名ですが大丈夫ですか?」

「えっ!17名様も!はい、大丈夫ですが。一泊素泊まりでお一人様銅貨20枚です。全て相部屋になりますがよろしいですか?」

「ちなみにここは何名まで泊まれます?」

「はい。大人で20名となってます」

「なら20名分払いますので、10日程この宿を貸切にできますか?」

 目を見開いて驚く少女。

「ええ、貸切ですか!もももちろんです。でも食事は全て外でお願いすることになりますがよろしいでしょうか」

「持ち込みも可能なら問題ありません。出入りが激しいと思いますが、しばらくご厄介になります」


 銀貨40枚を支払い、何とか王都内の出入り口は確保できた。

「入り口は朝は1の鐘から夜の10の鐘までは開いてますが、遅くなるようでしたら一言お伝えください」

 部屋は2、3階で1階は食堂のようになっているが、営業はしてないようだ。


 宿探しで遅くなったのでハンターギルドへは明日にでも向かう事にした。


 サテスさん達が宿にやって来た。

「どうだった?ギルドの受付の話で珍しくサテスさん達、みんなして顔を(しか)めてたけど」

「あぁ分かってましたか、顔に出てしまうなんて私達もまだまだですね」

 皆んなの顔を見て苦笑しながら、今回の事について話し出す。

「本来は商業ギルドカードは身分証と同時に税金の回収を兼ねており、城壁に囲まれた安全な街の中で商いを認めるという権利でもあります。しかし、ここでは城壁の外である自由市場をギルドが推奨しました。それも管轄外の市場です。もし、何らかの事情で街中で市場が開けないのであれば公に発表しなければなりません」


 なるほど、明らかに通常の行為とは違ったって事ね。

「商業ギルドが買い上げもそうです。食の木やポーションは金額は固定されてます。ですがそれ以外の品については等価交換量りで提示された金額の80%〜90%での買取となっています。確認しましたが、王都(ここ)では60%の買い上げ金額になっていました。あの受付の言葉が気になり個人店に売り込みをしましたが、ギルドを通さないと買うことが出来ないと断られました」


 商業ギルドからの圧力がかかってんだね。

「じゃぁ王都ではアースの民探しのフリだけにしとくか。別にここでわざわざ売らなくてもいいんだし、その自由市場で適当に店を開いておけば?」

 別に、この国の窓口はマリアヌにすれば良い事だ。

「そうですね、民探しのフリをして他の地へ行く事にしましょう」

 サテスさん達も納得したようだ。

「アイルさん達はどうする?」

「そうだな、実績を積む為にも我々はここのダンジョンに少し潜る予定ではあるが」

「そうだったね、当初の予定通り深く潜れたらそこで宝箱発見。でオークションに出すって事だった」

「そうですね。グリムモアへの嫌がらせが有りましたから、しばらく自由市場で販売しましょう」

 皆んなもグリムモアへの嫌がらせ計画を思い出して頷く。


「今回は、王都ですからファーメル達兄弟と一緒に頑張りますよ」

 装身具職人でもあるノベルドさん。ガラス職人のファーメルさんと弟二人と一緒に、アクセサリーデザイン等をマーキュリーの船内で研究していた。

「じゃぁ私は、王都を「王都ですから一人でふらつくのは危険です」…はい」

 言い切る前に止められてしまった。

「ならハンターギルドに行こうかな、全然ハンターとして活動してないから」

 全然活動していないハンターのプレートを出した。




「皆さん朝早くからお出かけですか?」

「はい、一部の者は王都から出るかもしれないので、門限過ぎたら閉めてもらって構いません」

「わかりました。ではお気を付けて、いってらっしゃいませ」

 宿屋の娘さんの名はサラフィーヌ。

 通称サラに送り出され、今日はハンターチームと一緒に久々にハンターギルドにやってきた。



「お前、初めて見る顔だな」

 依頼ボードを眺めていると声をかけられた。振り返ると同じぐらいであろう年の子達がいた。

「ええ、先日王都に来たんですよ」

 何気なく答えた。(子どもに絡まれてもな〜対応どうしよう)

「へ〜王都の外からか!もう決めたのか仕事?」

「いえ、どれにしようかと依頼書を読んでたんですよ」

「「「「すげ〜!文字が読めるのか!」」」」

 なんか、縄張りとか言って絡まれると思いきや、意外にもフレンドリーで驚いている。

「なぁ、ひとりなら俺たちと一緒にドブネズミ退治の依頼を受けようぜ!」

「そうそう、人数が多ければ捕まえるのが楽だし!」

「あっ、テテル達もいた!お〜い一緒に受けないかドブネズミ!」


 あれよあれよと俺を入れて13名のキッズ隊が出来上がっていた。


「アイルさん!彼らと一緒にドブネズミ駆除の依頼を受けることになったんで行ってきます」

「分かった。大丈夫だろうが気を付けるんだぞ」


 こうして何故か俺はドブネズミ駆除に向かう事になった。

【次の更新日】(投稿時間を変更します)

7月7日 火曜日 17時30分


同日更新の『ただの猫に転生しました。〜お気楽猫はご近所のスーパーと異世界ダンジョンを駆け回る〜』(猫が主人公)も宜しければお楽しみくださいませ。

★21時に更新★


引き続き、お付き合いくださいませ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【更新スケジュール】

火曜日・木曜日・土曜日 17時30分

日程を変更する場合は【次の更新日】でお知らせします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

無断転載、無断使用は固くお断りいたします。

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