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誤字脱字すみません

一週間に一回くらいのペースで投稿します

盗賊の一人が殺された後、すぐに他の盗賊達が洞窟からでてきた


「うるせぇーな、どうした...っておい!なんだこれは!?」


「ひぃー!なんだこいつ、見たことねーぞ!」


「おい逃げようぜ、こんなやつに勝てるワケがねー」


「うるせぇー!こいつはいい獲物だ、殺して親分のところにもっていくぞ、いい土産ができそうだぜ」


フェルヴォルカを見て殺す気満々のあいつの頭は大丈夫かとも思ったが、案外、なんか勝機でもあるのかもとも思い鑑定してみる


名前 ブルド 30歳

レベル 24

種族 人族(男)

HP 680/680

MP 120/120

筋力 102

防御力 80

素早さ 57

魔力 20

魔法防御 76

〈ユニークスキル〉


〈スキル〉

・斧術level4・生活魔法

〈称号〉


うん、確実に負けるな。HPとか筋力は俺より上でも、他が俺より低いとか...てかあの見た目で三十路かい。


「てっきり、40代くらいかと思ったわ、なんかゴメン...」


なんとなく、謝ってしまった。そんなことより、あのバカだ。まー盗賊だから殺されてもいいか。フェルヴォルカは首を激しく振っている。


「今だ!くらいやがれ!!」


それを好機だと思ったのか、勢いよくフェルヴォルカにむかって手に持っている斧を上から降り下ろした。


「バキーーン!」


降り下ろされた斧が、上空に吹き飛ばされ、頭の部分が真っ二つになった。フェルヴォルカの位置は変わらず、右腕を少しあげているだけだ。その目の前に何が起きたのか理解していない盗賊が一人立っている状態


「な、なにがおこ...」


言葉が途中で途切れ、頭と胴体が切り離れる。最初に殺られた盗賊と同じだ。

それを見た二人の盗賊は一目散に洞窟に向かって逃げていく

だがそれを、フェルヴォルカが逃がす訳もなく、異様な速さで盗賊たちの命を食らっていく


「俺も逃げてたら、ああなってたのか...」


俺の目の前は、赤い海の上に一匹の獣が立っている光景。このまま隠れていても、いずれあの赤い海の一部になりそうで怖い


「落ち着け、落ち着くんだ。俺は鈴木拓馬...

この世界に転移してきた18歳だ。今俺が出来ることはなんだ」


自分に言い聞かせるようにして、今の状況の打開策を狙う。そしてその方法を考える


「一つはこのまま、隠れ続けて、あいつが離れるのを待つ。もう一つは、あいつをぶっ殺ころすこと」


一つ目の方法は、あいつが長時間ここに居すわれば、夜になる。夜になると、魔物が増えて危険だ。これは門番のおっちゃんが教えてくれた。もし、魔物と遭遇して戦闘を行ったら、その音に気付いて襲ってくるだろう。

他のやつと一緒に相手なんて、勝機なんてあるわけがない。


「やるしかないのか...」


でも、まだ少し時間はある。俺は自分のステータスを確認する


「俺が使える魔法は火魔法と雷魔法だけだ。それにやつには火魔法が効かないから、必然的に雷魔法で戦うことになるな」


自分と相手のステータスを比べ、勝つ方法を考える。考えている間も、やつは、首を激しく振りながらその場を離れようとはしない。


「そういえば、盗賊と戦闘する前も同じことしてたな」


首を振る行為が気になり、やつの首辺りを注意深く観察する。なにか首輪みたいなものがついており、それは薄気味悪い輝きを放っている。


「あれが、あいつに呪いの効果を与えているのかもな」


だとしたら、あの首輪の効果はとても強力なものだろう、あんな化け物を苦しめるのだ、あれを人間にしたらどうなるのか想像できない。あれをしていても盗賊4人を瞬殺できるんだから、本物の化け物だな


「でも、今しかない」


あの首輪で苦しんでいる時が最大のチャンスだろう。もしタイミングを間違えたら確実に死ぬだろうな。俺はもう一度、あの言葉を思いだす


「魔法はイメージ...」


意識を集中する。使うのは雷魔法の電光石火だ。体に雷を纏わせるようなイメージで魔法を発動した


「電光石火!!」


頭の中で叫び発動させる。すると、ビリビリと鳴る雷が体を包み込む。どこかのアニメで見たような気がするが気にしないようにしよう。うん、イメージ通りイメージ通り


「よし、成功した...ってヤベ!」


電光石火が成功し喜んでいたが、フェルヴォルカがこちらを見ていることに気がついた。

発動時になった音できずかれたのだろう


「まー初めて使ったし、音が鳴るなんて聞いてないし...ドンマイ俺」


自分を慰めてから全力で走る。片足を前にだし、おもいっきり地面を蹴る。


「フォオーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


自分でも何処からでたのか分からない変な声で叫びながら、物凄い速さで走る


「いくぜ!」


「グルルルルルルルル!!」


向かうは盗賊達がいた洞窟だ。その前にフェルヴォルカが立ち塞がっている。魔法が成功して安心したからか、体が軽い。

俺は段々フェルヴォルカに接近していく。フェルヴォルカは30メートルくらい近づいた時、俺目掛けて飛び掛かってきた。それを俺はフェルヴォルカの股の下にスライディングをして、攻撃を回避した


「あと少し」


フェルヴォルカの攻撃の回避に成功した俺はすぐに洞窟に向かう。だがフェルヴォルカはすぐに体勢を整えて俺との距離を一瞬で縮めてくる


「だろうと思ったよ」


俺はフェルヴォルカが簡単に通す訳がないことを予感していた。いや分かっていた。だからこそ慌てることなく次の行動に移す


「くらえ!!」


俺はアイテムボックスから大量の木の実を放出した。


「グァ?!」


フェルヴォルカは、あまりの出来事に驚いている。それはそうだろう、何もない所から木の実がいきなり現れるのだから、驚くのも無理はない。その木の実は昨日俺が採取したコリンの実だ。コリンの実は壁のようにフェルヴォルカの前に立ち塞がる。フェルヴォルカは止まることが出来ずに衝突した。


「グァァァァァァァ!!!!」


コリンの実はフェルヴォルカの衝突でグシャリと潰れ果汁が中から噴出した


「今だ!!」


俺は電光石火を維持したまま、フェルヴォルカにライトニングストームを発動した


【スキル・並列思考を取得しました】


俺はすぐに鑑定を発動した


名前 フェルヴォルカ(呪)

レベル 1254

種族 幻獣

HP 17/185321

MP0 /325497

筋力 2475

防御力 1986

素早さ 3754

魔力 8541

魔法防御 1452

〈ユニークスキル〉

・幻想の霧

〈スキル〉

・火魔法level5・飛翔・全属性耐性level8・無詠唱・火魔法無効

〈称号〉

・幻の使い手・神に創造されし者


「クソ!レベルの差がありすぎる」


1ダメージしか与えられなかったのは悔しいが、あいつが痺れている内に、俺は洞窟に入ることに成功した


名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル 12

種族 人族(男)

HP 600/600

MP 720/720

筋力 80

防御力 76

素早さ 64

魔力 100

魔法防御 134

〈ユニークスキル〉

・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考

〈スキル〉

・火魔法level5・雷魔法level2・鑑定level6

・無詠唱・夜目・気配遮断level4

〈称号〉

・異世界人

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