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プロローグ
未来でも、過去でもない、
「今」という時。
この世界に似て、この世界ではない所で。
私達と似て、私達と違う人々と生き物が生きる世界。
そこがこの物語の舞台である。
しかし、物語といっても、話は一つではない。
今から私が語るのはほんの一部にしかすぎないのだから。
何故なら、それぞれの物語に
「終わり」という言葉が存在せず、時間のように流れては続いているからだ。
その世界で生きる人々が紡ぐ様々な物語は、悲しい話から笑える話、ありきたりな話から非常識な話と様々。
そんな数多くある物語の中から、とある四人組の話をしよう。
彼等は旅をしていた。
ただ……、目的が無かった。




