凛ちゃんが帰ってくるんだ.....
第二話です。
中学を卒業して、春休みに入り、高校の課題も終わって、家でだらだらしてるとお母さんが何かいい始めた。
「もう、だらだらしてるなら手伝って」
でも私には何を言ってるのかうまく聞き取れなかった。
「え、何もっかい言って」
「だらだら、してるなら手伝って頂戴。全くこんなだらしな い姿、凛くん見たらガッカリするわよ」
「なんでそこに、凛ちゃんが出てくるの」
「凛くんたち、帰ってくるのよ。あんた、毎日凛くんとメールしてるのに聞いてないの?高校もあんたと一緒よ」
「えぇ!?でも、受験の時いなかったよ」
「彼方は一期で受けたけど、凛くんは二期で受けたのよ」
「じゃあ凛ちゃん、こっち来てたの!?てかお母さんなんで知 ってるの」
「そりゃ、雪子...凛くんのお母さんとは親友だもの」
「凛ちゃんが帰ってくる.....私ちょっとメールしてくる!」
「あ、これオフレコだった。雪子、凛くんごめん。特に凛 くん」
私は急いで部屋に入ると携帯を急いで出しメールをした。
もう、凛ちゃん帰ってくるなんて聞いてないよ!
どうして教えてくれなかったの?(`Δ´)
凛ちゃんのバカ!(っ・д・)三⊃)゜゜)
すると、すぐに返事が返ってきた。
悪かったよ。驚かせようとおもったんだ。
たったの一行かよ....気持ちが伝わらないんだよぉぉ!熱くなれよぉぉ!って落ち着け私これじゃあ某プロテニスプレイヤーになってしまう。って私もリアルだとあんまり話さないから似たようなものか...はぁ...凛ちゃん帰って来るのか、嬉しいけど嫌だな。私の耳のこと知ったら、どう思うのかな。哀れまれるのかな。嫌だな前と同じように接して欲しいな。ずっとメールだけのやり取りだったら良かったのに、そしたら前と変わらない仲良しな幼なじみのままでいられるのに...耳の聞こえるカナでいられるのに、はぁ...凛ちゃん優しかったなぁ今も変わらないのかな..昔がこいしい
ー5年前ー
「カーナーまたここにいたのかお前ホント本好きな」
いつも、本を読んでると話しかけきて笑いかけてくる唯一の男子、ほかに話しかけてくるのは、親友の琴羽だけだった。あと時々だけど凛ちゃんの親友の誰だっけ?あっ潤くんだ。も声かけてきたっけ、高校も一緒になるにごめん。
「図書室は静かで邪魔者なんて凛ちゃんくらいだから」
「おまっちょとひどくねそれ」
「ホントのことだもん」
今思うと結構酷いこと言ってたな私。よく凛ちゃん仲良くしてくれてたなー迷子になった時も助けてくれたし...思い返せばほんとにいつも優しかったし、親切にしてくれたなー。そう言えば凛ちゃん女の子にモテてたなー全部断ってたけど。そのせいで色々言われたなー凛くんと根暗なアンタは不釣り合いだって、その度、琴羽が言い返してくれたっけ別にホントのことだし気にしてなかったんだけどな。やっぱり、凛ちゃんに耳のこと知られたくないな。でも、私補聴器目立つようぅ、なんで耳掛け式にしたんだ私の馬鹿、でもこれが一番聞こえるんだよー。はぁ...私を轢き逃げしたやつ許すまじ
そういえば凛ちゃん弓道続けているのかな....また一緒に弓引きたいな。いつ帰ってくるんだろ。お母さんに聞きっとに行こうっと
会いたくないけど会いたい不思議な気持ち。彼方がこの気持ちに気付くのはもう少し後の話
難聴っと言っても色々な種類がありますが、ここではあえて触れません。かなたの聞こえ具合のみ、書きます。もし、聴覚障害その他の障害を持った方がいて不愉快なことを書いていたらごめんなさい。
彼方は感音性難聴で、おはよう何してんの?って言われたら彼方には「おは..なに.て.の」っと聞こえてます。




