第20回路 デスロックダンジョン攻略1
通常の会話は「」魔法での会話は〈〉
みんなで声を合わせる時は〈「」〉となっております。
3人は装備を整えデスロックダンジョンに向かった
入り口では警護兵が出てくるアンデッドたちを
街に向かわせないように食い止めていた
「キリがないな」
どうやら寝ずの番を引き受けて交代で休んでいるらしい
我々を見るなり
「冒険者さんか?調査依頼よく引き受けてくれた
が…2人で大丈夫なのか?魔物自体は強くはないが
数で圧倒される。今までココには入ったことはあるか?」
「いいえ、初めてです。」
正直に答えた
「最下層地下5階までは各所に明かりが灯されているから
松明は必要ないと思う」
「そうなんですね?」
ダンジョンと聞いて手に持っていた松明を慌てて隠した
「まぁ、とにかく気をつけろよ」
「ありがとう。」
そう伝えて中へと向かっていく
【デスロックダンジョン地下1階】
どうやら外に出ようとするアンデッドに出くわすがそれほどの数ではない。時折交えてオオコウモリが奇襲をかけてくるが襲いかかる時に声を出してくれるから、それほどの奇襲にはなっていない
「さすがの太刀捌きだな。魔力が温存できて助かる」
ミポポは剣の刃を触りながら
「ゴメルさんが言っていたから気にはしてるんだけど
今のところ刃こぼれも無さそうだね。」
〈それはミポポの使い方、剣捌きが上手いからよ、きっと〉
「そうだな、なんでもそうだけど扱いが悪いと壊れたりするもんだしな」
〈女の子の扱いもね〉
「それは十分に心得ているつもりでございます。」
2人の顔色を伺いながら答えた
ダンジョン攻略は順調に進んでいった
【デスロックダンジョン地下2階】
少しカビ臭さが増すがそれほど気にならない
ソンビ系だったのがガイコツ剣士みたいなのが出てくるようになった。
1体1体はミポポと交代で蹴散らすのだか
3体以上の群れになると
ミズキの手も借りざるを得ない
「魔力は温存したいけど、体力を削られるのは困る。
ミズキ、行けるか?」
〈はーい!〉
赤い魔法陣からファイアーボールを繰り出す
今のミズキなら軽めの魔法でこの程度の魔物は一撃だ
【デスロックダンジョン地下3階】
大ネズミの階だ
大きな体の割にすばしっこくてめんどくさい
どちらかに気を向かわせて背後から狙う
これが一番理想的だ
ただそんな上手くいくわけでもない
目は退化している分、聴力が進化している
オトリに集中させないと背後の攻撃に気づかれてしまう。
3人の連携でなんとか撃退し、このフロアも攻略出来そうだ
「半分まで来たな、少し休もう。今のところこれといって何か気になることもないけど魔物は確かに多い気がする。」
〈噂によると魔物もほとんど出ないって聞いていたからね〉
「下に降りるにつれて魔物は強くなっているから気を引き締めていかないとだな。これまで通り、ミズキ温存作戦で行こう」
「りょーかい!」
【デスロックダンジョン地下4階】
ガイコツ剣士に大ネズミが群れをなして出てくることが多くなっている
「大ネズミ3体!コイツは厄介だな。闇雲に魔法を打っても当たらないとただの魔力消費だ。ん?そうか!
ミズキはミポポのフォローに入ってくれ!
1人オトリで1人がとどめを指す、さっきのやり方で!」
〈「わかった!」〉
大ネズミを射程範囲に追い詰めた
左手のスパイラルインパクトのレバーを引いた後
右手でガントリックを構える
「よしっ!」
右手のトリガーを引き大ネズミに命中!動きを止めた
すかさず左手のトリガーを引く
オレンジの魔法陣が宙に描かれて魔法が発動される
「エアースラッシュ!」
体は真っ二つに、その後消えてゆく
残り2体がミポポに対峙して苦戦を強いられている
「お前はこっちだ!」
1体を引き受けたことで2人は上手く捌き仕留めた
こちらは先程と同じようにガントリックで動きを止め、スパイラルインパクトのトリガーを引く
左腕の紋章は緑に輝く
「エアースラッシュ!」
とどめ刺し
「ご安全に!」
右手の親指を立てた
【デスロックダンジョン地下5階】
いよいよ最下層
それほど4階と雰囲気は変わらない
広間にたどり着いたが異変に気づく
「おそらくココが最後の部屋だよな。」
部屋の角に地上への転送装置が設置されている
「この崩れてできた穴の向こう、真っ暗な道が続いてる!」
「たぶん最近までここは開いてなかったんだろう。
行こう、この先に答えはある!」
松明を炊いて先に進んだ
真っ直ぐに続く道を少し進むと下へと続く階段が現れた
「準備はいい?」
〈「もちろん!」〉
R7.8.20 加筆




