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第28回路 グッドニュース

通常の会話は「」魔法での会話は〈〉

みんなで声を合わせる時は〈「」〉となっております。

【ダイニングバーミラノス】

仕事終わりのミポポと

ダイニングバーで合流した。

〈ミポポ、お疲れ様ー〉

「お疲れ様です!

最近は富裕層中心にリフォームして壁紙を変えるっていうのが主流になって来て、製造してくれるところを探したり、技術を教えたりでバタバタしてるよ。それでも下が育って来てるから未来は明るいよ!」

ミズキは拍手しながら言う

〈羨ましいな!こっちの世界に来て、向こうの世界の技術を広めていくって生きがい感じるよね!〉

「適当に頼んでおいたから、好きなものどうぞ!飲み物は何にする?」

「ビール!」

「ビール1つお願いします!」

近くにいた店員に伝えた。

「はーい!」

ミポポは目を輝かせている

「うわー、タンドリーチキンだ!大好きなんだよね!」

「お待たせしました!ビールです!」

「ありがとう!じゃ乾杯しよっ」

ミズキはナッツを上手にくり抜いて、そこにビールをいれた

〈「カンパーイ」〉

上手い!こっちのビールは少し苦味は強いがいける!

〈今日はミポポにグッドニュースが3つあります!〉

「えっ、なになに?すごくない?」

「1つ目ー

こちらになります!」

木の化粧箱を取り出した

〈開けてみて!〉

ミズキはミポポの反応を楽しみにしている

パカッ

「うげーー

めちゃめちゃ上品!こんなの私に似合うのかな?」

〈つけてみてよー〉

早く見たいとミズキは急かす

長い黒髪にオーバルの魔石と金色の繊細な装飾がすごく合っていた

〈すごくいいよ!似合ってる〉

「ほんとだ!すごくよく似合うよ!」

「なんかありがとう!エーンエーン…」

泣き出してしまった。白いリスは頭をヨシヨシしてあげている

「きっと今後役に立つと思う。なんか色々巻き込んじゃって…」

「そんなこと…ヒック…ないよ。こっちに来て2人に会うまで…ヒック…すごく寂しくて…」

〈もう…ひとり…じゃ…ないよ…〉

ミズキも泣いていた

「私…まだまだ頑張るね!2人と一緒に…いろんなことに挑戦したい、していくから!」

強い意志を感じる

〈まだまだ1つ目だよ!次に行っていい?〉

声にならずに首を縦に2回振った

「今度はこちらです!」

鞘に入った紺色の刀を渡した

「えげーーー

ご、これは?」

「ゴメルさんがネットワークを使って手に入れてくれたんだ!

実はみんな使い方がわからなくて困っていたみたいだよ」

手に持つと立ち上がって鞘を抜いた

周りのお客さんが一斉に立ち上がってざわつき

とんでもない空気に!

店員も駆け寄ってきた

「大丈夫ですから、とりあえず落ち着きましょう…」

やばいことになった

「ミポポ、ここで刀を抜くのはまずい…」

ミポポは我に返って

「あっ、あっ…ごめんなさい、ごめんなさい!」

刀を鞘に収めた。

フーー

とりあえずこの場をしのいだ

「すごくいい刀だよ、しっくりくる」

〈良かった!なんか要望があったらゴメルさんに伝えてカスタムしてもらえるみたいだよ!〉

「うん、ありがとう!とりあえず何か切りたい!」

「あ、うん…今度、今度ね」

〈じゃあ、今度3つ目は私から報告してもいい?〉

ミズキは早く言いたげだ

「どうぞ!」

2人はミズキのほうを見た

〈それでは3つ目、発表いたします。ドラムロール!〉

俺が指さされたので、両手で

ダダダダ…ダン

〈3人で住むところが決まりました!〉

「えーーー」

「リビングは広めでみんなで過ごせて、それぞれに部屋があるところ!お風呂もあります!」

「サイコーじゃない!!」

〈明日から住めるけど、ミポポは自分のタイミングで好きな時に来てね!鍵渡すから!〉

「至れり尽くせりで本当に申し訳なくて…」

「俺たちもずっと宿屋で暮らしてたから、自分たちの住む場所を決めたくて。でも、だったらミポポも同じ気持ちだろうってことで…

ごめんね、逆に。勝手に決めちゃったから…」

「全然全然!本当にありがとう!」

「それでは、グラスを持って!

これからの俺たちの未来にー

カンパーイ!」

R7.8.20 加筆

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